http://yamagata-np.jp/news/201204/13/kj_2012041300386.php
食肉卸・小売業の「山形ミートランド」(寒河江市、大沼幸仁社長)が、飲食店への生食用牛肉販売を始めた。ユッケなどによる集団食中毒事件を受け、生食用肉の加工・調理基準が変更されて以降、県内では初めて、設備などが新基準に適合したと村山保健所が確認した。同社から購入した都内の焼き肉店では既に客に提供しており、県内でも提供に向け、保健所への申請を検討している飲食店があるという。
国の新基準適合には専用の設備が必要な上、肉をそぎ落とすため採算割れする可能性が高く、適合が確認された事業所は全国的に珍しい。同社によると恐らく東日本初。山形牛のユッケや牛刺し、牛たたき用の肉を飲食店に販売する。
食品衛生法に基づく基準は、5人が死亡した集団食中毒事件を受けて一部改正され、昨年10月から新基準が適用されている。
新基準では、食肉処理業者は▽安全を確認した生食用の肉を密封、湯につけるなどして肉の表面から深さ1センチ以上の部分までを60度で2分以上加熱・殺菌する▽加工は他の設備と区別された専用設備で行う-ことなどが義務付けられている。
こうして加工された肉を購入した飲食店側も、生食用専用の調理場所や器具を使用しなければならず、加熱部分をそぎ落とす「トリミング」をして客に提供する。
山形ミートランドは、山形牛を中心に取り扱っており、山形牛の消費拡大を目指して昨年秋から新基準に適合した生食用加工施設の整備を検討。寒河江市の本社工場内に生食肉専用の加工室(26平方メートル)を造り、専用の洗い場、空調設備、加熱装置なども整備、詳細な作業マニュアルを構築した。3月下旬、村山保健所が立ち入り調査し、加工のほか、調理用設備や器具、取り扱いなども新基準に適合していると確認した。
大沼社長によると、生食用肉の販売単独で採算は取れない状況で、牛肉価格の変動によって変わる可能性があるが、1キロ当たり7000~8000円程度で販売する予定。当面は飲食店への販売だが、消費者に直接販売できる仕組みも検討中という。
食肉卸・小売業の「山形ミートランド」(寒河江市、大沼幸仁社長)が、飲食店への生食用牛肉販売を始めた。ユッケなどによる集団食中毒事件を受け、生食用肉の加工・調理基準が変更されて以降、県内では初めて、設備などが新基準に適合したと村山保健所が確認した。同社から購入した都内の焼き肉店では既に客に提供しており、県内でも提供に向け、保健所への申請を検討している飲食店があるという。
国の新基準適合には専用の設備が必要な上、肉をそぎ落とすため採算割れする可能性が高く、適合が確認された事業所は全国的に珍しい。同社によると恐らく東日本初。山形牛のユッケや牛刺し、牛たたき用の肉を飲食店に販売する。
食品衛生法に基づく基準は、5人が死亡した集団食中毒事件を受けて一部改正され、昨年10月から新基準が適用されている。
新基準では、食肉処理業者は▽安全を確認した生食用の肉を密封、湯につけるなどして肉の表面から深さ1センチ以上の部分までを60度で2分以上加熱・殺菌する▽加工は他の設備と区別された専用設備で行う-ことなどが義務付けられている。
こうして加工された肉を購入した飲食店側も、生食用専用の調理場所や器具を使用しなければならず、加熱部分をそぎ落とす「トリミング」をして客に提供する。
山形ミートランドは、山形牛を中心に取り扱っており、山形牛の消費拡大を目指して昨年秋から新基準に適合した生食用加工施設の整備を検討。寒河江市の本社工場内に生食肉専用の加工室(26平方メートル)を造り、専用の洗い場、空調設備、加熱装置なども整備、詳細な作業マニュアルを構築した。3月下旬、村山保健所が立ち入り調査し、加工のほか、調理用設備や器具、取り扱いなども新基準に適合していると確認した。
大沼社長によると、生食用肉の販売単独で採算は取れない状況で、牛肉価格の変動によって変わる可能性があるが、1キロ当たり7000~8000円程度で販売する予定。当面は飲食店への販売だが、消費者に直接販売できる仕組みも検討中という。
