すっかりInssbruckでの旅行の記憶が薄れつつありますが、
忘れないうちに更新しますよ。
既に遅い疑惑ですけどね!
ここまでの歩みは
をご参照くださいませ。
さて、ザハ・ハディッドの改修したスキージャンプ台を後にして、
ゆっくりとランチを食べ、
天気次第ではケーブルカーが山に登るはずだったんですが、
どうにも雲が晴れなくて、
やることなくなった感を漂わせながら
町をぶらぶらとしていたらば、
かなりきてます笑
いかにも写真で見た覚えのある
FRPのヌルッとした曲面。
ということで思いがけず再びザハ建築に遭遇。
これはインスブルック中心地とHungerburgという場所をつなぐ
ケーブルカーの停車場で、
始点終点含め全部で4つある駅が全部この形態のバリエーション。
一目遠くから見たときのインパクトは絶大です。
でも近づいてみたらあり得ない程の施工精度の低さも手伝って、
なんだか緊張感のない、だらしない塊といった様相。
周囲との調和を一切拒むかのような出で立ちでいて、
その上シャキッとした美しさが無いものだから、
なんか残念な気持ちが先に立ってしまう空間でした。
僕がここの市民で
しかも通勤に毎日このケーブルカーを使うとしたら、
絶対この駅は気に入らない自信があります。
正直でごめんなさい。
いや、ジャンプ台よりも空間の面白さを手に取れる部分はあるにはあるけど、
それでもこの屋根にしても地下にしても
説得力に欠けるのは間違いない。
ちなみにHungerburgの駅はこんな具合↓
うぅん、、、、、。
ついでに遊びでこんな写真を撮りましたよ。
FRPの割り付けのバリエーションをお楽しみください笑
いずれもズームイン、ズームアウトなしでの撮影です。