お久しぶりですー。
のどのイガイガがすっきりしないこつぶです。
前回の記事からはや10日…書きたいことが山ほどあるんですが、ちょっともやもやして文字にしないと自分の中で昇華しきれない出来事をひとつだけ書きます。
数日前、某子どもプラザに久しぶりに行きました。
おちびたちが2人とも歩くようになってからもっぱら公園で遊ぶことが増えたこと、風邪でいくつかキャンセルしたものの私も託児つきのイベントにあちこち参加するようになったことで、最近めっきり足が遠のいていましたが。
予定が早く終わり、車だったこともあって「行ってみるかな」と思い立ち向かいました。
とにかく自分の足で歩きたいおちびたちは、やっとチャイルドシートやベビーカーから開放されて大喜び。
以前は見向きもしなかった木の積み木で遊んだりして、成長を感じたりしていたんですね。
しかしコトは突然に起こりました。
以前なら自分から飛び込む勢いだったボールプールに「まぁ入っといてあげる」的な冷めた感じで座っていたちびこ。
その顔面に四角い木のおもちゃが先端についた棒が振り下ろされたんです。
振り下ろしたのは年中~年長くらいの女の子。
ボールプールの外から、至近距離で力いっぱい。
私はそろそろ出してやろうかとちびこの正面にいたのでその瞬間をしっかり目撃しました。
でもあまりに突然のことで一瞬何が起こったのか分からなかったくらい。
ちびこはそれまで私の顔を見ながらおしゃべりしていたのですが、殴られた瞬間から5秒くらい目を閉じたままで、その後火がついたように泣き始めました。
私のななめ後ろにその女の子の母親の友達らしき女性がいてやはり一部始終を目撃していて、母親を呼びに行きましたが。
「○○ちゃんがやったよー、泣かせちゃった」と。
殴った張本人は少しバツの悪そうな顔をしていましたが謝りはせず。
そして母親が離れたところからやってきて「すみません、うちの子が何かしました?」と言ってきました。
ちびこの左目におもちゃが直撃したのでやや心配だったものの、子どもプラザでは子供同士でたたいたりぶつかったりというのはよくあることなので、努めて穏やかに状況を説明しました。
するとその母親は女の子に対して「だめでしょそんなことしちゃ!」と怒鳴って、私に「すみませーん」と。
そして女の子にまた何かを言っていました。
ちびこはその間もひどい泣きようで、目が開けられない状態に。
あまりにひどく泣くのでガーゼハンカチをぬらしておもちゃが当たったあたりを冷やしましたが、肝心の目を見たくても号泣して確認できず。
ここまで泣かれるとさすがに私も不安になってきました。
学生時代にコンタクトレンズ関連のアルバイトをしたことがあるので眼病に関する知識はそこそこあるのですが、もし角膜が傷ついていたら視力に影響が出る…と。
スタッフさんからも「目のあたりに当たったのなら念のため病院に行ったほうがいいですよ」と言われたので、急きょ近くの眼科を教えてもらっていくことにしました。
楽しく遊んでいたちびたも強制召集して慌しく帰る準備をする中で相手の親子を目で探したところ、母親はこちらを気にしているようでしたが友人と話したりしていて特に声をかけてくるでもなし。
ひどく泣き続けるちびこをあやしているうちに、「そもそもちびこが向かっていって悪さをしたわけでもないのに」と怒りがふつふつと沸いてきました。
なぜそんな、何もなかったような顔してんの?
顔面に、それも目のあたりに当たって目が開けられない状態なんだよ?
こういう時は自分から「何かあったら」って連絡先を言うもんじゃないの?
っつーか私ならそうするよ!と。
でもこういう場所では子どもプラザを通してやりとりするのかもしれない…と思い直し、帰り際に「もし眼科で通院が必要と言われたらこちらにも連絡を入れますのでその後の対応はしていただけますか」とスタッフさんに聞きました。
スタッフさんも慣れていないのかおろおろしていたものの、「受診の結果何もなかったとしても連絡ください」とおっしゃったので急いで教えてもらった眼科に行きました。
眼科に着くころにはちびこの目も開くようになったのですが、目頭のあたりやまぶたに擦ったような赤い線がいくつかありました。
診察室に入ったとたんにちびこがまたひどく泣き始めたため、「暴れないようタオルでぐるぐる巻きにしてから診察します。お母さんはいったん外へ」と言われ私は寝ているちびたと共に廊下で待つはめに。
人なつこくて積極的に見えるちびこですが実はかなりの小心者。
ぎゃーーーーっというちびこの叫び声が何度も聞こえてきて、ちびこの恐怖心を思うと本当にいたたまれませんでした。
眼科検診って目に色素の目薬を入れたりするからね…。
で、診察の結果ですが。
おもちゃが当たった左目の黒目の部分に数ヶ所の傷が入っているとのことでした。
「おもちゃの角が眼球の表面をかすったようですね」と先生はおっしゃっていました。
角膜までは達していないので目薬と軟膏でしばらく様子を見ることになりました。
細菌が繁殖しないように眼の中に軟膏を入れるんです、直接。
これ、実際にちびこが夜眠ってからやりましたが、薬を入れる側も怖いです…。
角膜が無事だったのが不幸中の幸い。
でも、傷すら入っていませんと言われるのが一番いいわけで、傷が入っていたというのはやはりショックでした。
かすっただけでよかった。
受診後子どもプラザに電話を入れて診察結果を報告。
例の親子はその後しばらくいたそうで、母親は怪我をさせてしまったとやや落ち込んではいた様子。
しかし結局連絡先を言うことなくそのまま帰ったらしいです。
子どもプラザの責任者からいただいた今日までの数回の電話で伺った話をまとめると―
単なるけんかという問題ではなく受診を必要とする怪我が発生したケースとして市の担当部署にも報告。
怪我をさせた側の母親にも診察結果や私の心情・子どもプラザの立場からの注意を説明するため連絡を入れている。
登録している携帯電話はこの数日通じないので現段階では直接話せていない。
しかしこのまま電話が通じなければ他の方法をもってでも必ず説明を受けてもらう。
母親から謝罪等の申し入れがあった場合、まず私に連絡先を伝えていいかの確認を先にとる。
状況が動くのに時間がかかる可能性もあるが子どもプラザとしてもきちんと対応するので安心してほしい。
という感じになっています。
私としては診察費等の支払いを求めるつもりはないし(そもそも乳幼児医療制度で無料だし)、夫共々「子どものすることを常に見ているわけにはいかないからある程度のトラブルは仕方ない」という考えなのでいつまでも引っ張るつもりはありません。
ただ問題が起こったあの時母親が言った「すみませーん」という軽い一言がどうにも腹立たしいんです。
そのことを子どもプラザの責任者も伝えました。
「お母さんのお気持ちはよく分かります。ただいろんな方がいらっしゃるのも事実です」と。
本当にそう。
いろんな人がいるということを、今さらながら痛感しました。
それでも、自分の子どもが怪我をさせてしまった相手が病院に行ったと知っていても、何かあったら連絡してほしいと言えないのはどうしても理解できないです。
逆の立場だったら納得できるんだろうか。
おちびたちもこれから大きくなってくると今度は小さい子に怪我をさせる事態がもしかしたら起こるかもしれませんが、そうなったら私はできる限り誠実に対応したいと心底思いました。
ちびこは翌日も眼科を受診しまして、幸い傷は小さくなっています。
今週いっぱいは投薬を続けて、充血や目やに等がなければ大丈夫とのこと。
少しだけほっとしています。
子どもプラザそのものに問題があるわけではないのでまた機会があればおちびたちを連れて行こうと思いますが、今回のことで子どもプラザ内で再度いろんな検討や確認が行われるとのことでした。
おしゃべりに夢中でわが子の行動を見ていない母親が多いので改めて注意喚起するとか。
スタッフもより注意深く見守りをするとか。
年齢の違う子どうしでのトラブルが多いのでその対処法をスタッフ全員に徹底するとか。
きっかけになった当事者としてはぜひ期待したいところですね。
ちびこはこのトラブルがあってから夜の寝つきが悪いです…。
昨晩は熱が38度2分まで上がりほとんど寝ず。
ぐずるちびこをあやし続けた私も1時間くらいしか寝られませんでした……。
今日も少し熱っぽいですが、食欲はあるし機嫌も悪くないので様子見です。
早く元気になーれ。