今回の日本での仕事の目処が
少しずつ立ちつつあります。

ちょっと気持ちに余裕もあったりなので、
放置しっぱなしやった去年7月の旅行記の続きでも。
旅行のはじまりはこちらをご参照→ チューリッヒ→ドバイ→香港のくだり

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7月14日

香港のホテルをチェックアウト、
寄り道もせずまっすぐに空港へ。
ジェットスターの
シンガポール経由オークランド行きの便にチェックイン。

シンガポールの空港では、
まだまだ久々のアジアを満喫したいモードやったし、
シンガポールからオークランドへの
8時間(くらいやったっけ?)のフライトに
食事も出ないというジェットスターなので、
ヌードルスープをいただきます。
ついでにニュージーランドの観光本も購入。

それでも乗り換え時間はたっぷり余ってたから
ちょっとしたデスクのある場所を見つけて
会議でのプレゼンの準備なんかもしつつ。

そうこうしてるうちに飛行機のボーディングタイム。
ラッキーなアップグレードでビジネスクラスやったんですが、
果たして格安航空のビジネスクラスとは如何にと
興味持ちつつやったんですが、
離陸前にすでにこれをビジネスクラスと呼ぶことに
うっすら怒りすら覚えるほどのサービスの悪さと分かり、
しかも食事も出ないし、
ちょっと憂鬱なフライトでございました。。。
長距離フライトに格安航空はもう使わんようにしようかと。

サービススキルが今まで出会った
フライトアテンダントの中でも最低やったスタッフが
えらそうに後輩アテンダントに
「接客とはこうあるべし」と
説教と指導をお客の(僕の)目の前でしてたりしてね。。。


ほとんど寝て過ごしたフライトも無事終了し、
冬のオークランドの空港に降り立ちました。

雨のふる中さっさとバスに乗り込み、
オークランド市内の宿泊先へ。
こんな感じのウィークリーアパートでした↓

リビングはキッチンと洗濯機。
これにさらにベッドルームが一つ。

チューリッヒを出てから3日でようやく目的地に到着となりました。

7月15-19日

国際学会に参加。
世界中から木造建築(主に構造系)の
研究者が集まる会議でございました。
日本やフィンランド、ドイツから懐かしい面々とも再会。
自分の発表にも地元ニュージーランド人から
かなり色の良い反応があったり、
新しい人々とも出会ったりで、
大変実りの多い会議でございました。

会場はこのタワーの隣接する会議場↓


このタワーから見る夕日はこんな感じ↓

オークランドは海に面した町です。
基本的には会議期間中は雨やったんやけども、
タワーに上った夕方はこんな快晴。

この海岸からオークランドの中心部を眺めるとこんな具合↓

こう見たら都会っぽいけども、
このエリア以外は高い建物もほとんどなく、
一国の経済の中心都市とは言え
こじんまりとした感じ。

ちなみに街にはあらゆる人種が行きかっていました。
マオリ系の人々もね。


4日半に及ぶ会議は無事終了。
最後の日の午後は
大学で散々お世話になった小林さんと理科大の先生とともに
オークランドの観光をば。


Parnell Roadの美味しいタイ料理やランチ、
そのタイ料理屋に隣接した工芸品店が
なんとも良い具合で買い物。
そこからぷらぷらしていったら
たまたまこんな木造教会に出会ったり↓

Holy Trinity Cathedralの旧教会堂です。
隣接している現在の新しい教会堂はRC造なんですが、
ステンドグラス等々内装がとってもニュージーランド味が出て
とても面白いですよ。
Parnell Roadの商業エリアを南のほうに下って
住宅地に差し掛かり湾曲するちょうどその場所にあります。
こんなこと書いて誰の役に立つかはわかりませんが笑


そこからAuckland Domainの方へとことこ移動し、
Auckland War Memorial Museum(オークランド軍事記念博物館)へ。
ここのマオリの民芸品や美術品のコレクションが
ものすごく充実していて、大興奮。

本当にエネルギーあふれる造形で、
ぞくぞくしっぱなしでした。


軍事といいながらも軍事とは関係のない展示のほうが多く、
何でもありの博物館だったんですが、
マオリとポリネシア美術のコーナーで時間を取りすぎて
その他の展示は全く見られず。
ここはもう一度行ってみたいと今も思っております。
(次回もマオリ美術だけでも良いとまで思っております笑)


オークランド最後の夜は、
日本の関係の研究者の皆さんと
市中心部の中華料理屋へ。
大勢で円卓を囲み、にぎやかな夜となりました。


と、そんなオークランドでの日々。