さて、このタイトルで
僕が何の映画を観たか勘付く人は
きっとかなりコアな映画ファンですね。
今日は午後中ずっと掃除をしてました。
昨日も言ってたダイソンのハンディ掃除機で
ばんばん埃を吸おうと思ってたのに、
箱を開けてみたら、
意外と充電式の掃除機で、
しかも、なんと、
3時間半充電した上で、
10分しか動かない
という、衝撃的な機械でした。
使えねーっ!!!!!
でも動いてる間は良い仕事をします。
でも、一体どういう設計計画をしているのですか?
ダイソンという会社は。。。
説明書き読んだら、
「気温が3度以下になったら安全装置が働きます。」
とか、
「吸引力を落とさないために、必ずフィルターを定期的に水洗してください」
とか、
自信満々に(偏見入ってます)、技術アピールしているのに、
電源の計画があまりにお粗末ですよ。ダイソンさん。。。。
別に営業妨害したいとかそういうのではないんで、
どの機種でとか、そういう具体的なことは書きませんが、
ダイソンの掃除機を偶然検討している方がいらっしゃったら
ご希望あらば具体的な情報提供します笑
そんな昼間を過ごし、
夜はかの名作ミュージカル映画“サウンド・オブ・ミュージック”を鑑賞。
これも中学校とかぶりに観たのではないかと。
とにかくlovelyな映画ですね。
もうオープニングの丘のシーンで、
既に鳥肌、感涙だった訳です。
いや、美しすぎます。
ストーリー自体は
古き良き映画らしく、
衝撃的なテンポでトントンと進んでいくのですが、
それも強引な展開ではありつつ、
観客を絶対に放置しない綿密さ。
ヴァン・トラップ大佐の人格の豹変ぶりとか、
略奪愛の超絶的なスピード婚とか、
微笑ましい程度の違和感はありますけどね。
でもそれもこの映画をlovelyにしているポイントです。絶対。
そして音楽がjust fantasticで、
これはもはや何を語ってもしょうがないですね。
ドレミの歌がただのダジャレ小児歌謡曲と思ってる皆さん、
その考えをこの映画を観て是非考えを改めて頂きたい。
いや、これは本当に名曲ですよ。
マリアが子供達にこの歌で音楽について教えるのですが、
一連のこの曲のシーンが終わったところで、
ひとりでPCに向かいながら観てたのに、
思わず拍手してしまいそうになりました笑
ドレミファソラシの7音の歌といいながらの、
至ってシンプルな構成の中で、
例えば“シー・ミ・ファ♯・ソ♯・ラ・シ・ドー”と、
メロディーラインのクライマックスで
堂々と嬰音を混ぜ込んで短和音を与えて
音楽に必然の意外性の厚みを持たせているのが、
例えばナチスドイツへの徴兵の話とか、
神の前での罪とは何ぞやとか、
意外と本気でハラハラさせられる最後の方のシーンとか、
映画全体の明るさを裏から支えるネガティブポイントの
綺麗なアナロジーになってて、
やはりこの曲なくしてはこの映画は語れませんね。
あと、劇中に出てくるドイツ語とか、
話の内容の地理的な感覚とか、
今だからリアリティを持って鑑賞できたはおまけの嬉しいポイント。
ナチスドイツにヴァン・トラップ大佐が召喚されて、
向かうはずだった先がブレーマーハーフェンとか、
日本にいるころは何のことやらとスル―してたはずの内容が、
すっと入ってきたりとかね。
昨日のタイタニックが
映画の映画的な要素をこれでもかーっと詰め込むことで、
観客に圧倒的なインパクトを与える映画とすると、
サンドオブミュージックは
映画の映画的な要素の断片的に満遍なく混ぜ込んで、
観客が安心して共感し続けられる映画ですね。
未鑑賞の方、ぜひお勧めですよ。