フロイド"Money"メイウェザー、記者会見完全版② | Go↑kunの海外ボクシング記♪

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ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

さて…続きを書きますかな…。完全版ではありませんのでご容赦下さい(笑)

①から続けて読んだ方が良いのかな。パッキャオのことで熱くなったところで、
切れてしまったセンスのなさをお許し下さい。

どうぞ~:

Q
オルティスの後はパッキャオと戦いたいですか?実現に近付いていますか?

メイウェザー:
俺はもうこの件に関しては十分過ぎる程話をしてきただろ?もう話をする必要はないと思ってる。もしこの男が俺と戦いたかったら、もう実現しているはずだろ?皆も知ってるはずだ。俺はボクシングをずっと支配してきた。奴は1997年に何をしてた?1998年は?レブロン・ジェームスが高校でバスケをしていた時、誰もが将来のスーパースターを見ただろ?コービー・ブライアント、マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソンだってそうさ。

俺もそうだ。五輪から出てきたんだからね。シュガー・レイ・レナードもそう。アリもそうだ。25歳になって突然強くなる?有り得ないね。1晩で強くなるなんてことは有り得ないんだ。はっきり言って、俺はお金より自分の健康の方が大事だよ。

Q:
これは批判じゃありませんが、貴方は様々な問題を抱えていますね。裁判沙汰もあります。貴方のトレーナーも健康問題と裁判を抱えています。これらの問題を対処しながらどの様に試合に集中出来るんですか?とても難しいことだと思いますが…。

メイウェザー:
人生では色々なことが起こるんだ。ジェットコースターみたいだ。必ず障害物もある。それが人生ってものさ。上がったり下がったりね。でもアル・ヘイモンみたいな男が傍にいてくれて、強いチームがあれば誰も俺を止めることなんて出来ないよ。全ての出来事には理由があるしね。

ジョシー・ハリス(元彼女)の件だって、彼女は殴られて、踏まれて、ボコボコにされたって言っているんだけど、写真の1つだって出てこないだろ?皆も知っての通り、最高の、そして一番高い子供サポートが受けられるのはカリフォルニアだろ?彼女は何処に住んでると思う?カリフォルニアだぜ。

彼女と上手くいってる頃は、彼女はベガスに住んでいた。でも自分の欲しいものが手に入らなくなったら、カリフォルニアに行ったんだ。でも俺が欲しいものが手に入らないってことはあまりない。それが誰かを抑制することと、誰かを抱いてリラックスすることの違いさ。処方薬の影響なのか、マリファナかアルコールか。100%対話が出来る状態じゃなかったんだ。

俺の門番についても同じだよ。毎回、門のところに行くと奴らは俺をイライラさせる。門の中にまで追ってきてね。俺のゲスト達も悩ませる。俺はボクシングをやってるから、どうやったら痣が出来るか位は分かるよ。奴が"ぶっ飛ばしてやる"って言った瞬間に、突然奴の顔に赤い傷みたいのが出来たんだ。アホらしいだろ?

この会見を聞いてる人達は、こういう態度で試合や戦いに臨んでくれ。混乱が起きて、皆がワイルドになっている時こそ、俺は紳士的に振る舞う。全てが納まったら、俺は仕事に戻る。

Q:
それでは、貴方をはめようとしている人達がいたってことですね?

メイウェザー:
全てのことには理由がある。幾つかの状況を説明したけど、まだ現在も進行中だよ。もう1つ問題のある従業員もいたな。自分がドラッグディーラーだって言いまわってた奴だ。本当に多くの人達を騙して逃げ回ってる様な奴だよ。だから俺は奴に辞めてくれって伝えたら、問題が起きた。スケートをしていた時だったかな。彼が来て、家族でスケートをしているけど、ロールスロイスから発砲されたとか言ってきたんだ。俺の子供もいたんだよ。そういうことが起きてるんだ。

※…この辺り全く意味不明です…。ニュアンスも分からないす(爆)すみません。

Q:
様々なことにイライラしたりしませんか?試合の時はスッキリした気持ちで戦えるのですか?

メイウェザー:
リングに上がる時は何にも考えないよ。頭をクリアにしている。何にも集中しないでね。リングに上がる時のメンタリティは、なる様になるって感じさ。

Q:
オルティス戦は、ザブ・ジュダー戦以来となる、全盛期のサウスポーファイターですね。準備は出来ていますか?

メイウェザー:
今回のキャンプは過去最長だったよ。10歳も若くて、強くて、スピードのある相手だからね。しっかり準備はしているよ。

Q:
貴方の才能の1つは、対戦相手がやりたいことを取り除いてしまい、彼らが出来ることを制限してしまうことだと思うのですが…。

メイウェザー:
貴方はボクシングのエキスパートだね。

Q:
そう呼ばれるとまずいかも知れませんが…長年貴方の試合を観てきて感じていることです。対戦相手にとっては、本当にイライラする試合になると思います。貴方の観点では、試合のどの辺りで、支配出来ているとか感じるものなのですか?

メイウェザー:
モズリー戦では、1Rにクリンチした時、直観で勝てると思ったんだ。俺の方が強く感じたしね。左腕だけで彼をコントロール出来たし、良いパンチをもらった場面があったけど、絶対に勝てるとメンタル的に思っていたよ。どれだけ強い長所があっても使わなければ意味がない。正にそれを取り除いていく様にするよ。そして対戦相手を徐々に崩していくことを、信じることが大事なんだ。KO出来る機会があれば、するだけだしね。

今回の試合、オルティスはKOを狙ってくるだろう。俺だって狙ってる。だから判定までは行かないと思うよ。保障するよ。

Q:
KOを狙うのですか?いつもよりアグレッシブに出るつもりですか?

メイウェザー:
その通りだ。最初からアグレッシブに行く。モズリー戦もそうだったんだけどね。強い右をもらって、クリンチをしたけど、その後もずっと出続けた。だから今回も出るよ。

Q:
オルティスの方が大きいと思いますが、ウェルター級では貴方の方が経験豊富ですよね。130ポンドや135ポンドと比べてもウェルター級の147が一番良いですか?

メイウェザー:
多くの連中は規律がなってないんだ。水をたくさん飲んで、飯をたくさん食べて、体重を増やしたりするのは、格好良くないよね。ファイターとして責任と規律を持ってないんだろう。俺は自分をしっかり管理している。

多分試合まで10日程だけど、オルティスは157~160位あるだろうね。俺は147~148だよ。今すぐにでも12R問題なく出来る。デラ・ホーヤ戦でも、試合前日は150ポンドだったけど、試合の日は148ポンドだったんだぜ。奴は168位あったけどな。だから俺にとってウェイトは問題にならない。スキルが重要なんだよ。

Q:
147の方が良いですか?

メイウェザー:
そうだね、その質問に答えてなかった、ごめんよ。

Q:
147の方がライト級の時より良いファイターだと思いますか?

メイウェザー:
147の方が調子は良いよ。ハードワークをして、好きなものを食べられるからね。もしある日、俺のシェフが飯を作ってくれなかったら、娘と一緒にピザを食べに行くことだって出来る。多くのファイターは食べ物を気にし過ぎだね。好きなものを食べることと、俺のスキルは関係ない。だから147の方が調子が良いし、良いファイターだと思う。

Q:
サウスポーとの対戦経験は少ないですよね?デマーカス・コーリーと少し苦戦をしたザブ・ジュダー。オルティスはパワーのあるサウスポーですが。

メイウェザー:
モズリーはオーソドックスだけど良いパンチを喰らったし、あまり気にしてはいないよ。デマーカス"Chop Chop"コーリーは俺と戦った時は本当に強いファイターだった。今は違うけどね。ザブもそうだね。良いパンチをもらったよ。でも結局、俺は全てを乗り越えてトップにいるんだけどね。

Q:
ではサウスポーに苦手意識は特にないと?

メイウェザー:
全くないね。凄く良い練習が出来てるからね。セシュー・パウウェル、カシーム・オウマ、ディアンドレ・ラティモア達とハードなスパーリングをしている。1日、10時間~12時間はボクシング漬けだよ。

Q:
フロイド・メイウェザーに勝つにはどの様なアドバイスを与えますか?

メイウェザー:
それは良い質問だね。分からないよ。階級によって違うメイウェザーがいるしね。

Q:
今のメイウェザーには?

メイウェザー:
分からないよ。良い質問だなぁ。

Q:
ご自分では無敵だと思いますか?

メイウェザー:
誰でも、試合では何だって起きる可能性はあるよ。常に最高の準備をしようとは思っているけどね。いつも祈っているし。自分に出来ることは、最高を祈ってポジティブでい続けることだ。誰かにネガティブなことを言われたら、ポジティブに変更しようと思っている。俺は全てのファイターをリスペクトしているけど、これは戦いだ。俺は仕事をするだけだ。そして俺の仕事は最高の状態じゃないと出来ないんだ。

Q:
貴方は何度か英国に移住することを話していましたね。でもドルからポンドに換金すると、アメリカ程お金持ちになれないとも言ってましたね。

メイウェザー:
数億ドルあれば、向こうでも問題ないんじゃないかな。

Q:
リッキー・ハットンが正式に引退を発表しましたけど、何か思いはありますか?

メイウェザー:
ハットン、真のウォリアーで真の王者だよ。尊敬している。素晴らしい試合が出来たと思うしね。今後の彼の活躍が最高のものになる様に祈っているし、彼の家族にも幸運を祈っている。彼にも祈って欲しいね。いつか殿堂入り出来るかも知れないしね。

Q:
フレディ・ローチは、パッキャオでもカーンでも貴方に勝てると言っておりますが。

メイウェザー:
前にも言っているけど、カーンは、俺が思うボクシングの将来、ジェシー・バルガスと先ずは戦うべきだ。そうしたら俺がやってやる。ザブ・ジュダーとは、俺は6年前に戦ってるんだぜ。若くてハングリーで最強のジュダーとね。ザブは年老いたよ。カーンにはバルガスと是非戦って欲しい。ジェシー・バルガスに勝てれば、フロイド・メイウェザー戦があるよ。

マニー・パッキャオに関してはさっき話した通りさ。最高なら、テストを受けろよってこと。

Q:
世界中でどの女性でも手に入るとしたら、誰を選びますか?

メイウェザー:
俺にはもう最高の女がいるぜ。

Q:
Ms.ジャクソンはリングガールになりますか?

メイウェザー:
ならないよ。彼女の指にはリングがあるけどね。

Q:
今回の試合に向けては本当にハードな練習を、いつもの2倍もハードな練習をしていると伺ってます。16年のキャリアがあるわけですが、難しくなってますか?

メイウェザー:
レナードが言ったんだよ。今回はキャンプをだいぶ早く始めたからかな。レナードが俺達のキャンプを観て言った言葉だよ。

Q:
分かりました。練習で辛いことはありますか?

メイウェザー:
いつもジムに行かなくちゃって思ってるんだ。大体、俺がいつも1番遅い到着だけどね。でも着いたら、俺はとことんやるよ。昨日もそうだった。昨日は記者の皆も来てし、レナードも来てたね。レナードの誕生日でもあったし、レナード、誕生日おめでとう。だから彼には早く帰ってもらったんだ。その後、ジムで1人でいた時に、全てはここから始まったんだな、ここでサンドバッグを叩いて、スーパースターになることを夢見てって考えてた。神に感謝しながらね。

近所の人達からはいつも俺が史上最高のボクサーになるって言われてた。若い頃は、聞き流していたけど、本当にそうなってくると、皆に感謝したい気持ちが増えてくるよね。

Q:
オルティス戦はこれまでと何か違いますか?彼は大きいですが。

メイウェザー:
奴はそんなに大きいファイターじゃないよ。でも24/7でデラ・ホーヤのアドバイスを聞いてるシーンには驚いたね。派手なファッションで、ドラッグをやって、酒飲みで、神みたいに振る舞って女遊びをしている奴のアドバイスをね。そして俺のことは好きじゃなかったとか、ファンじゃなかったとかってね。でもフロイド・メイウェザーをリスペクトしない奴なんてこの世にいるのか?メイウェザーが成し遂げてきたことを知ってるのか?本当、こいつは色々な感情を抱かせてくれるよ。

オルティスは嘘つきだね。もっと正直になれって。ファイトマネーに関して怒っている様だけど、メイウェザーと戦えていつもより遥かに大きな金額をもらえる。俺みたいに16年間のハードワーク、信念、祈り、そして良いチームがいれば、俺の位置まで来れるよ。

24/7で気に入らなかったのは、特にオスカー・デラ・ホーヤだよ。自分と契約しているファイターを悪く言ってただろ?ハットンは小さかったとか、マルケスは小さかったとか、モズリーは年老いていたとか。

自分のチームのファイターを持ち上げるべきだろう。ボクシングは死んでなんかいないけど、こういういとんでもないことをやらかして、言う奴らがいるから、ダメになって行くのさ。前にも言ったけど、リチャード・シェーファーの仕事ぶりには頭が下がる。だから実際にはゴールデンボーイプロモーションなんかじゃなくて、リチャード・シェーファープロモーションなんだよ。

Q:
オルティス戦は簡単な試合ですか?それともこれまででも難しい試合になりますか?

メイウェザー:
分からないね。でもタフな試合になると思う。彼はタフだし強い。身体もでかい。でもどっちのスキルが上?どっちがよりボクシングに捧げてる?どっちがハードに練習してる?オルティスはきっと最高のコンディションで凄い戦いを挑んでくると信じている。俺はいつも通りのことをするだけだ。

俺はファンに良いパフォーマンスを見せたいだけだ。リチャード・シェーファー、アル・ヘイモン、レナード・エラルベ、俺のチーム、ケリー・スワンソン、HBO、皆の努力で素晴らしいプロモーションが出来たわけだしね。9月17日はきっと素晴らしい日になる。そしてベストが勝つだろう。

Q:
オルティスには、ベルト戦で見せた様な強い気持ちが必要ですよね?

メイウェザー:
分からないね。オルティスは強いチームを持ってるし、彼はリチャード・シェーファーのお蔭で王者になれたんだ。シェーファーは諦めない様にオルティスに話をして、少しずつ良い試合を組んでね。だからシェーファーのお蔭なんだよ。

Q:
前回、アメリカでメキシコの特別な日に戦ったと言えば、メイウェザーvsデラ・ホーヤでしたね。貴方は緑、白、赤を着ていましたね。今回は?

メイウェザー:
これはボクシングなんだ。でもエンターテイメントを持ち込むのも好きだ。俺は対戦相手に対して、個人的な感情を持つタイプじゃないよ。色々言うのはトラッシュトーキングってやつだ。

これはエンターテイメントなんだ。楽しくなくちゃね。24/7だってそうさ。テレビを見てくれるのに、俺が画面の中でただ座って何も喋らなかったら、面白くないだろ?俺はメディア、ファン、ボクシングファン以外の人達にも楽しんで欲しいと思っている。

Q:
今回メキシコの独立記念の週末に試合はありますが、何かコメントはありますか?

メイウェザー:
これ位の規模の試合になれば、戦うファイターは2人とも勝者なんだよ。良いパフォーマンスを見せたり、過去最高のファイトマネーを貰える時点でね。オルティスにとっても過去最高のお金を貰えるし、新しいファンも増えるだろうし、今までとはまるで違ったスポットライトを浴びれるんだ。俺のファンにとっても嬉しいだろう。メキシカンのファンが応援してくれると良いね。

俺達の試合だけじゃなくて、モラレス、カネロ、ジェシー・バルガスも出る。興業そのものがエンターテイニングだよ。メキシカンだけのことじゃなくって、この興業は素晴らしい。最高のショーになるよ。

Q:
キャリアの今のタイミングで、1年半振りの復帰戦を、オルティスの様な若くて強いファイターとやることの意味はなんですか?全盛期のファイターと試合をしないという批判も少なからずありますが。

メイウェザー:
モズリー戦は彼も30代、俺も30代、デラ・ホーヤ戦も同じ。ハットン戦は俺が30代で彼が20代後半。だからそんな批判はされる覚えはないよ。俺と戦うと将来殿堂入りの選手も皆、普通の選手に見えてしまうし、俺はKOファイターじゃないから言われるんだろうね。ロッキーみたいに顔面に痣を作ってカメラに向かって吠えたりもしない。目が腫れ上がることが、最高ってわけじゃないからね。

このスポーツにとっては、どれだけ打たれずに勝ち続けて、家族を養い、尊敬される男であり、赤、白、青を代表して戦うということが重要なんだ。俺はそうありたい。

Q:
貴方と戦った敗れてきたファイター達はメンタル的に回復出来なくなると仰いましたが、オルティスはどうでしょう?彼は敗れてもまだ将来があると思いますか?

メイウェザー:
そうだと良いね。幸運を祈るしかないよ。俺みたいな男と戦うのは大変なんだ。勿論、これほどの規模の戦いにはるといつも違うしね。15,000人も超満員のファンだしね。いつもなら、ホテルの部屋を出て、サインの数枚でも書きながら試合会場に来るんだろうけど、今回は違うよ。

本当に大変な心労になる。そういえばオルティスは記者会見であまり態度が良くなかったらしいね。彼に代わって俺に謝らせてくれ。彼は若いし、ここまでの経験がないんだ。俺の方が年上だし、経験がある。このレベルになると全てが違うんだよ。9月17日、どうなるか楽しみにしててくれ。

スワンソン:
OK、ありがとう。フロイド、ジムへ行く前に最後のコメントを。

メイウェザー:
皆、ありがとう。昨日もジムに来てくれてありがとう。俺だけじゃなくて、俺の子供達も、チームも全員が感謝している。リチャード、最高の仕事をありがとう、レナード、今後も宜しく頼むよ。ケリー、貴方はスウィートハートだよ。上手くいかないこともあるけど、GBPのスタッフにも感謝している。記者の皆にもね。ありがとう。

以上

ふぅ…疲れた…。メイウェザーさん、質問に答えないっすね(爆)
何言ってるか分からないし…。あぁ、疲れた。

チャオ~♪♪