ちょっと記事が前後してしまいましたが、
２週間前の信州です。
もう終わりかけの紅葉。
足元には沢山の落ち葉。
この落ち葉、天然の肥料の宝庫なんです。
積んでカバーをしておけば、ふっかふかの腐葉土になります。
そんな訳で来年の畑の準備に、
落ち葉集めに勤しんでいます。
大きな熊手で落ち葉をかき集めては、
30キロ用の大きなクラフト紙の米袋にぎゅうぎゅうと
詰め込んで、いくつかその袋ができたら
畑の脇まで車で運んで、堆肥の横に開けて積んで、
上に乗って踏み固めて、ブルーシートをかぶせる。
この踏み固めるのが楽しいのよー。
落ち葉の山は弾力があってトランポリンみたいで、
踏み踏み ポワンポワン、わ～～い！た～のし～～い♪
一人ではしゃいでたら夫に呆れられてしまいました。(笑)
母には、せっかく綺麗に降り積もった落ち葉の景色なのに、
なんと無粋な！とか言われましたが、
我が家の無化学肥料、無農薬栽培のおいしい野菜を
散々楽しんでおきながら何を今更！
じゃあ美味しいお野菜諦める？と言ったら、
諦めない！と即答が。www
結局花より団子、風情より食い気なのね、母も。
うん、さすが私の母。(笑) この母にしてこの娘アリなのです。
きっと母は私を胃袋の中で育んで口から産んだに違いない。
でもね、私たち、落ち葉根こそぎは持って行ってませんよ。
景観に配慮は忘れません。観光地ですからね、
そして、その畑での収穫物。 これ、何だかわかります？
チョロギです。っと言われてピンと来る人も少ないかしら。
これです。
↓
- 国産ちょろぎ梅風味(個包装) 1Kg入 メール便不可カリカリ梅のような風味と食感のちょろぎ/チ...
- ほら、よくお節料理の黒豆の上に添えられている巻貝みたいなアレです。
- この春、ご近所さんからチョロギの苗あげるから育ててごらん、って
- いくつかの苗を頂いたんです。それがそろそろ収穫時期。
- ってことで、掘り起こしてみました！
おおお！？根っこの先っぽ（？）が渦巻いてるー！
これがチョロギなんですね。
我が家のお節に登場したことはないので、
実際に見るのは初めてです。ちょっと感動～。
でも正直どこからがちょろぎとして成立しているのか、
どこまで食べられるのかが謎な植物なのであります。(笑)
全部でこんな量採れちゃいました！
いやーーー、どうすんの？これ・・
甘酢漬けにしてもこんなに有ってもさすがに飽きるよね！？
なので、ちょっと食べ方調べてみました。
そしたらね、加熱した時の食感や味は百合根そっくりだと。
おおお、酢漬け以外でもいけるのね！
じゃあ早速トライしなくっちゃ♪
ってことで、まずは無難にこんなお料理に加えてみたり。
きのことチョロギの炊き込みご飯と、豚汁。
我が家のちょろぎ、小さいのでこの写真で見えるかしら！？
お醤油の色を吸っていまひとつな色合いになっちゃいました。
加熱すると確かに百合根のようにホクホクして甘いです。
でも加熱しすぎると溶けちゃいそう。
この右上の洋風かぶら蒸し。
聖護院蕪がちょうどいい量残っていたので。(笑)
かぶら蒸しには海老や白身魚、銀杏や百合根が入りますが、
今回はブロッコリー、シャウエッセン、自家製人参と、
チョロギを入れて、銀あんはコンソメベースに。
百合根と似てるならちょろぎでもいい筈だっていうだけの発想。
チョロギはとっても健康にいいらしいし。
かぶら蒸しはこんな風に洋風にしても美味しいんですよ～♪
ちょうどハロウィンの直後だったので、その余韻を楽しんで、
信州産の坊ちゃんカボチャとベーコンのグラタンは
くりぬいたかぼちゃをそのまま器にしてみました。
てんこ盛りがド迫力のきのこのパスタ、きのこは全て信州産。
声を大にして申し上げておきます。
これは夫の分ですから！！！
いくら私が大食いでも、流石にここまではね。（＾_＾；）
さて、最後になりましたが、
以前企画した杏ジャムプレゼントに、
ご当選されたCOCOさんが、ご自身のブログで
この杏ジャムのことをご紹介くだいました。
COCOさん、とっても素敵にご紹介戴いて、
どうも有難うございました！
