さて、

沖縄の旅行記も、リヨンの旅行記も

終わってないのは分かってるんですが、

いちいちそれぞれ片づけてたらキリが無いので笑

10日間程チューリッヒを離れた期間の旅行記を。


ということでまずは6月18日金曜の夜にチューリッヒを発ち

向かったのは北イタリアの中心都市ミラノです。


何故急にミラノへ向かったかというと、

東大での同僚の木質研の皆さんが、

イタリアはトレントという町での国際学会に参加する直前に

ミラノに2泊するということを聞いて、

週末旅行の気分で勝手に押しかけたという訳。


金曜日はやることもそんなにたくさんはなかったつもりやったのに、

結局テンコ盛りになってしまったのでした。。

で、乗るつもりにしてた電車を見事に逃し、、、

汗をかきかき必死の思いでなんとか19時辺りの電車に乗り込み、

電車に揺られること4時間近く。

23時少し前にミラノ中央駅に到着しました。



ホテルは木質の皆さんと同じホテルを勝手にとって笑

既に到着してるはずの皆さんに迎えられるのかとにやにやしてたら、

21時辺りには到着してるはずの皆さんがまた到着しておらず、

フロントのお兄ちゃんにも「彼らどうなってんの?あんた友人なんでしょ?」

と聞かれる始末。


電話をかけても出ず、さすがに心配になって、

そわそわしつつ一人でホテルで待っててもしょうがないと

近くのバーで一人ビールでもしようかと23時半ごろホテルを出たところで、

何重かのトラブルに会った皆さんが、結局は無事で到着。

しばし「お久しぶりです、まさかミラノで会うなんて」的トークを楽しんだ後、

近くのバーで軽食とビール。



その日はもう一軒近くのバーで飲んでから、素直に?就寝。




翌日は朝をゆっくり目に過ごし

1日のスケジュールをみんなでごにょごにょ決めて、

学会準備のためホテルに残る組と、

何はともあれ観光する組に分かれ、

もちろん僕は観光組に同行。


まず向かったのはこちら、ミラノのドゥオモ↓
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !

実はミラノ自体は4年半前位に一度来たことはあったんですが、

その時この大聖堂は改修中で、ファサードは覆いがかかり、

中にも入れないという状態だったので、

今回初潜入。


こちら祭壇↓
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !

側廊を入り口方向に見上げる↓
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !

イタリアに来るたびに感じされるのが、

よくもまぁこんな物をつくったなぁという感嘆の気持ち。


細部まで行きとどいた造形の見事さももちろんながら、

光の取り方と空間のボリューム感の演出とか、

単純に超大規模とか、

莫大な時間とお金と人工を費やす原動力になった信仰心強さとか、

多分純粋な信仰心だけではなかったであろう政治的背景とか、

っていうかそんな理屈を抜きにしても感じる空間の威厳とか、

とにかく建築ががつーんと手に余る莫大な印象を与えてくるのです。


イタリアはやっぱり凄い国だと再確認。


内部をひとしきり堪能したのち、

皆さんと一緒に屋上へあがりましたよ↓
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
屋上の装飾越しにミラノの街を見下ろす。


しっかり日も差してガツンと暑い日で、

屋上にいるだけで気持ちまでこんがり仕上がってしまいつつ、

しかも複雑な構成ゆえに軽く自分の居場所を見失いつつ笑

楽しく高所をぐるぐるしてから、

地上へ舞い戻ったのでした。


その後は、

街角のジェラテリア車でジェラートを確保したり、

ガレリアでウィンドウショッピング、

スカラ座まで散歩、

ドゥオモの近くでランチ、

といった午前中となりました。



午後は三々五々思い思いの行動を取ることに。

僕は美術館にでも行くか、ショッピングをするか迷ってたんですが、

気がつけば相馬さんと共にがっつりショッピングモードになってました笑


ガレリアを出発地点に、

嗅覚の向くままアパレル系雑貨系の店の徘徊。

結局3-4時間位、途中大雨に降られながらも

心行くまで週末ショッピングを楽しみ、

ネクタイとスニーカーを購入し、

とにかく大満足。


しかし、ミラノに来るたびに観光ではなくショッピングをしてしまうのは、

なんとも不思議なのです。

基本旅行中に買い物なんて僕はしないはずなのに。

きっとこれはミラノマジックなのです。



すっかり買い物疲れして、

ホテルへ戻る途中お茶して(いや、正確にはビールして)、

ホテルで夕食までの時間をビールを飲みながら過ごし、

チャンさんのご友人紹介の地元人の集うレストランで美味しいイタリア料理を食べビールを飲み、

ホテルへ戻る道中カルフールにてビールを買い、

ホテルに戻ってからはビールを飲みながら学会発表の英語対策のお手伝い。


つまり何かっちゅうと、とにかく飲み続けてたということ笑


他愛もないことから、真剣なもやもや事に至るまでたくさんしゃべり、

久しぶりの日本ジョークにたくさん笑い、

とくかくとにかくたくさん飲んで、

楽しい週末となり幸せ満点。


その夜のうちに皆さんにはさよならを伝え、

翌朝、一人早めにチェックアウトし、電車に乗り込みチューリッヒに戻ったのでした。