どんよりと霧のかかった日曜の朝です。
先週の後半の疲れがあんまり抜けておらず頭も重いのは、
多分天気のせいもあるのです。

これからブランチに出かける前の
時間の隙間に更新です。

という訳で、長らく放置していた
イタリア旅行記の続きを。
ここまでの歩みは例えばこちらをご参照↓
http://ameblo.jp/go-to-yutaka/entry-11015350831.html
(なんだかリンクがうまく貼れないので、アドレス直貼りで失礼)

7月29日(午後)
聖ロレンツォ聖堂を堪能した後、
まずは昼食。

フィレンツェの卸売市場の近くの
飲食店のある待っているエリアの一軒へ。
店員さんにお勧めを聞いたら、
ここでもラビオリを進められたので、
どんなラビオリかも細かく確認もせずにそれに決定。

鶏レバーのペーストを
トーストにこれでもかと盛った
ブルスケッタ的な物(トスカーナ名物です)と
ビールで幸せにメインを待ちつつ、
隣のアメリカ人母娘とガイドのイタリア人おばさんの会話を
聞くともなしに聞きます。
旅先で考えること、感じつことの違い、
旅先の予定の立てかたの違い、
色々旅で楽しむことそもそもに違いを感じ
とっても興味深い。

としていたら、運ばれて来たラビオリさん。
写真はないのですが、
なんか大きな半月型の餃子が
皿の上に4つならんでいる感じ笑
その上に白いソース、
周りには茶色いソースが点々と。

想定外の創作ラビオリにびっくり。
食べてみると甘い。。。
フィリングはリコッタチーズと
ココナッツとパイナップルといった様子。。。
かかっていたソースは、
白い方が小麦、バターベースの何か、
茶色い方はまさかチョコレートかと身がまえたのですが、
これはよく熟成され甘みのでたバルサミコ酢。

お味の方は決して悪くないし、
それを食べたい気分で食べれば美味しいのでしょうが、
正直なところ予想をあまりに覆されたせいで
モヤモヤランチとなりました笑
っていうか、ビールと全く合わなかったし。。。


そんなランチの後は、
天気も良くなかったから屋内アクティビティということで、
大変大変好きな絵画、
フラ・アンジェリコの『受胎告知』のあるサン・マルコ美術館へ。
ほろ酔い気分で道に迷いながらのろのろ歩き、
ようやくたどり着いたら、
まさかの改修中の閉館中。。。

ショック受けつつ、でもしょうがないから、
気分を切り替え買い物モードに。
街中グルグル歩きながら、
気になった店に片っ端から入る作戦。
ちょうど夏のセールの時期ってのもあり、
スイスから比べて物が安い!

結局CAMPERの靴、
今まで持ってた物との色違いを購入。

夕方までにはすっかり疲れ切ってしまい、
この日ピサまでお出かけしていた嶺子さんの帰りを
ホテルでだらだらしながら待つ。

ちょうど夕飯時に帰って来た嶺子さんと
ホテルの近くの食堂へ。
これが店員にあんまり通じない、
地元の人も観光客もわんさかいるような
大変賑やかなお店。

前菜にブルスケッタとホウレンソウ、
僕はメインにラザニャとしたのですが、
どれも全く飾りっけのない、
大変安心感あふれる家庭的な優しい味。
こういうおいしさを提供できるお店って実はあんまりない。
大いに満足。

その後は暗くなった街、
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前の芝生に座り込み、
激旨ジェラート食べたりビール飲んだり、
ひたすら下らない話でヒーヒー笑う我々。
大変楽しい大切な思い出となった時間。


改めて、
この旅行のきっかけをくれた長嶺選手に
感謝でございます。