さて、金曜日仕事上がり、
Empaでのプロジェクトに、ベルギーの大学から手伝いに来ているテイス君が
今回の滞在を終え、ベルギーへ帰るというもので、
市内へ飲みに出るのにのこのことついて行きました。
結果飲みすぎて、帰りに電車をタッチの差で逃し、
結果、凍えそうな駅のホームで1時間待たされた。。。
もうチューリッヒは東京の真冬あたりの寒さですからね。
でも、普段同じ部屋で仕事をしていても、
ゆっくり話す時間なんてないから、
やっぱり飲みに出て交流を深めるのが大事ってのは、
日本の外でも同じなのだと実感。
とても良い時間を過ごせました。
さて、飲みに出る前、
この週末になんとなく映画を見たい気分になったので、
いつも行く店を覗いてみました。
結果、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版序 1.01 You are (not) alone.」と、
「マンマ・ミーア」を購入。
いや、レンタルDVDという選択肢ももちろんあるけど、
最近は同じ映画をひたすら繰り返し見て、
言葉の勉強に役立てるのがマイブームで、
ピンと来た映画は買ってしまう傾向に。
ちなみに日本での相場はあんまりわからんけど、
こっちのほうが安く買える気がする。
とくに世界レベルで流通してる作品はね。
(ちなみにエヴァは70フラン近くしました。。。気になる方は為替を調べてみよう!)
ヱヴァンゲリオンはすでに見たことがあったのもあり、
必要以上の感動もなくさらっと観賞。
次回はドイツ語音声ドイツ語字幕で見てみます。
日本語でもついてけないような作品なので、
きっと撃沈します。
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 [DVD]
- ¥3,350
- Amazon.co.jp
マンマ・ミーアは、
ABBAが好き、
メリル・ストリープとコリン・ファースが好き、
ギリシャが舞台らしい、
ミュージカルは嫌いじゃない、
という感じで、それなりに気になってた作品ではあったのですが、
閉店2分前に入った2件目の店のディスカウントコーナーの
一番手前に置いてあったのを、迷わず手にとってしまったのでした。
- ¥2,790
- Amazon.co.jp
映画自体、ABBAの音楽を軸にして作っていると思いきや、
どっちかというとストーリー先行で
場面ごとに音楽を合わせて使っているという印象。
もちろん音楽ありきでストーリを成立させてる部分もあるとは思うけど、
いかんせん、ストーリーの本筋と歌詞のかみ合わない部分が結構多かった気が。
単純に僕の英語の理解度合いの問題もあるかもですけど。
その上、音響のミックス具合も
敢えて音楽がストーリーに溶け込まないのを狙ってるかのような
浮いた感じに重ねられていたのもやや納得できない。
もともとは舞台ミュージカルだそうなので、
ある程度映画仕様にしっくり来ない部分はしょうがないかもしれないですね。
歌自体は吹き替えなしで役者が自ら歌ってました。
中でもメリル・ストリープがとにかく素晴らしかったのです。
本筋の演技も相まって、
出演者中唯一歌詞とストーリーの違和感を超越したパフォーマンスでした。
特に結婚式会場の教会に向かう手前で
ピアース・ブロスナンに歌って聞かせるシーンが秀逸。
曲はよく知ってるけど、曲名を知らない、WinnerとLooserがどうこうという曲ですが、
ごくごく単純に歌詞をストーリーに重ねて聞くと、
「(結婚を控えたメリル・ストリープの娘を自分の娘だと思いこんだピアース・ブロスナンに向かって
「あんたが来ても事態がややこしくなるだけだから、努々花嫁の付添人なんてすんなよ!」と言いながら)
勝利者はすべてを手に入れる♪
敗北者はひれ伏すだけ♪(かなり意訳ですけど)」
と、歌うわけですが、
言葉を素直に受け取ったらかなり嫌なことを言ってるような場面でも、
有無を言わせぬ貫禄と驚くくらいの歌唱力で、
観客に突っ込ませない圧倒的なエネルギーのあるパフォーマンス。
これだけでも見る価値はあったかも。
後、突っ込みどころはピアース・ブロスナンの絶妙にうまくない歌。
決して下手とは言わないけど、007のイメージのままで聴いたら、
何とも言えない気分になります。
総じて「この映画好きー」とはいきませんが、
そのくらいのほうが繰り返し見るのに適しているので(見飽きる恐怖がないから)、
直感に頼った買い物に今回も満足。
と、かなり引きこもりな週末でした。
今週は実はかなり盛りだくさんでばたばたの一週間になります。
気を引き締めて臨まねば。
の前に、今からちょっくらパーティへ出かけてきますー。