インスブルックの旅行記を続けますよ。
2月6日土曜日のスキーの様子はこちら→ Stubaier Gletscher
今回の旅は美味しいものも頂いたのです。
まずはこちら。
インスブルックの旧市街のはずれにある
随分とハイソな雰囲気のある立派なレストランにて。
土曜日スキーで散々疲労した後に
オーストリアビールと共に頂きました。
Wiener Schnitzel vom Kalb(仔牛のウィーン風カツレツ)↓
薄めの牛肉に薄めのサクサクの衣。
揚げ具合もさすがに絶妙で、
ETHの学食で食べるものとは別の食べ物でしたね。
いや、ETHのと比べるなんて、失礼ですね。ごめんなさい。
シュニッツェルの付け合わせって
フライドポテトなことが多い気がするんですが、
こちらのレストランはふかしたイモ。
(もちろん頼めば揚げイモにしてくれると思うけど)
それからオーストリアでは普通なのかなんなのか、
シュニッツェルにベリー系のジャムをつけて食べます。
最初は半信半疑でつけてみたんですが、
ほんのりとだけ甘くて、酸味が立っているジャムが、
びっくりするくらいマッチして、
うっかり右上に見える一瓶をきれいに使いきってしまった。
運動の疲れも手伝ってか、
これは欧州に来てからの外食のうちでも
雰囲気、値段、サービス等々総合して、
かなり満足度が高い食事となりました。
お次はデザート。珍しく。
オーストリアの旅行本に多分必ず載ってるのが
ウィーンのホテル・ザッハーのザッハー・トルテですね。
実はインスブルックにもこのホテルがあって、
そこのカフェで同じザッハー・トルテが食べられるのです。
なんでもウィーンから電車で送られてくるとか。
正直いって最初の一口は
「ん?そんなに言う程美味いものかねぇ。。。?」
って思ったんです。
といのもチョコレートのケーキなんて、
そもそもネットリと甘ーいのを想像してたもので。
でもこれはその反対で、
見た目とは逆に驚くほどサッパリあっさりしたケーキで、
中に仕込まれてるラズベリーか何かのジャム?が
ほんのりふわーっと絶妙な風味を演出していて、
その後味の爽やかなこと!!!
次の一口が全くためらわれないチョコレートケーキの奇跡です。
これは確かに美味い。
しかし同行者には普通に配膳された緒ケーキだったんですが、
中年過ぎくらいの上品ウェイトレスさんが
僕の前にこのケーキを置くときだけ、
異常に艶めかしいささやき声で耳元で“Sacher Torte”といってきたときには、
一体何が起きたのか何にも分からず“Danke”しか言えもせず。
しかし考えれば考えるほど、
あのささやきのことが気になるのです笑
とにかく、今回の度はいつもとっちがって
食べることも存分楽しめて、
満足です。