恵比寿で働く編集長のBLOG

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アミューズメント業界をフィールドとするビジネス誌の編集者です

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自分個人を振り返ってみると、「整理」の年だったように思います。

ビジネス誌の編集者といっても、カバーする範囲は広いですから、どうしても知識が断片的になってると思うのです。記事作りのために、ある分野を調べ、取材すると、一時的に(ごく狭い範囲ではあるけれど)にわか専門家になるわけです。でもそれは虫食い状態というか、体系だっていません。

そんなことを感じていたので、ちょっとだけでも是正しようと思ったんです。

というわけで、人生初めて「資格/検定試験」というものを受けました。

ひとつは「ITパスポート」という、ITの基礎知識。
IT合格証

どんな仕事ももはやITと無縁ではありませんから、現代社会においてはもはや「教養」のレベルなんじゃないかな~と思いますし。実際、受検者の多くは非IT系企業勤務の社会人だそうです。
IT成績
このITパスポート試験は、「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」3分野で構成されています。「テクノロジ系」はさらに基礎理論、コンピュータシステム、技術要素の3つに分かれているので、5カテゴリということになります。

それぞれ1000点満点中870点、825点、865点という、自分としてはまずまずの点数でした。合格ラインが各300点という低いハードルです。ボクは「合格」するのが目的ではなく、知識を「整理」するのが目的なので、8割くらいは得点したいわけです。

「ストラテジ系(経営全般)」の出題範囲は、企業活動/法務/経営戦略/ビジネスインダストリ/システム戦略。
ストラテジ

「マネジメント系(IT管理)」の出題範囲は、システム企画/開発技術/プロジェクトマネジメント/サービスマネジメント/システム監査。文字にすると難しそうですが、あくまでこの分野についてのごくごくザックリした基礎知識を問うものです。
特に「ストラテジ系」は、ビジネスマンならさっと一読して「あー、こんなものね。OK」といきたいですね。

でもこのITパスポートって、一応、国家資格なんですよね。しかも「情報処理技術者試験」だって! ちょっと実態とかけはなれているような(笑)。

もうひとつは「統計検定」という試験。そのものズバリ、統計の知識を問うもの。
実は、ITパスポートの「テクノロジ系 ~基礎理論」の中には、集合や確率が含まれています。それに、もうだいぶ昔のこととはいえ、リサーチファームで分析やってましたから、統計的な感覚はあります。
というか、そもそも冒頭に書いたとおり、これまでの知識の「整理」であって、新しいことの学習という位置づけではないんですよね。
統計検定
受験したのは、ごく基礎的な「3級」ですが、自己採点で正答率8割超え。でも成績優秀者には届きませんでした。残念。

この他にも、マクロミルさんの「マーケティングリサーチ基礎講座」の第一弾と第二弾に行きましたね。これは部下に、「行くように!」と推奨していたものですが、部下がどうしても行けなくなり、抽選に当たったのにもったいないから、自分が行ったのです。思いがけず、いい復習になりました。

そんな1年でした。

そして年の瀬の12月に、7年間務めた編集長を卒業し、事業部統括部長という新たな役割を与えられました。

というわけで、この「編集長ブログ」も年内でおしまいです。

7年間お付き合いいただき、ありがとうございました。