忘れない&今後のために出産記録を書いておこうと思います。

妊娠時28歳。

妊娠中。
悪阻はほぼ無し。
ちょっと怠いかな?程度でした。
強いて言うなら食べ悪阻?
そのせいか体重は出産までに11キロも増えてしまいました。

妊娠の、経過はいつも順調。
エコーで見る限り子どもの障害の心配はないか、聞いてみたらお医者さんはキョトンとして無いと言い放った。

最後の検診での赤ちゃんの体重は先生によって3000gだったり、2800gだったり、2700gだったり。
結局、一番若い女医さんの素晴らしき機械さばきで言われた体重が当たりでした。


出産予定日は、4月7日。
4月10日の検診(自己負担5000円)で羊水過少と診断され(なのに子宮口はガチガチに硬い状態)、翌日11日に入院が決定。


11日に入院し、説明を受けたらパジャマと産褥ショーツに着替えさせられ、下の毛の処理をしてもらいました。
恥ずかしかった。

11:30から経口での誘発剤を1時間おきに1錠ずつ(最大6錠)服用していきました。

6錠全て飲み終わったのが、16:30。
18時ごろから急に5分間隔で陣痛が起こりました。

陣痛は生理痛というより、すごい下痢の痛みだなぁと思います。
いき逃しとは下痢で出したいのに出せない感覚。
何より苦しかった。

夜勤の助産師さんに「冷や汗かいてフラフラしてきたら見せに来てね」と言われたので、その通りにすると既に子宮口が4cm開いているとのこと。

分娩室が空くのを待って、すぐ分娩室へ。

当時、夜勤の助産師さんが3人に先生1人。
けっこう手薄だなぁという感じでした。
なのに、分娩が3件もあったようです。

担当の助産師さんはいつも手術着で血みどろでした。


さて、分娩台に上がるとお腹にNST検査の時のパットを付けられて様子を見ます。
21時の時点で、すでに陣痛の間隔は3分おき。

「今日中に生まれちゃうかもね!」と助産師さん。

しかし、夜11時に子宮口8cmまでいって陣痛が弱まりだし……

そこからはいきみ逃しとの戦いでした。
トイレいっても精神的に怖くて上手く出来ず、結局導尿してもらうことに。

「明日の9時には先生が来る」
と聞いて、そんなに待たなきゃならないのかと泣きそうでした。

終わりが見えないいきみ逃しが苦しくて「もう帝王切開がいい!」と実母に言ったくらいです。

夜中はずっと分娩台の上で10分置きの陣痛と戦いました。

翌日12日の9時。
待ちに待った先生の診察です。

なんと、夜中の頑張りの成果か、子宮口はほぼ全開になってました。

自然に生まれるのを待つか、誘発剤使うかを聞かれ、即誘発剤を選択。
助産師さんも「それが正解だ」とばかりに頷いていました。

日勤の助産師さんや看護師さんはたくさんいて心強いママさんばかり。
安心です。

終わりが見えてきた出産にホッとしました。

10時、点滴での誘発剤開始。
開始1時間で陣痛が強くなり、間隔が5分に。

そして、私はいきみ逃し失敗。
体力がなかったからか、発熱しており、もうダメダメでした。

気づいた助産師さんが内診し、
「あれ?もう降りてきてるじゃん。もう息んで産んじゃおうか」
と。このセリフが嬉しすぎて、何回も頷いたのを覚えています。

そうと決まれば助産師さん&看護師さんたちは素早い。

「お昼に間に合わせたい」と総動員です。

たくさんの助産師さんたちに囲まれ、励まされ、酸素マスク着けながら息むこと3回。
「出てきたよー。あと少しだからねー」
と、本当に終わりが見えてきてかなり嬉しかったです。

そこで先生登場。
いつも診察してくれていた、おじいさん先生でした。
なんか安心。

最後の息み。
たぶん先生が切開してくれたと思いますが、痛みは感じませんでした。

「もう息まないで!深呼吸!」
「赤ちゃん出てきたよー」

見ると血みどろ胎脂まみれの赤ちゃんがいました。

よかった。五体満足で元気に泣いてる。
本当に良かった。

羊水過少を診断された時は本当に心配しましたが、何事もなく無事に産まれてきてくれました。

本当の分娩時間は15分程度のあっという間の出来事でした。

看護師さんに処置された赤ちゃんは私に似たのか色白です。

男の子で体重2818g、身長50cm。
旦那に似て、痩せのノッポだったみたいです。

旦那に元気な赤ちゃんを産んであげられたことが何より嬉しかったですね。

隣に寝かせられた赤ちゃんを見ながら、切開した部分を縫われたのですが。
これが一番痛いんじゃないの!?という痛みでした。

分娩の痛みなんて忘れちゃうんですね。

痛みに耐え、ずっと赤ちゃんを見てました。
赤ちゃんもずっとこっちを見てました。

助産師さんのすすめで、おっぱいをあげてみることに。
くわえさせてみると、上手に飲んでいました。(母乳が出ていたかどうかは不明)

「ちゃんと母乳飲みそうな子だね!」
と言われました。


その後、部屋に戻ると両親と義両親に出迎えられ、サンドイッチとケーキやヨーグルトをいただきました。

私は割と食欲もあって元気な産後のようです。
でも、両親たちが帰った後はさすがに眠りました。

起きると点滴が終わっていたので、ナースステーションへ。
「歩いてきたの!?」
と看護師さんに驚かれました。

そういえば、部屋にナースコールがあったんですね。

点滴を外してもらい、身体を拭いて着替えたら気分もスッキリです。

明日のシャワーが待ち遠しい。

お昼が遅かったせいか、夜ご飯はあまり食べられずに終了。

仕事帰りの旦那が面会に来てくれたので、赤ちゃんを抱っこしてもらいました。

その姿を写真におさめることに成功。
お義母さんと実母に送りつけました。

振り返ってみると、あっという間出産でしたね。

分娩の痛みなんかより、陣痛のいきみ逃しの苦しみの方が嫌でした。
あと切開した傷の処置も。

赤ちゃんの誕生日は4月12日。
私は割と人の誕生日を忘れちゃうので、旦那と子供の誕生日くらいは忘れないようにしなければと思います。