国字が一段落したので、次のステップへ。

今度は、「熟字訓・当て字」(以下、熟字訓と略します)に

取りかかることにします。


熟字訓とは、

蠑螈(いもりとかげ
洋琴(ピアノ音譜

みたいなものです。


試験では、10問出題され、配点は1問1点、10点満点。


これは、覚えるものが沢山あります。

目標は、凡そ1800個です。

多い…。

国字(120個)の15倍かぁ。

だけど、頑張るぞカメ


まずは、『征服』にのっている、211個を覚えることにします。

その後で、過去問で出てきたものをつぶしていきたいです。
昨日書いた記事のように、

国会図書館に行って過去問をコピーしてきました。

これで、1992(H4)~2002(H14)年度の過去問が

全部揃いました!!


2003(H15)年度以降は、

本屋さんに注文したので、近いうちに入手できそうです。
2003(H15)年度以降のわりと新しい過去問は、

amazonなどで購入可能です

(2003(H15)年度以降の過去問は、参考までに、

この記事の最後に載せてあります)。

しかし、それより前のものは既に絶版で、

新品で購入することは非常に困難です

(ちなみに一番古い過去問は、1992(H4)年度)。

そこで、2002(H14)年度以前の過去問は、

別の方法で入手するしかありません。


1.古本屋

 近くの古本屋さんや、神田神保町周辺の古書店街に行って、

 探してみるのも一つの方法です。

 ただ、1級の過去問題集は、あまり出回っていないので、

 古本屋さんで遭遇するチャンスは、少ないと思います。


2.ネットで古本購入

 直接お店に行かずに、ネットで検索する方法もあります。

 日本の古本屋 さんや、ブックオフオンライン さんで検索して、

 購入するというものです。

 ただ、こちらでも発見できる可能性は、

 あまりないと思います。


3.地元の図書館

 地元の図書館にあれば、ラッキーですね。

 地元の図書館にあるかどうかは、

 ネットで蔵書検索すれば、すぐ分かると思います。

 ちなみに僕の地元の図書館には、ありませんでした…。


4.国会図書館

 過去問が絶対にあるのは、「国立国会図書館」です。

 なぜなら国会図書館は、

 日本で出版されたすべての出版物が保管されているからです。

 もちろん、漢検1級の過去問題集も保管されています。

 国会図書館で過去問題集を借りて、コピーすることで、

 過去問を手に入れることが出来ます。


 ただし、コピーする際に注意しなければいけないことがあります。

 それは、

 「コピーできるのは、本文の半分まで」

 というルールです。

 このルールに抵触するのを回避しながら、

 1992(H4)~2002(H14)年度の過去問を入手するには、

 少し、コツがいります。

 それについては、白魚一寸さんの記事 で、

 詳しく紹介されていますので、そちらをご覧下さい。 



■■現在amazonで入手可能な過去問■■
日本漢字能力検定 1級/準1級過去問題集〈平成16年度版〉/日本漢字能力検定協会
¥1,365
Amazon.co.jp

2003(H15)年度の3回分が収録されています。



漢検過去問題集1級/準1級〈平成17年度版〉/日本漢字能力検定協会
¥1,365
Amazon.co.jp

2004(H16)年度分が収録されています。



漢検1級/準1級過去問題集〈平成18年度版〉 (200万人の漢検)/日本漢字能力検定協会
¥1,365
Amazon.co.jp

2005(H17)年度分が収録されています。



漢検1級/準1級過去問題集〈平成19年度版〉/日本漢字能力検定協会
¥1,365
Amazon.co.jp

2006(H18)年度分が収録されています。



漢検1級/準1級過去問題集〈平成20年度版〉/日本漢字能力検定協会
¥1,365
Amazon.co.jp
2007(H19)年度分が収録されています。



漢検 1級/準1級 過去問題集 平成21年度版
¥1,365
Amazon.co.jp

2008(H20)年度分が収録されています。
かなり前に、興味本位で買った参考書を4冊、

本棚の奥から発掘しました。

調べてみたところ、現在は、どれも絶版のようです。



■『―1級合格のための―合格捷径』
  (日本漢字能力検定協会、3刷1997年)


 『完全征服』が出る前の公式参考書&過去問題集。

 現在の試験レベルより難しめで、公式漢字辞典より詳しいです。

 ただ、公式漢字辞典に載っていないものは、

 現在ほとんど出題されていないので、

 詳しいことは、長所とは言えないみたいです…。


 とはいえ、

 「故事・諺」や「当て字」の例示が豊富に掲載されており、

 それらの学習では有効かも?


 1992~1995年度の過去問も収録されているのが嬉しいです。



■『「1級」日本漢字能力検定 平成6~9年度 公式問題集』
  (日本漢字能力検定協会、初版1998年)


 1994~1997年度の過去問題集。

 試験では、

 同じような問題が繰り返し出題される傾向にあるようなので、

 古い過去問も重宝しそうです。

 『捷径』と合わせて、1992~1997年度の過去問が揃いました



■『新漢字必携―文部省認定漢検1級コース―』
  (日本漢字能力検定協会、3刷1997年)


 現在の『漢字必携』の旧版。

 1級に加え、準1級にも対応。

 今のところ、役立ちそうな項目が見当たりません。



■ 『新漢字必携―文部省認定漢検2級コース―』
  (日本漢字能力検定協会、4刷1996年)


 前掲の2級~4級用。

 同じく、有用そうなところが見つかりません。




結局、一番使えそうなのは、過去問の部分ですね。

これらの参考書類も、

これから適宜使っていくことにします。
『完全征服』の「国字」問題を2周解きました。

2周目は、怪しいものもありましたが、

なんとか全問正解できました。

これからも、国字は、折りをみて復習しようと思います。
早速、漢検1級の勉強を始めました。


まず、手をつけたのは「国字」分野。

200点満点中の10点分。


この国字分野は、配点こそ高くないものの、

勉強するのがとってもラクです。


なぜなら、たった160字の読み方を覚えて、

書けるようになれば満点が取れるからです。

しかも、そのうち40字は準1級までの対象漢字なので、

実際の試験で出る確率はほとんどゼロ。


つまり、120字で10点ゲット。

最高ですグッド!



『完全征服』をメインにして、

120字のうち、意味がよく分からないものは、

国語辞典と漢和辞典を駆使して調べました。

調べた知識は、『完全征服』に書き込んでいきます。

記憶を定着させるため、必要に応じて、絵も描きました。

その後、書く練習をして、

『完全征服』の問題集を解きます。



この方法で9割くらいは、問題なしです。

しかし、途中で、

僕の持っている辞典に載っていない漢字が、

結構あることに気づきました。

漢字の読み方は、『完全征服』に載っているのですが、

意味が分からないと、なかなか覚えられません。


困りました。


きっと、今後取り組む、国字以外の分野でも、

同じように載っていないという事態に陥ることでしょう。


これは、漢検協会から出ている、

漢字辞典を買わざるをえないのかもしれません。

この辞典なら、1級で出題される字は全て載っているでしょうから。


今度、本屋さんに行くときに買っちゃおうと思います。

この漢字辞典で調べれば、国字も完璧になるはずです。
近くの本屋さんで、










気に入った参考書類を、












5冊買ってきました。























完全征服「漢検」一級/日本漢字能力検定協会









¥1,470



Amazon.co.jp






公式問題集&参考書。







とりあえず、これをマスターすることを目指します。







ただ、当て字のうち、国名と地名の部分は、







2002年度の最後から、出題されなくなったみたいなので、







そこは飛ばす必要がありますね。











~~~~~~~~『完全征服』の中身~~~~~~~~







1. 分野別の練習問題(152ページ分)







 本物の試験で出題される、







 それぞれの分野







 (読み・書き・四字熟語・当て字・国字・類義語など)ごとに、







 問題が集められている。











2. 1級用の漢字音訓表(43ページ分)







 1級で新たに出てくる漢字、約3000字を部首順に掲載。











3. 旧字体一覧表(9ページ分)







 旧字体と新字体の対応表。







 現行の試験では、出題されない分野なので、参考程度かな。











4. 人名用漢字表(5ページ分)







 「高校までで習わないけど、人の名前に使ってもいいぞ」と、







 法務省が決めた字の一覧表。







 今のところ、この表をどうやって勉強に活かせばいいのか、







 皆目見当がつかない。











5. 国字(3ページ分)







 ここのページはスペースが多めで、







 沢山書き込めるので、便利そう。







~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


















漢検合格ノート1級 改訂増補版/漢字検定指導研究会









¥840



Amazon.co.jp










非公式な、模擬問題集。








その安さが笑みがこぼれます。







この価格で23回分も模擬問題が入っているなんて!!











だけど、出題形式が少し古いみたいガーン







現在は出題されていない形式があるので、







そこは飛ばす必要がありそうですね。











そういうわけで、模擬試験形式になってはいますが、







得点を計算する意味があまりないので、







通常の問題集として、活用したいです。

















本試験型 漢字検定1級試験問題集〈’10年版〉









¥945



Amazon.co.jp










非公式な、模擬問題集。







出題形式が現在、実際に行われているものと全く同じ、







(たぶん)唯一の問題集。







17回分もあって1000円しないのは良心的ですね。











この本は、本物の試験問題よりも、







少しだけ難しく作ってあるようなので、







これで、160点以上取れれば、合格確実ビックリマーク











成美堂さんには、この高いクオリティを維持したまま、







ぜひ分野別の練習問題集を作ってほしいです。

















漢検 1級/準1級 過去問題集 平成21年度版









¥1,365



Amazon.co.jp










過去問題集。







他の級の過去問題集と比べて、







問題量が圧倒的に少ないんです…。







なんと、1級の問題は、3回分しか収録されていません。







(他の級は、たしか13回分くらい収録されています)。











準1級と抱き合わせになっているのですが、







準1級と合わせても6回分しかありません。











過去問を沢山解いて、実力をつけるには、







以前に発行された古い過去問題集を







古本屋さんで買う必要がありますね。




















漢検 四字熟語辞典









¥2,940



Amazon.co.jp










四字熟語辞典。







約4000語を収録。







難しくて読めない四字熟語でも、ちゃんと引けるように、







索引に工夫が施されています。











試験では、四字熟語の意味も出題されているので、







必ず辞書で意味を確認しておこっとビックリマーク











他の四字熟語辞典と比べると、







たぶん、1級の出題範囲の四字熟語を







ほとんど過不足なくカバーしている点で優れているので、これを買いました。



















これで、準備は整った(と思う)。











漢検1級へのチャレンジが、







いよいよ、始まる。











これから、どんな困難が、







僕を待ち受けているのだろう…はてなマーク




漢検の勉強のために、必要そうなものはなんだろう?


■参考書

 1級合格に必要な漢字、熟語、諺などが、一通り載っているものがあるとよさそうですね。

 これを軸に勉強していこうと思います。


■練習問題集

 参考書を見ただけで覚えられるのは、ほんの一握り。

 何度も問題を解いて、脳に知識を定着させる作業が必要ビックリマーク


■過去問題集・想定問題集

 実戦の形式に慣れておくと、心の準備ができて、安定した得点が期待できそう。

 点数をつけることで、その時点での実力が分かり、合格するために今後するべきことが明確になるはず。


■漢和辞典

 分からないことを調べるために!

 1級レベルに対応できるよう、なるべく詳しいものがいいですよね、きっと。



それでは、

買い出しに行ってきますパー

みなさん、今晩は。


このブログでは、

「日本漢字能力検定」、通称「漢検」の最高峰、


音譜1級音譜


に合格するまでの道のりを記していきたいと思います。





とりあえず、

漢字の勉強をする前に、

漢検1級ってどれくらい難しいのか、気になるので、

公式ホームページを見てみました。


最近の合格率、合格者数は、こんな感じでした↓

2008年度2回目

 合格率:13.7%
 合格者数:188人

2008年度3回目

 合格率:14.8%
 合格者数:251人

2009年度1回目

 合格率:20,7%
 合格者数:250人


予想していたけれど、やっぱり合格率は低いですね。



そして、

出題される漢字の数は、約6000字。

常用漢字(1945字)の3倍!!


どれだけ覚えればいいのだろう…。



とりあえず、大変そうなことは、

数字を見て、なんとなく分かった気がします。



よ~し、これから、頑張るぞメモ