昨日、京都から滋賀へ引っ越して参りました。
現場での仕事が早朝から日没までと、
なかなかハードになっていたタイミングで
ちょうど良かったは良かったんやけども、
仕事の大変さは変わらんから
なかなかへろへろの日々です。
というのも、
建設現場でのもろもろのみではなく
スイスの方の仕事もしてて、
日本の日没頃から
スイスからのメールが来始めるというね。
時差の罠。
でも長くかかわって来たプロジェクトから
建物が実現されるのはとてもエキサイティングです。
今日は夕方に上棟式で、
いろいろじんわり考えさせられたり。
場所と個人が特定できない範囲で写真を一枚↓
さて、冬の南半球への旅行記を続けます。
ここまでの歩みはたとえばこちらをご参照。
→ 地熱祭り in ニュージーランド北島
―――――――――――――――――――――――
7月25日 夜
ロトルアから南下して
いろいろな地熱スポットをめぐった日中の後、
夕方過ぎにロトルアの宿に戻りました。
すこし休憩してるうちに
あっという間に次の予定の時間。
前日に予約を入れていた
ニュージーランドの先住民族のマオリの
文化体験ツアーに参加する時間。
予約するときに連絡しておいた電話番号に
電話がかかってきて、
ツアーバスにピックアップしてもらう場所を知らされ、
時間通りにそこへ行ったらバスが来て乗り込みます。
いろんな場所で参加者がバスに乗り、
中型観光バスが気がつけばほぼ満員。
参加者は、
オーストラリア人、フランス人、ロシア人、
フランス人、イギリス人、日本人のわれわれ二人等
とってもインターナショナル。
どっちかというとヨーロッパ人が多かったかな?
そして老若男女がミックスした構成。
で、そのバスでの参加予定者がそろったところで、
マオリの運転手が
「ようこそ、ロトルアへ、本日はご参加いただきありがとう…」
と、ご挨拶。
それだけかと思いきや、
「実は我々のように今からマオリ村へ向かっているバスが
他に5-6台おります。
なので、我々をひとつの部族ってことにして、
これからの行動の単位としましょうね。
部族なので酋長が必要よね。」
名簿を見る。
「○○・○○さん、乗ってます?
乗ってたら返事してちょうだい。」
と、意外な展開。
ちなみに酋長に任命されたのはイギリス人の若い男の子。
そして
「これからマオリの村に向かいます。
村に着いたら歓迎の儀式があるけど、
ひとつ肝に銘じておいてちょうだい。
マオリの戦士がどんなことをしても
絶対に、絶対に、絶対に笑わないで。
真面目な話、本当に侮辱にあたるから
酋長のみならず全員、絶対に笑わないで。
で、酋長は他のバスの酋長たちと一緒に
今夜の村への訪問者の代表として
儀式に参加してもらいますよ。」
と。
強く言われたもんやから
当然ながらバスの中に
ちょっぴり緊張した空気が流れます。
その警告の後、
マオリについての紹介とか
簡単なマオリ語レッスンとか
そんなことをして20分程でマオリの村Tamakiに到着。
他のバスの参加者も合わせたら
総勢100人はいたかと。
真冬にもかかわらず大盛況なツアーで、びっくり。
ちなみに韓国人(多分)の一人旅の子がいる以外はみんな欧米人。
問題の儀式が
村の入り口の木組みの柵の前の
白い砂の敷き詰められた広場で
緊張した雰囲気の中始まります。
酋長6名ほどが横一列に入り口の正面に向かって並び、
その広場を丸く囲むように他の参加者が散らばります。
季節は真冬、時間は18時半ほどだったか、
日もすっかり暮れてて寒さと妙な緊張が混じってブルり。
程なく
姿は見えない女性が
なんとも不気味な感じの旋律を高い声で歌い始めると、
奇声を発しながら
マオリの戦士が独特のステップで
ぴょこぴょこと村から出てきます。
なんとも表現の難しい動きをしながら
マオリの言葉でいろいろ言います。
当然意味はわからない。
程なくさらに数名の戦士が登場し、
とても迫力のあるハカを始め、
僕は表情は崩さないけど、心の中は大興奮。
あれは本当にかっこ良い。
その後村の酋長が、各酋長と
ホンギと呼ばれる鼻を合わせるマオリの挨拶を交わし、
そこまでして始めて
酋長が英語で
「ようこそ、マオリの村タマキへ」
と歓迎の言葉を言い、
晴れて入村を認められました。
その先に待ってたのは、
楽しくてためになるとても上質な時間。
詳しくは次回に続くということで。
現場での仕事が早朝から日没までと、
なかなかハードになっていたタイミングで
ちょうど良かったは良かったんやけども、
仕事の大変さは変わらんから
なかなかへろへろの日々です。
というのも、
建設現場でのもろもろのみではなく
スイスの方の仕事もしてて、
日本の日没頃から
スイスからのメールが来始めるというね。
時差の罠。
でも長くかかわって来たプロジェクトから
建物が実現されるのはとてもエキサイティングです。
今日は夕方に上棟式で、
いろいろじんわり考えさせられたり。
場所と個人が特定できない範囲で写真を一枚↓
さて、冬の南半球への旅行記を続けます。
ここまでの歩みはたとえばこちらをご参照。
→ 地熱祭り in ニュージーランド北島
―――――――――――――――――――――――
7月25日 夜
ロトルアから南下して
いろいろな地熱スポットをめぐった日中の後、
夕方過ぎにロトルアの宿に戻りました。
すこし休憩してるうちに
あっという間に次の予定の時間。
前日に予約を入れていた
ニュージーランドの先住民族のマオリの
文化体験ツアーに参加する時間。
予約するときに連絡しておいた電話番号に
電話がかかってきて、
ツアーバスにピックアップしてもらう場所を知らされ、
時間通りにそこへ行ったらバスが来て乗り込みます。
いろんな場所で参加者がバスに乗り、
中型観光バスが気がつけばほぼ満員。
参加者は、
オーストラリア人、フランス人、ロシア人、
フランス人、イギリス人、日本人のわれわれ二人等
とってもインターナショナル。
どっちかというとヨーロッパ人が多かったかな?
そして老若男女がミックスした構成。
で、そのバスでの参加予定者がそろったところで、
マオリの運転手が
「ようこそ、ロトルアへ、本日はご参加いただきありがとう…」
と、ご挨拶。
それだけかと思いきや、
「実は我々のように今からマオリ村へ向かっているバスが
他に5-6台おります。
なので、我々をひとつの部族ってことにして、
これからの行動の単位としましょうね。
部族なので酋長が必要よね。」
名簿を見る。
「○○・○○さん、乗ってます?
乗ってたら返事してちょうだい。」
と、意外な展開。
ちなみに酋長に任命されたのはイギリス人の若い男の子。
そして
「これからマオリの村に向かいます。
村に着いたら歓迎の儀式があるけど、
ひとつ肝に銘じておいてちょうだい。
マオリの戦士がどんなことをしても
絶対に、絶対に、絶対に笑わないで。
真面目な話、本当に侮辱にあたるから
酋長のみならず全員、絶対に笑わないで。
で、酋長は他のバスの酋長たちと一緒に
今夜の村への訪問者の代表として
儀式に参加してもらいますよ。」
と。
強く言われたもんやから
当然ながらバスの中に
ちょっぴり緊張した空気が流れます。
その警告の後、
マオリについての紹介とか
簡単なマオリ語レッスンとか
そんなことをして20分程でマオリの村Tamakiに到着。
他のバスの参加者も合わせたら
総勢100人はいたかと。
真冬にもかかわらず大盛況なツアーで、びっくり。
ちなみに韓国人(多分)の一人旅の子がいる以外はみんな欧米人。
問題の儀式が
村の入り口の木組みの柵の前の
白い砂の敷き詰められた広場で
緊張した雰囲気の中始まります。
酋長6名ほどが横一列に入り口の正面に向かって並び、
その広場を丸く囲むように他の参加者が散らばります。
季節は真冬、時間は18時半ほどだったか、
日もすっかり暮れてて寒さと妙な緊張が混じってブルり。
程なく
姿は見えない女性が
なんとも不気味な感じの旋律を高い声で歌い始めると、
奇声を発しながら
マオリの戦士が独特のステップで
ぴょこぴょこと村から出てきます。
これは実は入村後の写真やけど、
まあ、こんな雰囲気やったってことで。。。
なんとも表現の難しい動きをしながら
マオリの言葉でいろいろ言います。
当然意味はわからない。
程なくさらに数名の戦士が登場し、
とても迫力のあるハカを始め、
僕は表情は崩さないけど、心の中は大興奮。
あれは本当にかっこ良い。
その後村の酋長が、各酋長と
ホンギと呼ばれる鼻を合わせるマオリの挨拶を交わし、
そこまでして始めて
酋長が英語で
「ようこそ、マオリの村タマキへ」
と歓迎の言葉を言い、
晴れて入村を認められました。
その先に待ってたのは、
楽しくてためになるとても上質な時間。
詳しくは次回に続くということで。