昨日は最高気温32℃、

今日は午後ピーカンだった直後に

急に曇ってきたかと思ったら、

あっという間に真っ暗になって

大粒のひょうが信じられない暴風と雷ともに降ってきた、

という異常気象のチューリッヒです。


っていうかひょうがやんだあと外一面真っ白でした。

もちろん積もったひょうで。


山の気候なのかね?

って思ってたら、

ETH(今日はETHで仕事でしたー)の同僚の皆さんは、

「こんなの初めてー。映画みたいー。Fascinating !」

と、何とものんきに楽しんでました。。。。


僕は

「外でたら危ないよ、雷とひょうの恐ろしさを知らないのかね、あんた達は!」

と思いながら、それでも内心すこしわくわく笑

いや、事故がどこかで起きてたとしたら不謹慎なのはわかってるのですが。


で、家に帰ったらNildaの彼氏のLucianoが

はるばるブラジルからやってきていたのでした。

これから1ヶ月ほど滞在するそうです。

歓迎の晩餐の様子はまたそのうち。



で、

ペンディングしておりましたZugへの日帰り旅行の続きです。


洞窟を後にした一行は一路Zugの市街地へ。

で、Dorotaが

「ちょっと旦那に頼まれてる買い物があるから、付き合ってもらっていいかしら」

というもので、

はいはーいとついていった店は

スイスのケーキコンテストで優勝経験のあるケーキ屋。


ほほー、と店内に入ると、

目の前にガラス張りの冷蔵ショーケースがあるのは

日本のケーキ屋と全く同じながら、

その中身は、

ケーキ

サラダ(?)

チーズ(??)

巻き寿司の詰め合わせ(???????)

と、何がしたいかよくわからないことになってた訳で、

ほんまにそんな上質なケーキを作ってるんかいねと

疑いの目を持ってしまったのでした。


いや、スイスの田舎度(というより妙にあか抜けない部分)に

びっくりすることは結構あるんですが、

この何でもあり感は日本田舎の何でも売ってる喫茶店的なものを

思い起こさせて、

悲しみや憐みと紙一重の、一種の愛しさを感じさせるのでした。


ともあれ、Dorotaの旦那用のケーキも買って、

今度は自分たち用に一切れずつ件のケーキを購入。

2階の喫茶室でカプチーノを頼んで一緒にいただきます↓
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !

実は

スイスに入って以降の初めての僕の写真の公開です。

もちろん右の人ですよ!

外国にちろっといっただけではそうそう変わるものではありません。


で、肝心のケーキですが、

何かのお酒(たぶんブランデー)を

たーっぷりしみこませたしっとりスポンジ生地に

パイ生地か何かをかぶせ、

生クリームで薄くコーティングして、

粉砂糖まぶして、砕いたナッツを背中?にふってる、

という様子だったのですが、

食べて納得。

確かにうまい。

っていうか、アルコールかなりきついんで、

子供はもちろん一部の大人も食べられないんじゃないか疑惑と、

これ食べたあと(日本では)車運転できなくなるんじゃないか疑惑を伴う

大人スイーツなのでした。


こりゃ物珍しさも合わせて

人を連れてくるのにいい場所を知った感じです。



カフェでまったりした後は、

Zug湖畔で散歩して、

旧市街の中へ。


この旧市街は、記憶が正しければ800年前からあるそうで、

かなーり見ごたえのある内容。

ちなみに、「地球の歩き方」にZugは本のおまけの1ページくらいしか載ってないのです。

3ページくらい割いてあげて欲しい。


で、この旧市街のハイライトは何と言っても

スイスの伝統技法を用いた木造建築群。

中世以降のヨーロッパ木造の代表的な意匠・構造↓
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
渡り腮で2階を持ち出してます。


異常に作りこまれたファサード意匠↓
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !

いかにも古い民家↓
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !

上写真右の民家の土台部ディテイル↓
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
いかにもヨーロッパ伝統木造感が出ています。



ややマニアックで、すいませんが、

個人的にはめちゃくちゃ楽しみました。

同行の3人も面白がってたし、お勧め観光スポットです。



そののち、再びカフェでビールをいただき、

Dorotaに市内まで車で送ってもらい、

電車に乗りついて23時に帰宅したのでした。


いや、充実して最高に楽しかった!



さて、明日は日本から送った荷物を引き取りに行きます。

何もトラブルがなければいいんですが。。。