あの震災から10年。
テレビでは色々な特集が組まれていますね。
過去を振り返るのは大切なこと。
ただ、振り返るだけの番組もあれば、そこから今後のことを考えた、とても勉強になる番組も色々。
10年前。毎日毎日、被害状況を伝えるとともに、スタジオには色々な分野の有識者が呼ばれていて、「あ、この人また出てる!」「さっきは別の局の番組に出てたよね?」みたいな状況でしたよね。
…まぁ、今もコロナ関連ニュースで同じ状況だけれど。
特に印象を受けたのは…
最近もよくテレビ出演されていらっしゃる防災研究所・所長の山村武彦さん。
他の地域の地震や水害など色々な災害の時にも出演されていますよね。
多分、10年前だったと思うんだけど…もしかしたら他の災害の時かも…
被災地と中継を結んで被災者の方にインタビューする時間。
山村さんが冒頭に被災者の方にお見舞いを述べ、その後に自分たちの研究より想定以上であったこと、それによって想定以上の被害が出ていて申し訳ない…みたいなお詫びをお話しされたのね。
いくら対策をしていたり、備蓄していても…正解ってないじゃない?
災害って起こってみないとわからないし…
それなのに、山村さんが自分たちの力が及ばなかったことを謝罪されたのがとても印象に残ってる。
(それ以上に、時間の都合なのか山村さんの話をぶった斬ってインタビューを始めた安藤キャスターも印象に残っておりますが)
それ以降、山村さんの話はスッと受け入れられる気がする。
数日前、その山村さんが出演されていて災害時の連絡方法とかの特集だったかな?
10年前は多くの人がガラケーで電話は繋がりにくく、固定電話への行列。そして携帯電話を充電するための行列がすごかったと。
現在は多くの人がスマホを利用している中で連絡手段としてもだけれど、情報収集ツールとしても使う。モバイルバッテリやソーラーパネルで充電できるものも必要だ…とおっしゃっていました。
先日購入したソーラーパネル付モバイルバッテリ。
改めて購入して良かったなと。
もちろんお水や食糧なども大事だし、他にも必要だけれど…
今の世の中、情報を得たり、誰かと繋がれることも大事だと思う。