さて、5月1日のメーデーは休日でした。


で、実は水曜日にスイス人の友達のTatjanaから連絡があって、

この週末の休暇に彼女の地元のTicinoに友達が遊びに来るけど来ない?

って誘いがあったもので、

喜んで馳せ参じたのです。


Tatjとは実はもう結構古い付き合いで、

僕が6年前に東京に引っ越して最初に住んだ部屋の

真上の部屋に彼女が住んでいたのです。


ある日夜中に部屋のドアをたたく人がいて、

眠い目をこすりながらなんじゃいとドアを開けたら、

外国人3人が「パーティしよう!」って言ってきて、

「はい!」っと即答したのが最初の出会いで、

その後も一緒に週末パーティをしたり、

Tatjがスイスに帰ってからは、

僕がヨーロッパへ行くたびに訪ねたり、

東京に遊びきたらご飯食べ行ったりなどとしていたのです。


で、今回のTicinoツアー参加者は、

Tatj、僕の他に、

6年前に僕の部屋のドアをたたいた3人のうちのもう一人のBarbara(スイス人、実はスイス人と日本人のハーフ)と、

今回がはじめましてだったAdriano(Adoちゃん、スイス人)でした。

この3人はジュネーブ大学の日本学科の仲間で、

当然のようにみんな日本語がうまい。



さて、Ticinoとは、スイスに26州あるKantonのうちの一つで南端に位置します。

アルプス山脈の南に位置していて、

スイスの他の地域とは気候もずいぶん違っていてすごーく温暖です。

植物も棕櫚とか亜熱帯風のものが自生してたりで、雰囲気もスイスっぽくはない。

言葉はイタリア語です。

町並みも人柄もかなりイタリア風です。


そんなTicinoを目指して、

チューリッヒ中央駅で朝9時ごろの電車に乗りました。

2時間半の電車の旅の途中、

スイス高原を走る間は、ハイジ的な風景で、

南に進んでくるとアルプスの雄大な山間(↓)を電車が走ります。


ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
気分は完全に世界の車窓から。

僕は鉄道マニアの類では全くないのですが、

すなおに楽しい鉄道の旅でした。


Ticinoの州都Bellinzonaに11時半ごろに到着し、

Tatj、Barbara、Adorianoと合流。

一度Tatj宅へお邪魔してこの日の予定のための荷物を車に積んでから、

いざ出発。


何をするか何にも聞かされてなかったんですが、

どうやらピクニックの予定だったらしく、

山道をずんずん進みます。


途中休憩がてら寄ったダム(↓)。


ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
007「ゴールデン・アイ」のロケで使われたそうです。

観てないからわからんけど。

ちなみに真ん中にバンジージャンプ台があります。


で、再び車で走ることしばらく。

地元の独特の建築を横目に見ながら、

到着したのはValley Verzascaという渓谷。

スイス国内ではもちろんヨーロッパ内でも有名な景勝地だそうですが、

日本語のガイドブックには何にも載ってない超穴場です(↓)。


ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
右Adoちゃん。左上Barbara。左下Tatj。


ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
渓谷には古い石橋がかかってます。

すごくきれいな造形です。


岩の上に陣取って弁当広げてランチ。

外で食べるとおいしさ倍増は世界中どこでもいっしょです。

途中Adoちゃんがイチゴを洗おうとして、

うっかり箱ごと川に流してしまったりとか、

ハプニングもがありましたが笑(↓)。


ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !

なんとかイチゴ救出。

昼食後しばらくくつろいで思い思いに過ごす一行。


ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
くぼみの水たまりでオタマジャクシと戯れるAdoちゃん。


存分にゆっくりしたあと、

次なる目的地Asconaへ向かったのでした。


続きはまた明日。