小雪が舞うロバニエミの朝、
夫は朝からサウナで汗をかき、私はその間ゆっくり寝坊。
普段から朝さっとシャワーを浴びるだけの生活で、
週末たまにゆっくりお風呂に浸かる位なので、
バスタブなしの生活にも特に違和感や不便ははないのだけれど、
さすがに長距離移動の後だけはお風呂にゆっくり浸かって
体の疲れを癒したいなって思ってしまう。
フィンランドではそれがサウナなんだろうけれど、
でも名前からも分かる通り雪娘には暑さが天敵。
サウナは気分が悪くなるので入れない。
なので諦めて結局今日もさっとシャワーを浴びて出発準備。
でも、久しぶりにドライヤーが有ったので、
寒さで痛んだ髪にトリートメントをしてきちんとブローして
乾かせたのでかなりリフレッシュ。
髪も久しぶりにツルツルサラサラになった♪
低温過ぎると髪って外気に触れた瞬間に氷っちゃって
ぎしぎしバリバリになっちゃうんだよね。
チェックアウト準備をして朝食はレストランでバフェ。
パン各種、パンケーキやハム・ソーセージ・チーズ類、
卵料理、生野菜、フルーツ、ミックスベリーとヨーグルト。
フィンランドのホテルの定番中の定番メニュー。
味は、ヘルシンキの空港近くのランタシピホテルの方が上。
食後はビレッジ内に有るマリメッコとアラビア イッタラーの
アウトレットショップへ。でも、うーん、高い~~~。
アウトレットと言うより正規品をほんの少し割引って感じ。
元々がべらぼうに高いし、今はユーロも高いしで手が出ない。
ビレッジ内の他のお土産屋さんなんかも覗いたけれど、
結局何も買わずに、12時前にチェックアウトしてロバニエミを出発。
なにしろ今日はヘルシンキに向けて黙々と運転しなきゃ、
目的地に今日中に着けなくなるからあまりゆっくりしていられない。
今日の目的地はヘルシンキ。これで北極圏ともさようなら。
黙々と車を走らせ、ケミを過ぎ、オウルで給油&ランチ。
フィンランドの夕日はとってもゆっくり沈んでいくので、
夕焼けがとてもきれい。
白樺も夕日に真っ赤に染められてる。
ユバスキュラを少し過ぎた所で、初日にランチ休憩した
スーパーとレストランを併設したガソリンスタンドを見つけて
夕飯&給油&飲み物の買い出し。
お目当ての初日に買って美味しかった三角のチョコデニッシュを
探したけれど今日は無かったよぉ。うう、、残念。
夕飯は北欧の定番のカフェテリア方式。
頼み方は分かってる。壁のメニューから好きなのを選んで、
レジの列に並びながら、メインの他は自分で
セットに含まれる物をとトレイに揃えていくのだけれど、
でもフィンランド語のメニューが読めない訳よ。
写真であれは何だろうって料理の想像はつくのだけれど、
そのセットには何が含まれているのかが分からない。
だからサラダが付くのか、飲み物は?スープは?何もわからん!
そして、注文しようにも、フィンランド語発音出来ない。(笑)
さあ、あなたならこの状況どう解決する?
私はとっさにある解決策を思いつき、無事夕飯に有りつけたよ。
食べたいメニューをi phoneで撮影して、レジまで手ぶらで行って、
お姉さんにその写真を見せて「英語で」これ下さいって言ったの!
瞬時に問題を理解したレジのお姉さん、まず会計を済ませて、
近くにいた他の店員さんになにやら状況説明。
そしたらその店員さんが流暢な英語で「あなたのメニューには
パンとサラダバーとコーヒーが含まれているので、それぞれ
(指さして)そことそこから取って下さいね」と親切に教えてくれた。
その後にも、「何かほかに必要な物は有りますか?」って
わざわざ聞きに来てくれたりして、
フィンランドの人は皆とっても親切!!!
旅先で親切にされるとその国のイメージぐんとアップだよね。
番号札を立ててサラダバー、パン、コーヒーをとって待っていると
メインを持ってきてくれる。
さすがの私達でも、二人で食べても多かったぜ。(笑)
さて、その後はまたひたすら黙々と車を走らせ、夜11時過ぎに
やっとヘルシンキの初日と同じ空港近くのランタシピホテルに到着。
今日の走行距離は、886.1km。これまでの総走行距離は2761.8km。
いやはや、長い移動だった。
部屋は前回より少し広く、前回と違って室温も適切で快適。
とりあえずシャワー浴びてビール飲んで速攻寝た。
う~~~ん、疲れた!<私一切運転してないけど(^_^;)








