ご無沙汰しております、グロッキーこつぶです。
このところすっかり春らしくなった陽気とはうらはらに、我が家には病気の嵐が吹き荒れておりまして。
病院通いが続いています。
前回の記事でちびたがぐずぐずと書きましたが、あの記事を書いた日の夜(14日)に40度を超える熱を出しました。
眠いけどつらくて眠れずぐずりっぱなしなのですが、手足がまだ冷たい=熱が上がり切っていないので座薬を使うこともままならず様子見。
熱が上がり切っていない状態で座薬を使っても効果薄なので。
朝の3時ごろあまりにつらそうなので、かわいそうになり座薬を投入。
しかし予想通りほとんど解熱効果がなく39度台のまま。
座薬が効かない高熱で考えられるのは突発か、まさかだけどインフルエンザ…。
はやる気持ちを抑えて、確実な結果が出るであろう発熱から12時間経った午後まで待ってかかりつけ医へ連れて行きました。
院長先生の見立ては「たぶん風邪」。
乳幼児が季節性インフルエンザに罹患した場合高熱以外に咳がどんどんひどくなるのが特徴らしいのですが、ちびたはのどが赤く腫れていて咳が出ていないためインフルエンザとは考えにくいーと。
そして座薬がほとんど効いていないので突発の可能性も捨てきれないとのことでした。
2日経っても熱が下がらなければ再度受診、突発だとすると4~5日後に赤い湿疹が出るので湿疹が出たら再度受診(突発の確定診断をするため)。
2日以内に熱が下がって湿疹が出なければ風邪なので受診せずそのままで…という指示をいただきました。
「手足がずっと冷たいままなので、40度を超えていてもまだ上がり切っていないのかと座薬を入れるタイミングがよくわかりませんでした」と言うと、「足は体調の良し悪しにかかわらず冷たいのが子どもだから気にしなくていい」と。
「手の温度を見てください。手が冷たかったらまだ熱が上がっている途中で悪寒がしている状態だから温めて。手が熱くなってきたら熱が全身にわたって上がり切った証拠だから座薬を入れたら通常は下がります。この時は汗が出るほど暑い状態だから薄着にしてあげてください」とのことでした。
発熱することで体内に入ったウイルスを撃退しているのだからむやみに解熱してはいけない、というのがこの先生の考え。
なので40度近く熱が出ていても薬はなし。
その代わりウイルス性の風邪とか突発とかに関する資料をたっくさんくださいました
翌15日、相変わらず座薬があまり効かずぐったりして横になってごろごろしっぱなしのちびた。
もうだるくてだるくて仕方ないようで、自力で座ることすらできません。
一方そんなちびたを横目に元気いっぱいリビングを走り回るちびこ。
元気いっぱいなんですが、どうも左目の上まぶたが赤く腫れている感じがする…。
少しまぶたをめくって見るとどうもものもらいっぽい。
でもちびたを連れて外に出るのはどうにも忍びないのでこの日は様子見。
翌日16日、やはりちびこのまぶたの腫れが引かないので、やや体調を持ち直したちびたも連れて近所の眼科へ。
診ていただいた結果ものもらいまでは進んでいないもののばい菌がついた状態とのことで、「数日で治るでしょう」と眼軟膏が処方されました。
眼軟膏…以前子どもプラザで目に怪我をした時にも出たアレ。
眼の中に直接軟膏を入れちゃうってやつです。
素人には処置の難易度が高すぎるのよねー。
でもものもらいになってほしくないので、眠った時を狙ってチュッと入れてみました。
入れた直後に猛烈な勢いで目をゴシゴシされるけどね…かえって悪くなりそう。
そして17日、ちびたの発熱以来ほとんど睡眠をとれなかったのが災いしたのかそれまでも今ひとつだった私の体調がさらに悪化。
鼻水の量が増えて痰もからまるようになり、さらには顔面痛や歯が浮く感じまで発生。
この日はちびたはほぼ平熱に戻って食事もとれるようになり、ちびこのまぶたの腫れもほぼ引いたので、以前行ったことのある耳鼻科へ向かいました。
数年前にも花粉症がひどくなったあまりに歯が痛くなり歯科へ行ったところ、「虫歯ではないですよ。鼻と耳の間に鼻水がたまっていることで歯が痛いように感じる状態になっているだけなので、鼻水が抜ければ痛みもなくなります」と言われたことがあったんですね。
今回も同じような症状だったので、今度は歯科ではなく耳鼻科がいいかなーと。
で、結果は急性の副鼻腔炎でした。
風邪をこじらせて粘性になった鼻水が頬の裏にあたる空洞にたまって炎症を起こし痛みを発生させる病気。
「自然治癒することもあるけれど、きちんと治さないと慢性の副鼻腔炎、つまり蓄膿症になります」と。
この炎症が治るまで抗生物質を飲み続けなければいけないんだそうで……うーむ。
しばらく通院してくださいと言われたのですが、診察時の先生の態度がかなり感じ悪かったのですよ。
ベビーカーに乗せていればおちびたちを診察室の中まで連れていっていいと言われていたのですが、いざ入ると私が離れたためにちびたが号泣。
すると先生が「ちょっと! うるさいから待合室に出して!」とあごをしゃくって看護師に指示。
診察でも、「気管の状態を診たいのでエーーーと声を出していてください」と言われたのですが、舌を思い切り引っ張られた状態なのでそもそもエーーーと言うのが難しい。
それでも私なりに必死にエーーーと言っていたつもりなのに「ああもう! あなたのは全部アーーーになっちゃってるんですよ! もう一度行きますよ」と言われ。
数回やらされた挙句「やっぱりアーーーだ。これじゃ診れないです、もういいや」だって
その後頭部レントゲンを撮ったり鼻に蒸気を当てたりしましたが私のイライラムカムカは止まりませんでしたよ。
再度診察台に座るとレントゲン写真を見ながら丁寧に説明してもらえたのですが、正直なんだこの医者って感じでした。
おそらくね、患者をリズムよく診たいタイプなんだと思うんです。
患者Aを診て、他の検査を受けさせている間に患者Bを診て、検査結果をふまえて再度患者Aを診て、終わったら患者Cを診て…と。
けれどその流れが自分の思うようにこないからイラついていたようです、たまたま私の時に。
「遅いよー」「カルテはすぐ出して置いといてくれないと」とかそばの看護師に言っていたから。
でもそんなことは患者から言わせれば知ったこっちゃないわけで。
気管をしっかり診たいなら患者がうまくエーーーって言えるようにあんたも工夫しなさいよ!って思うわけです。
医師も人間だからイラつくこともあるでしょうけど、患者の前でその気分を見せちゃいけないでしょう。
子どももたくさん来ていたけど、私はそういう部分を見てしまっただけにこの耳鼻科に私だけでなくおちびたちを通院させるのも100%ナシです。
なので処方された薬がなくなったら近所の耳鼻科に転院するつもり。
病院もサービス業なのになー。あの先生、分かってないんだろうなー。
これまで病院や主治医といったものに関しては比較的恵まれてきた方なので、今回の件はほんとびっくりしました。
と3日連続であちこちの病院に親子そろって行っていたのですが、同時期になんと夫は食あたりに。
出張先で食べた鶏のレバーがビンゴだったようです…。
先週は一家4人全員が受診という怒涛の一週間でした。
で、その後ですが。
ちびたは18~19日に湿疹が出まして、かかりつけ医を再受診したところ突発との確定診断をいただきました。
湿疹といっても体幹(お腹や胸・背中)だけで手足には出なかったんですが…そんなもの?
湿疹がおさまるまで機嫌はすこぶる悪く、今週に入ってやっといつものちびたに戻った感じです。
ちびこのまぶたの腫れは1日で引きました。
しかし今週に入ってからややお腹がゆるい…熱はないのですが少し気になるところ。
夫は出張翌日は仕事にならないくらいグロッキーになっていましたが、出し尽くしてしまうと(失礼)心身ともにすっきりしたようです。
私は…顔面痛はなくなりましたが歯の違和感がまだ若干残っているかな。
炎症が治っても歯の違和感が残るようなら虫歯の可能性があるとのことなので、歯科受診も一応視野に入れておかなければいけないようです。
しばらく歯科検診に行っていないからちょうどいい受診機会かもしれません。
単なる風邪と思っていたのがここまで引き込んでしまって、自分の体力のなさにほとほと呆れてしまいますね…。
母親として体調管理をきちんとしなければ、仕事どころか育児や家事すらままならないのだし。
運動不足解消のために、もっと公園でおちびたちを追いかけた方がいいかしらん。
鷹匠のごとくおちびたちを呼びかけと手招きで動かしている現在…横着しすぎ。
こんな状態だったためにお雛さまも昨日やっと出しました(遅い)。
10日ほどのお披露目…許してたもー。
しなければいけないこと、したいこと、てんこ盛りですが幸い今週はいい天気が続いているのでさくさく片付きますね。
仕事スペース確保のためにリビングを大きく模様替えしたのですが、仕事から帰ってきた夫が「こつぶは天気が良ければ快調だね。こんなに元気になってくれるなら福岡ももっと晴れる日が増えてほしいよ」と。
私のやる気を天気のせいにしますか。
でも夫の言うことは私も自覚しています。
青空が見えた日は朝からどんどん体が動きます。
雨の日は雨の日で何となくのんびりした気分になるからけっこう好き。
けれど曇った日は気分もどんよりして、やる気がどうも起きない。
もしかしたら冬季うつなのかなー。
ま、やる気の有無を天気のせいにしちゃいけませんね。
今週も半分過ぎちゃいましたが、やっと家族の体調が落ち着いてきたのでてんこ盛りの用事をこなしていきたいです。
皆さんも体調崩されませんように。