私のひと回り上の友人。
友人と言っていいのだろうか。
私の元上司。
「りんごちゃんといるとほんとに楽しいわー。
話が合うし。
私の数少ない親友のひとりよ!!」
と言ってくれる。
彼女が会社を辞めてから
3年ほど経つけど
ついつい癖で、役職名で呼んでしまう。
いい加減、その呼び方やめてよー。
と言われたので
下の名前をとり
まー様と呼んでいる。
彼女は、長野出身で
短大卒業後、ずっと東京で一人暮らしをして
仕事をばりばりしてきたが
何だかとっても疲れてしまったようで
お母様も高齢になり、娘に帰ってきて欲しかったようで
彼女は、仕事を辞め、地元に帰る事にした。
とてもお茶目で明るくて笑顔が絶えなくて
綺麗で、お洒落で、爽やかで
とてもとても50代には見えません。
私の憧れの女性。
その、まー様。
実家に帰ったものの。
兄と兄嫁と甥、姪との同居は
結構しんどかったみたいで
実家のそばに一人暮らしを始めた。
引越し当日。
引越し業者の方々と色々荷物を運びこんでいると
向かいの同じマンションの別棟のベランダから
男性が様子を伺っている。
水道業者の方が
まー様の部屋の水道が凍っていたみたいで
その男性に「そちらの水道は凍ってませんか?」
と聞いていたそうだ。
すると。。。
その晩に、ぴんぽーんとチャイムが。
まー様が恐る恐る出て見ると
昼間の男性。
「水道大丈夫でしたか?」と聞かれたので
夜に嫌だなと思いながらも
親切に心配してくれたのねと思い
丁寧に対応したそうだ。
すると。。。
次の日の晩、またピンポン。
また、その男性。
さすがに、ちょっと嫌で
「何ですか?!」とインターフォン越しに対応。
すると渡したいものがあると言う。
別に、あなたに物を貰う理由がないし困ります。
と断ったが、かなりしつこかったようで。
なかなか帰ってくれないので
ほんとに仕方なくドアを開けると
「これ。パンティー。間違えて買ってしまったから。」
と言って、渡されたそうだ。
ええーーー!!!
おパンティー!!!???
すっごい嫌だったけど
ほんとに貰わないと帰ってくれないから!!
と、まー様。
その後の彼は。。。
エスカレートして
「この間、俺を無視しただろう!!」とか言い出すようにまでなり。。。
さらに、さらに。
大事件が起こってしまう。
もうちっとつづく。笑。