シゲミ、、、私の祖母の話です。


20年前に他界した大正生まれ

の祖母。


福島で生まれ育ち、東京で

働き結婚して横浜へ。


この祖母のことなんですが、

所謂優しいおばあちゃん、、、

では無いのです。


かなりの癖が強くて、正直

私は好きじゃなかった。

小学生の私に、世の中の暗い話や

嫌な話ばっかりしてくるし、

たまに母の悪口まで言う。


もう最悪!夢も希望も無い話ばかり

世の中はバブルだったのにもかかわらず。


だから私の友達は、おばあちゃん

怖いねとかよく言ってきました。


私が中高になった頃は、そんな祖母

のネガティブパワーが爆発、私は

思春期になり、本当に顔を見るのも

話すのも嫌で、家を出たいぐらいでした。


私が学校に行く時も、

「世の中には7人の敵がいる。

騙されないようにね!いってらっしゃい」

何度聞かされたことか。

ルーズソックスが流行り

コギャルが誕生した時期で、

平成のティーンエイジに聞かせる

話じゃない。祖母は、時代に取り残され

ていたのか、、、。


そんな祖母だから、母は苦労しました。

母に嫌味などを言う祖母が嫌で仕方なかった。

だから、結婚なんて絶対しない!

と思っていました。どちらの立場にも

なりたくないと感じたのです。


それから、私は祖父が亡くなって

祖母は変わりました。急に大人しくなり、

骨折をしてあまり身体が動けなくなり、

結局いびっていた私の母に介護されて

気づいたんでしょう、色々と。


亡くなる前は、私の母にありがとうと

初めて言ったといいます。

それで私の母は、今までのことを許せる

ようになったようです。


だけど不思議です。

あんなに嫌だった祖母の気持ちが

今なんとなく分かるのです。


戦時中の話を思い出します。

赤ちゃんだった父を抱えて

防空壕に逃げたり、

もう町が危ないと必死で

列車に乗り福島に戻り

難を逃れたと。

あの時父親が亡くなっていたら

私は生まれていなかったのだ。


私にはわからない戦争体験者の

祖母なりの苦労があって、

ああなってしまったのかなと思うと、、、

たまに悲しくなります。


私も年を重ねて、結婚して出産

して辛いことも沢山あって、

今何とかやっていて、

でもたまにくじけて、

子供の頃夢見ていた自分とは違う。


おばあちゃん、今なら

あなたの気持ち少し分かるよ。


だけどね、高校生の私には

分からなかったよ。


そして、祖母が言っていた

7人の敵、、、

うーん、私は

そこまではいないかも笑

1.2人ぐらいかな?


まあまあ、とりあえず

酒豪で暴れまくってた祖母ですが

令和はね、ノンアルが沢山あって

今はノンアルも美味しいんだよ、

て言ってあげたい。


ノンアルじゃ、ストレス発散出来ないか😅


平成ギャル期に

非ギャルだった孫より。