The Goal~wanna be a star!~

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「人生の楽しみは目標を乗り越え、自分を成長させること」―そう考える私は、このブログで目標達成の軌跡を記録し、また、多くの志の高い同世代の仲間を作ることを目指します。

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「クリティカルチェーン なぜ、プロジェクトは予定通りに進まないのか?」 エリヤフ・ゴールドラット(2003年10月 ダイヤモンド社)


「ザ・ゴール」シリーズの総決算。
今回はプロジェクトマネジメントへの応用を中心に、会計や意思決定への応用も描かれている。
舞台はエグゼクティブMBAの授業。
物語が講義風になっているので、総決算としてはわかりやすい。


今回の問題は、プロジェクトを同時進行しているときには、
プロジェクトにおけるクリティカルパスに個別に制約条件を適用してもうまくいかないこと。
そこで、クリティカルチェーンというコンセプトで、複雑な問題も解決できることを示す。
基本のTOCコンセプトは変わらない。応用の仕方がしっかりしていればあらゆる問題に適用可能だ。


ついに「ザ・ゴール」シリーズの4作目を読みきった。
一作6時間くらいかかったとして約24時間のパワーを割いた。価値はある。
もうすでにTOC(制約条件の理論)信奉者だ。
早速、個人の目標設定に適用できるように考えてみた。
短時間で考えた割にはなかなかいい出来だと思う。
もっとブラッシュアップしてからお見せしたい。

どうも、KENです。
まだ私の目標についてお話をしていなかったので、
本日は私の目標に関して語ろうと思います。


それはズバリ、30歳までに起業することです。
そのためには、現在から3ステップで到達しようと思ってます。


ステップ①:現在の会社でビジネスの基本を習得。(~2006年度くらい)
ステップ②:外資戦略コンサルで企業経営手法を学ぶ。(~2008年度くらい)
ステップ③:海外MBA(スタンフォード希望)で人脈作りと経営スキルの総決算(~2010年度くらい)


各ステップのスパンはそれぞれ約2年で考えています。
私個人としては、20代はビジネスの基礎体力作りだと据えておりますので、起業年齢を30歳としているわけです。
現在、自分の仕事を通してビジネスの基本を学んでいる以外には、目標達成に向けて主に以下の3つのことをしています。


①読書:ビジネス書を中心として、多くの分野でのリテラシーを身に付けたり、思考のネタを吸収するためにしています。雑誌や新聞ももちろん読んでいます。転職前までに360冊読むのが目標です(2005年6月からのカウント。書評以外にもいろいろ読んでいます)。
②英語力:起業の際にはグローバルな展開も視野に入れたいし、MBAでは必須、外資転職の際にも有利なので、現在は毎週末に英会話教室に通っています。MBA取得前までにTOEFL630を考えており、転職前までにはTOEIC800くらいを考えています。
③仲間作り:同年代で、切磋琢磨でき、しかも多様性のある仲間が5人くらいできればと思ってます(密にコンタクトを取るという意味で)。現在はまだ一人で、定期的にあって起業の話をしています。ブログ作成の理由の一つもここの拡大です。拡大の方法として、社内(すでに何人か目処はついてますが多様性の点で不十分です、転職したら多様性は出ます)、ブログ、英会話教室など(あまり欲しいターゲットはいません)、各種勉強会(これから積極的に活用したいです)などです。


今の会社、部署には非常に満足していて、仕事も楽しいし待遇もいいのですが、ゴールを考えるとこのままではいけないので、日々、精進していきたいと思います。

「チェンジ・ザ・ルール! なぜ、出せるはずの利益が出ないのか」 エリヤフ・ゴールドラット(2002年10月 ダイヤモンド社)


ザ・ゴールシリーズ第3弾。今回は、前作、前々作とは別の登場人物などの設定。
TOCが既に世の中に広がっており、今回は主にプロジェクトマネジメントに適用する。


TOCのエッセンスがわかるだけでなく、今回は舞台がIT企業ということもあり、
IT投資の本質部分も描かれており、勉強になった。
TOC部分に関しては、サプライチェーンにも言及しており、
TOCの拡張可能性も示唆されていた。

「パワープレイ 気づかれずに相手を操る悪魔の心理術」 内藤誼人(2002年12月 ソフトバンクパブリッシング)


著者はマスコミでも活躍している実践家。
表題につられて読んだ。いかにもKEN好みのタイトルだ。


プレゼンテーション、会話など6つの場面で使える心理術が説明されている。
早速実践してパワープレイを内在化したい。


第4章に出てきた、わざとあいまいに説明することによってコンセプトを伝えやすくするデフォルメテクニックなどはすぐにでも使えそうだ。


この前、社内で教育工学の講演があった際に、この手法とまったく同じで、概念をわざと抽象化することによってわかりやすくなるということを言っていた。
心理学は他にも脳科学などとも関係があるので、非常に面白い。

「ザ・ゴール2 思考プロセス」 エリヤフ・ゴールドラット(2002年2月 ダイヤモンド社)


ザ・ゴールシリーズの2冊目。またもや5時間くらいかかった(1巻目より若干薄い)。
今回は、TOCを工場だけでなく、マーケティングをはじめとしてあらゆる問題解決に使える「思考プロセス」として紹介している。


「思考プロセス」は、
①現状問題構造ツリー
②対立解消図
③未来問題構造ツリー
④前提条件ツリー
⑤移行ツリー
のステップからなる。

実際の問題解決場面においては、現状問題構造ツリーだけ、対立解消図だけ、といった風に、一つのプロセスだけでも強力なツールとして使うことができる。


自分が読んでいて使えそうだと思った部分はたくさんあるが、
特に、現状問題構造ツリーと未来問題構造ツリーだ。
UME(Undesirable Effects:好ましくない結果)が現象として多数存在し、それらを因果関係で結んで図を作成し、本質的な問題を発見するという点と、実際に解決策を考案したら、もし実行した場合、どのような問題が起こるのかを把握する点の2点が手法としても、コンセプトとしても十分応用可能だと思う。


ストーリー面でも、ジムとブラントンという社外取締役がいい味を出していて楽しめた。

「起業バカ」 渡辺仁(2005年4月 光文社)


見出しは、「成功するのは1500人に1人。それでもあなたは起業しますか?」
日本では起業して成功することが極めて難しい。その理由は大きく3つある。
①起業する人間自体に十分な起業家としての資質や準備ができていないこと。
②起業家をサポートする十分な体制が整っていないこと。
③起業家の成功を邪魔をする存在。


まず、①の起業家の資質や準備の点としては、大企業のぬるま湯に長年つかっていた体質や、
起業ブームの中における無策での起業で失敗することが多いということ。
私も一応、大企業にいるのだが、年次を経るほどに安定感は出るのだが、リスクテイクのマインドやゼロから生み出す力は減退していっているように感じる。


次に、②の十分なサポート体制という面では、
教育体制としてもこれまで起業を教えるということもないし、支援組織が成熟していないということ。
フィンランドなどの北欧では英語、IT教育以外に起業家教育にも力をいれて、PISAでの復活などをした点は示唆に富む。


そして、③の邪魔をする存在としては、新規参入のプレーヤーに対する大企業などからの圧力や、
ある程度の成功をしたものへ、胡散臭い連中のワナ、そしてM&Aによる乗っ取りなど…があるらしい。
金のなる木に群がるハイエナは、どんな時代、どんな環境にも出現すると思う。


個人的には、十分なビジネスプランを考案し、優秀な人材を確保し、心強い支援者を見つければ解決できると思うので、それぞれ今から準備していき、成功率を1500分の1から高めていきたい。

「日本のお金持ち研究」 橘木俊詔・森剛志(日本経済新聞社 2005年3月)


日本の高額納税者の実態に関しての本。


著者の2人は京大での師弟関係らしい(京大出身ではないが。橘木は京都大学経済研究所教授)。
たしか、学歴かなんかの調査をこの橘木教授が昔していたように思う。こういうの好きなんだろう…


日本の金持ちは、企業家と眼科や整形外科の開業医だということだった。
一方で、弁護士は一部の成功者は除き、サラリーマンに毛が生えた程度の年収だった。
弁護士は給料面で見ると、資格の難易度の割には意外とコストパフォーマンスが低い。


また、日本の階層も徐々に顕在化しつつあることや、
累進課税などの税のことも書いており、税務の勉強にもなった。


起業で成功している人の話では、
学歴は重要ではなく、実行力が大事だということだった。


良いビジネスアイデアを持っていても、リスクテイクの覚悟がないと成功は生まれない。

私はどんどんリスクテイクしていって、くいのない人生を送りたい。

「ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か」 エリヤフ・ゴールドラット(2001年5月 ダイヤモンド社)


小説型のビジネス書。
小説に関しては速読のテクニックが使いにくい(慣れていない)ので、時間が予想外にかかった。
合計で6時間くらいか。
だが、内容が面白く、夢中になって読めた。


著書はイスラエルの物理学者。日本語版の出版は長い間見送られてきた。
理由は、部分最適に対して天才的な日本人に、この本で提唱している全体最適のコンセプトを広めてしまったら、
日本が強くなりすぎて貿易摩擦が起こるから、ということ。
昔の日本はそれほど恐れられていたんだなあ。


内容は、工場におけるTOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)についてが中心。
工場において、生産性を決定付ける工程をボトルネックといい、
ここのスループットを高めることが至上命題となる。
要は、全体最適のコンセプトを念頭に置いた上で、
日本人お得意のカイゼンをこなすことで会社の究極の目的である金儲けに近づけるということ。


この理論は、工場の生産性を上げるためにゴールドラット博士が考えたコンセプトだが、
マネジメントなどの分野にも応用できる、拡張可能なコンセプトだという。
理由は、カイゼンすべきポイントは表面的な事柄や物理的な事柄ではなくて、
もっと根本的な部分にあるポリシーだからだ。


連作のほかの3冊もこの夏休みを使って読みきりたい。

はじめまして。

編集者、現在23歳、社会人2年目のKENと申します。

現在は都心勤務です。


このブログを作った目的は2つあります。

①自身の目標や努力を記載し、常に目標達成を考えること。

②志の高い同士にめぐり合うこと。

です。


今日ははじめなのでテーマの説明をいたします。

・お知らせ…イベント情報や各種お知らせです。

・エッセイ…日々の考察や感じたことです。

・書評…テーマ別で、読んだ本の感想や考察です。

・短編小説…フィクション・ノンフィクション問わず、直接には記載しにくいことを小説にします。


最低でも週一回は更新しますので、皆様、何卒、よろしくお願いいたします。