コミュニケーションで大事なのは論理 | 恵比寿で働く編集長のBLOG

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アミューズメント業界をフィールドとするビジネス誌の編集者です

常々、「コミュニケーションで大事なのは論理だと思うけど、そういうこと言う人は少ないなー。情緒的な面の重要性を説く声の方が大きいなー」と思っているんです。

もちろん、相手を理解したいという<気持ち>とか<関心>がすごく大事!

でも、そこに偏りすぎで論理性が軽視されてるように思うんですよね。

そもそも、「日本人は論理思考が弱いんじゃないか」という疑いがあるんですから(笑)。これを放置したらマズイんじゃないかな、と。

さて、書店でライフネット生命保険の出口治明代表の著書を手に取り、パラパラめくっていたら、ロンドンの児童教育について書かれているところに目が止まりました。
その内容は割愛しますけど、ロンドン赴任時にそれを目の当たりにした出口代表は、こんなことを思ったそうです(以下)。

「自分よがりの理屈では絶対に相手に通じません。できる限り誰にでも理解できるよう普遍化しなければ、相手に伝わらないのです。この普遍化は、数字・ファクト・ロジックと言い換えることができます。コミュニケーションで大切なのはまさにこの点です。保育園からそれを徹底している連合王国は、教育の合理性という点では日本のはるか先を歩んでいることを実感しました」