HBOのUnofficial judgeと言えばハロルド・レダーマン! | Go↑kunの海外ボクシング記♪

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ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

こんばんは。

いつも皆様、コメント感謝申し上げます。
返すぞ~!絶対返すんだ!それが楽しくてやってたのに…サボり気味ですみません。

さてアメリカのボクシング中継といえば、HBOがやっぱりNo.1ですかね。
最近はSHOWTIMEも本当に多く放映してくれている様ですが、
ビッグマッチは殆どがHBOでの放映!
少し前に書いた、コメンテーター、ラリー・マーチャントさん、
そして実況のジム・ランプレーさんの名コンビはあまりに有名ですよねぇ^^
これがその時の記事です。

http://ameblo.jp/go7go14/entry-10724647178.html

しかし1人忘れてました…。HBOのボクシング番組で毎ラウンド、採点が出ますよね。
あの採点を付けている、ハロルド・レダーマンさん!!
結構、オフィシャルスコアと違うこともありますが、1999年までずっと本物のジャッジとして
ご活躍。その後はHBOのアンオフィシャルジャッジとして番組には欠かせない存在ですね^^
1940年生まれの70歳だそうです。皆さん、本当元気だなぁ…!

ハロルド・レダーマンさん
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試合開始の直前、必ず行われるやり取りが…

ジム・ランプレーさん:
『・・・and now, the rules with our unofficial ringside scorer, Harold Lederman!』

ハロルド・レダーマンさん:
『Ok, Jim・・・』

Youtubeでオープニングを探していたら、『Ok, Jim』特集がありました(爆)
こんなん作る人がいるんですなぁ…。
【Ok, Jim...】


3R、6R、9R、試合終了直後には、このレダーマンさんの見解やスコアを、
ランプレーさんがレダーマンさんに聞くことも多いですよねぇ^^

そこでのレダーマンさんの言い出しは:

『I gotta tell ya・・・』

まさかと思ったら『I gotta tell ya』特集がありました(爆)
【I gotta tell ya...】


面白すぎる(爆)まぁともかくですね、この方がパッキャオについて語っているので、
それをどうぞ~。

ハロルド・レダーマン:

■ パッキャオvsモズリーについて
『マニー・パッキャオの次の相手はモズリーだって?マニー・パッキャオが殺してしまうのではないか。分からないけどね。"シュガー"シェーン・モズリーは若くないし、パッキャオは本当に強いからね。現実的に考えてマニー・パッキャオが議員としての仕事に追われて練習が出来ない環境にでもならない限り、クロッティやマルガリートの様に"シュガー"シェーンは打ちのめされてしまうのではないかな。マニーは今が正に絶頂期だ。シェーン・モズリーにとっては、とってもとっても難しい試合になるはずさ。』

■ パッキャオの上達について
『マニー・パッキャオは素晴らしい。彼はスピードがあってサウスポーでパンチが何処から出てくるか分からない。彼のパンチはあらゆる場所と角度から放たれて、打ち返した時にはもうそこにいない。言いたいこと、それはパッキャオが毎試合上達しているということだ。キャンプで調子が悪かったとか、マルガリートの方が大きく強いとか、試合内容を観れば、まるでジョークの様だったね。』

■ パッキャオvsマルガリートのレフェリング
『レフェリーの仕事は最悪だった。ロレンス・コールは9Rで試合をストップするべきだった。コールはレフェリーの仕事が選手の命を守ることだって分かっているはずだけど、打たれ続けたら、死に至ることだってあるんだから。もしマルガリートが、病院に行って、脳の手術を受ける…なんてことになったら、悲劇だし、ボクシング界にとっても最悪のニュースだろう?一般の人達に対してのボクシングのイメージが悪くなるからね。マルガリートの様に根性があって諦めない男だからこそ、止めてあげなければ、悲劇に繋がるんだよ。マルガリートの脳にダメージがなかったと聞いて本当に神に感謝した。かなりの多くを頭に被弾していたから。』

■ シェーン・モズリーのGBP契約問題
『シェーンとGBPの件について、私は何も知らないよ。契約があるとかないとかだろう?何と言ってよいか分からない。ナジーム・リチャードソンとシェーンが一緒に練習出来ると良いね。しっかりと準備をしてもらいたい。でも彼も既に39歳、下り坂であることは確かだ。私から見ると、シェーンはお金の為だけに戦うと感じるよ。』

■ シェーン・モズリーの全盛期について
『シェーンがもし全盛期だったら…パッキャオとの戦いはどんなに素晴らしいモノになっただろう。そうだったら話は別だよ。オスカー・デラ・ホーヤと戦った時、第一戦の頃のシェーンなら、147ポンド契約であれば歴史上誰と戦ったって良い戦いを見せれる。それは間違いない。フィリップ・ホリデーを倒した時のシェーンなら、パッキャオが相手だったとしても、凄い戦いになったはずさ。それは間違いないよ。』

■ パッキャオの体重増加について
『もう何と言って良いか分からないね。リッキー・ハットンをKOした時は本当に驚いた。勿論、デラ・ホーヤ戦の勝利もね。パッキャオは勝ち続けているだけじゃなくて、一戦一戦、進化しているんだ。クロッティ戦も凄かったし、マルガリート戦は信じられなかった。常にアクティブで、年間2、3試合を続けている。ファンもあの様な試合だったら毎回お金を払うってものさ。』

■ リング内外のパッキャオ
『試合後のマックス・ケラーマンやラリー・マーチャントの質問に答えられない時があるよね。何を言われているか全く分かっていない時もあるね(笑)とにかくマニーは面白い男だよ。24/7を観ていると分かるけど、地獄の様なトレーニングをして、凄まじいトレーニングをして調整している。持って生まれた才能も本当に凄いと思う。それが全て今のキャリアに繋がっているんだろう。後どれ位出来るかって?それは分からないな。』

■ 噂されるマルティネス戦…
『これ以上階級を上げないで欲しいと願っているよ。毎回自分より遥かに大きな連中と試合をしているんだからね。マルティネス戦は反対だ。ミドル級は必要ないよ。ウェルター級の相手で十分強いし大きいんだから。』

■ 驚くべき才能
『マニーはもの凄い相手と凄い試合をしても、それ程大きな傷もなくリングから出てくる。彼はフィリピンの議会の仕事で忙しくなって必ずボロが出ると思っていたよ。でもマルガリート戦を観てくれ。完全に打ちのめしてしまった。信じられないアスリート、驚異の才能…、彼がここまで凄くなるとは思わなかった。フロイドとの試合は絶対に観たい。フロイド・メイウェザーよ、後何が言える?試合をしてくれ。』

絶賛の嵐ですな…。そりゃそうだ!パックマンは本当に凄いから^^

そういえば…12月17日はマニー・パッキャオの32回目の誕生日だったみたいですね。
フィリピンのジェネラルサントスシティで盛大な誕生日パーティが行われたとか。
集まった人…何と2,000人(爆)
勿論、ボブ・アラム、フレディ・ローチ、マイケル・コンツらお馴染みのメンバーに加え、
WBO世界フェザー級王者のファンマことファン・マヌエル・ロペスも参加したそうです^^

マニーさん、Happy Birthday!!

あっ!後これ購入されてない方は…是非^^
18日発売だったのかなぁ…。ちょっと遅れて本日購入しました!!
海外ボクシングファンは、WOWOWファンにとっては嬉しい情報です!

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チャオ♪♪