今年もEuro Visionの季節が来てます。
何それって方は去年の話をご参照→

別にいつコンテストがあるかとか
気にしてたわけでもなかったけど、
偶然テレビでセミファイナルの初戦を放送してたから
仕事で疲れ切った脳を休めに
だらだらと観ていた訳。


で、今年気になった曲を報告。
去年は見ていて恥かしいセレクトの紹介でしたが、
今年は真剣に良いなと思った曲のセレクトで。


まずはセルビア代表、Ninaの“Caroban”↓


ステージ本番では英語で歌ってたけど、
セルビア語のバージョンの方が良いですね。
この人自身のかわいらしさと相まって
レトロポップがしっくりときます。


そして、我らがスイス代表,
Anna Rossinelliの“In love for a while”↓


意外や意外、スイス代表素敵な曲を持ってきました。
ちょっと濃いめの歌い方が耳につくって方もいるかもですが。。
なかなか 準決勝から決勝に上がれないスイスが
今年は決勝進出しました。


そして今回のハイライトはアイスランド代表、
Sjonni's Friendsの“Coming Home”。

実はもともとこの歌の作曲者で歌い手だった
Sigrjon ‘Sjonni’Brinkさんが
アイスランドの国内予選期間中に
心臓発作のために奥さんと4人の子供を残して
36歳の若さで亡くなったそうで、
このグループは彼の意思をついで
彼がこの曲で伝えたかったメッセージを伝えようと、
音楽仲間が急きょ結成しされたそうです。

そんなことも最初は知らずにパフォーマンスを観てたんですが、
あまりに素朴でストレートな曲と歌詞のパワーと、
グループのメンバーの醸す
何とも温かい雰囲気に不意を突かれ涙が出たのです。。

こちらプロモーション素材↓


メンバーの生の声とパフォーマンスの雰囲気は
こちらで伝わるかと。リハーサルの様子です↓


そして歌詞が気になる方は
こちらをご参照→ http://www.eurovision.tv/event/lyrics?event=1553&song=26343

当の歌手が既に亡くなっているって知って
改めてじっくり聴いたら
その事実のせいで歌詞にすごいパワーが宿ってて
もうなんか胸がいっぱいになってね。

“もう行かなきゃいけない。
 でもすぐに会えるよ。”
“明日が来るのが待ちきれない。
 もうすぐうちに帰るよ
 君の顔をもう一度見たいんだ。”
ってざっくりと訳したらそんな歌詞です。

歌を聴いて
こんなにも切なく暖かい気持ちになるなんて
なかなかない訳で、
この曲に出会えただけでも
今年もEuro Vision観といて良かったと、
そういうことです。

あ、ちなみにiTunesでSjonni's Friendsで検索したら
この曲見つかりますよ。
即購入したのは報告するまでもないかと笑