今日土曜日は、

昨日の夜に飲みすぎたせいで

寝坊気味で始まったのです。


昼過ぎに

ものすごく天気の良い中森を抜ける道を歩いて、

Dietlikonまで電気屋とスーパーへ買い物に。


今の家に引っ越してもう半年経つんですが、

ようやく掃除機を買いました!


なんか激しく不潔に聞こえますが、

今までは帚とチリトリと雑巾に時間かけて掃除をしていただけです。

でも、ずっと使ってる牛毛皮の絨毯があって、

これまではコロコロクリーナーで対処していたんですが、

いよいよその毛の間に溜まってきてる埃が気になって気になって、

ようやく吸引系の物を手に入れた次第。


ちなみにダイソンです!

なんか嬉しい。

ミーハーですね。


あ、ダイソンといってもハンドクリーナーなので、

そんなに値の張るやつではなく、

でも性能は良さそうなもの。

明日使うのが楽しみなのです。


で、電気屋に行くと必ずDVDコーナーに寄ってしまうのが悪い癖です。

だって、日本に比べて圧倒的に安くいろんな作品が手に入るから。

DVDは語学の勉強には非常に便利なんですよ。


という訳で今日買ったうちの一枚から、

久しぶりに映画をみた記録を。


“タイタニック”。


ど直球ですね!

おそらく今アバターが絶賛公開中なので、

これも平積みで並べときゃ売上のびるだろうとか、

そんな策略にばっちりはまってる気がします笑

だって800円くらいで買えたんだもの。。。


ちなみにアバターはチューリッヒでは

劇場公開中の映画館がまだあるのに、

すでにブルーレイとDVDが売ってたんですが、

あれはどういうことでしょう???



まあそれはさておき、タイタニックです。


大学入って以降観た記憶が無いんで、

実に7、8年以上振りに観ました。

というかこの映画の劇場公開って1997年なんですね!

13年前ですよ。。。。

でも結構どのシーンもしっかり記憶に残ってて。

ただ全英語で観るのは初めてやったから、

実はものすごく新鮮な印象もあったり。


ラブストーリーから、

アクションシーンから、

ご都合主義な展開から、

それでもハラハラする展開とか、

とにかく映画的な表現を

ぎゅーっと上手に詰めた映画っていう点は

色あせるはずもないのです。



で、その上で今だから感じたのは、

視覚効果が凄い!


というか、今みたいにCGで何でも解決しちゃえっていう時代の

直前というか、先駆けのタイミングの映画で、

もちろん効果的なCGを多用してはいるんですがね。


それでも実写用のセットをちゃんと作って、

それが映画の映画らしさの雰囲気を存分に醸していて、

それがむしろ新鮮に思えたのです。

例えば水はほとんどが本物の水だし、

船の内装とか、

山盛りの人とか、

挙げだしたらキリがないけど。



おそらくCGに表現の転換点の時代だったからこその視覚効果であって、

後にも先にも絶対に同じ質の映画がつくられることはあり得ないと思います。

だって映画製作も単純な経済原理が働いてるから、

緻密で巨大なセット作るよりCGで描いた方が安くて、

その質もある程度良いならそうするでしょう。もはや。


最近のCGでとりあえず何でも解決しちゃえに飽きてる僕としては、

とにかく驚きの多いものでした。


そう思ってみたら、

ある種の文化遺産的な立場の作品なのかもしれないと、

そんな感想です。



あ、別に冷めた目で観てたわけではなく、

むしろ大いに感情移入しすぎて、大変だったんですが笑



と、そんな土曜日の夜でした。