今回のヘルシンキで絶対行こうと決めていた場所。それがアルヴァ・アアルトの自邸でした。
「トラム4番の終点の近く」としか情報がなく、心細くはあったけど、とりあえずトラムに乗り込む私。・・・終点。わかんないので、運転手さんに尋ねてみる。
私「excuse me, I am looking for...」運転手さん「@$#$*%)(I)$)#」・・・。
運転手さんは英語がわからず、私はフィンランド語がわかりません。
それでも、どうにかコミュニケーションは成り立つもので、終点から2つ戻ったトラムストップで下車。運転手さんの右指が指している道をズンズン行く。
アアルト自邸外観
それでも、どうにかコミュニケーションは成り立つもので、終点から2つ戻ったトラムストップで下車。運転手さんの右指が指している道をズンズン行く。
アアルトの自邸は、ごくごく普通の住宅街に佇んでいました。入館は毎時ジャスト(例13時0分)に可能です。トラムでモタツイタため、15時を少し過ぎてしまっていましたが、幸い家の外でちょうど写真を撮っていたスイス人夫妻と中に入ることができました。
中に入ると、めくるめくアアルトの世界が広がっていました。フィンランド人のガイドのおねえさんが、アアルトについてのいろいろな話を聞かせてくれます。
ワーキングスペース家の中に入って、右側に見えるのがこのスペース。
アアルトの自邸は仕事場としても使われていて、ここはその部分に当たります。
決して広いスペースではないのですが、開放感抜群。窓からのたっぷりの採光が気持ちいい♪
書斎
写真奥に見える中二階にある部屋がアアルトの書斎。
ここで、図面をひいたり、デザインしたりしていたのですね~!!部屋の中は落ち着いた雰囲気。
リビング
メインリビング。
ここにあるほとんどのものがアアルトがデザインしたもの。すごく落ち着く空間でした。
グランドピアノの上には、アアルトの奥様アイノ・アアルトの写真が。
ちなみにうちのキッチンには、アイノ・アアルトデザインのナミナミカップが並んでいます。
一期一会話の途中に、一緒に入ったスイス人夫妻から驚きの発言が。なんと、スイスの自宅がアアルトによる設計だというのです。
そして、その家を買うまでアアルトのことは全く知らなかったそうなのですが、今実際にその家に住み始め、アアルトの出身地であるフィンランドを訪ねたくなり、週末を使ってスイスから「自宅のルーツの旅」に出たそうなんです。ステキな旅ですよね~。
私がアアルト自邸に来て感じたこと。それは想像以上に「なつかしさ」を感じさせる空間が広がっているなあということでした。日本の美学に通じるというか。
決して派手じゃない、「生活」という軸が感じられるデザイン。私は建築もインテリアもド素人なので、難しいことはわかりませんが、想像以上に感動して家の中を見学しました。
そして、スイス人夫妻に聞かれたんです。
「あなたは建築やインテリアの勉強をしているわけでもないのに
どうしてアアルトのこと知っているの?」
考えてみると不思議です。
広告を学びにメルボルンに発ったときには、 自分がインテリアとか建築にここまで興味を持って、 実際に北欧にまで旅にでるなんて 夢にも思っていませんでした。
メルボルンでイケアに出会って、気の合うフィンランド人と出会って・・・。いつの間にか、北欧と私の運命が廻っていたんだな~。人生っておもしろい☆