五花肉と窓花 | お隣アジアで立ち噺

お隣アジアで立ち噺

ないしょの台湾、ないしょの香港、ないしょの中国、ないしょのソウル


ブログではちょいかっこつけているため


かなり中国語が出来ていると思われている(メールを頂戴したりします。恐縮です)。


ところが全然そんなことなくて


『???』ってこともたくさん、たくさん。



先日、韓国のテレビ番組の中国語字幕を見ていたとき出てきた


『五花肉』文字。


焼肉屋さんの場面だったんでね、わかってしまえば


「あ~!!!へ~~~」って感じだったけど


『サムギョプサル』のことでした。


『赤身と脂身が混じった豚肉』のことなんだって~。


日本語だと三枚肉でしょ、確か。三と五の違いはなんだ???



中国語で使う『五』の存在って何だか不思議なんだよね。


金物(雑貨に近い感じの)を『五金』っていうのも


前から気になっていて、町でちょくちょく見かける『五金行(金物屋さん)』に


興味津津になります(佇まいもいいからね~)。



数字の『五』とは関係なく使われたりする?


『五官(顔立ち)』や『五彩(色取り取り)』や『五短身材(小柄な人)』のように


本を正せば数字の『五』につながるのかな?サムギョプサルや金物も。



中国語って(言葉って)面白いね。


幾つになっても、まだまだ勉強中です。



-------------------------------------------------------



11月に福岡に行ったとき、『ジブリ展』をちょうどやっていたので


福岡アジア美術館 へ行きました。


大混雑のジブリ展と併設して『窓花展』をやってまして


ジブリ展同様に楽しく拝見してきました。


(ひとまずジブリ展は置いといて)


窓花とは、ヤオトンの窓に貼られる小さな切り絵のこと。


ヤオトン=中国の黄土高原の土の家。


穢れない美しさを放つ窓花とヤオトンで暮らす人人の写真など


とても好奇心を揺さぶられて、和紙付きの本を買ってきました。



お隣アジアで立ち噺-20131207



本の中にも笑顔、生活、愛。


窓花のことだけでなく、ヤオトンで暮らす人人の日常がいっぱいです。


「どの切り絵にチャレンジしよ~かなぁ~」って思ったり


「美味しそ~」って思ったり。いい本ですょ(*^ー^)ノ



ちなみに200回以上訪中しておりまして(全部仕事だけど・苦笑)


この切り絵の存在は知っていましたが


『窓花』という素敵な名だということは知りませんでした。


知った顔なんて汗顔でしかなんですよね(つくづく…)。



ジブリ展も窓花展もまだやっているみたいです。


お近くの方はぜひぜひ~。