№435
映画「6才のボクが、大人になるまで」(リチャード・リンクレイター監督)を観ました。
ドキュネンタリー映画ではありませんが、オーディションで選ばれた6才の少年が、大学進学するまでの12年間の成長の姿を描い
た作品です。
従って、両親役のイーサン・ホークとパトリシア・アークエットも
12年間の撮影に参加しています。
映画は離婚した母親に育てられている姉弟の姿と、週末や夏休み
に過ごす父親と少年との触れ合いを描いていきますが、少年の
画面での容姿は30分毎に変化していきます。
少年の成長と自立に向けた物語と、時間の経過とを淡々と描いていますが、この映画は2度の離婚を経験しながら子育てをし、大学教授として自立していく母親の物語でもあります。
少年の大学進学が決まり巣立つときに彼女が口にする、
「これで自分の役割は終わった。あとは自分の時間を生きる。
この次会えるのは私の葬式かも知れない」という言葉には
泣かされます。
別の家庭を持ちながら、彼を愛し見守り続ける父親役のイーサン・
ホークもいい!
但し、少し長すぎ(2時間45分)なのと、ベタな邦題(原題は、
「Boyhood」)は何とかならないのでしょうか?
