すっかり日も短くなってきているチューリッヒです。
それでもおもったより日は長い。
長い冬のせいでみんな鬱になると噂なのですが(地元人含めね)、
今のところ全然大丈夫な雰囲気です。
今週はどうやら秋の様子で、日中もそれほど寒くないのですが、
もちろん最低気温はすでに一桁℃前半。
先々週は本当に寒くて、チューリッヒも氷点下に下がってましたね。
ちなみにすでに初雪も南の方で踏んできましたよ。
詳細はまた後日にアップします。
さて、北ドイツの旅行記を続けます。
9月17日
山本邸で目覚め、窓から観えるものに驚いて一日が始まりました。
非日常感あふれる造形、煙突3本。
これはなにかとりゅうちゃんに尋ねてみたらば、
周辺の地域のセントラルヒーティングシステムの熱源だとか(!)
どの程度遠くまで熱を送っているかとか、効率とかはこれを見ただけじゃ分かりませんが、
とにかく、町のインフラ機能が視覚と体感の両方で感じられるのが面白い。
この日はりゅうちゃんは大学へ行き、
僕はこうちゃんと二人で市内をブラブラ。
最初に寄ったのはここ↓
ポツダム広場。もともと東西ドイツ間の緩衝地帯の一部だそうで、
ヨーロッパでは珍しい現代的な都会の様相。
でもベルリンは町の空間のスケール感が他の都市にはない感覚であると、このあと思い知らされます。
真ん中のこの構造は富士山をモチーフにしてるとか。。。。
それを聞かなきゃ結構かっこよく映っていたのに。。。
メインの建物との取り合いの感じ。
こういう切り取り方の写真で見ると非現実的な造形ですな。
なんだか具合のいい写真が撮れたから、勢いで載せただけです。
これは第二次世界大戦でベルリンが無差別空爆を受けた時のままに教会堂を残したそうです。
いや、無残な傷痕ですが、
世界で最初に無差別空爆を始めたのはナチス・ドイツであり、
彼らの非人道行為がこの戦争での爆撃の流れを生んだのは事実で、
そう思って見ると、何とも複雑な気分です。
しかし、少なくとも一般市民が巻き込まれるのは、やはり納得がいかない。
ちなみに旧教会堂をはさんで、新しく鐘楼と本陣(?)が作られています。
本陣(?)の内部はこんな感じ↓
自然光が色ガラスを通して入ってきて、これは素直にきれいでした。
教会を後にして、今度はバウハウス展示館へ。
何やら常設の展示物がほかの博物館で貸出し展示中だったようで、
グロピウス設計の建物をグルリと観てちょっと素敵な小物土産を買って終了。
建築自体は執拗にいろいろ褒めたたえる音声ガイドのせいで、
逆に必要以上に批判的な視点で見てしまったので、
ここでは何も書きません。たぶんいろいろ歪んだ印象を持っているから。
こちら建物の目印、マックスビル設計の柱(?)。
青空がよく映えます。
まだこの日の午前のみですが、今日はもう眠いからこの辺で。。。
お休みなさいー。。。。。