と、いうわけで前の記事で書いたレビュープラスより、早速レビュアー募集のメールが届いた。
初めてのレビューになるわけだが、書籍ではなかった。
オンラインによるプロファイルテストだった。
その名も、ウェルスダイナミクスプロファイルテスト【有料版】
このテストは、一般社団法人 日本適性力学協会の事業のひとつとして行っているもので、タレントダイナミクスというビジネスメソッドを学ぶための出発点に位置するものだという。
おれはビジネスと聞いて、なぜか真っ先に紳士服のコナカを思い浮かべてしまったが、それはこの際どうでもいいことだ。
で、そのメソッドの出発点であるウェルスダイナミクスプロファイルテストはその人本来の「才能を有効活用して、組織レベルで最大限の効果を生み出すために一番抵抗の少ない道を示して」くれるのだという。
つまりこれは「自己認識」のためのツールである。
自分自身を知ることは人生で最も重要なことであると、あの偉大なる
道元禅師も仰っておられるからこれは間違いのないことだ。
これは、おれの己事究明に役立つのかもしれない。
そう思いながら、おれはプロファイルテストに臨んだのだった。
…その数は忘れたが、おれはいくつかの質問に次々と答えていった。（質問に対して4つの選択肢から自分に一番近いと感じる答えを選ぶ）
そして、結果が出た。
おれのプロファイルは「クリエイター」だった。
簡単にその概要を紹介してみよう。
「明確なビジョンを持つ、想像力が豊か、楽観的、刺激を与える、他人にやる気を起こさせる、利益をすぐに生み出せる、物事を始めるのが得意」
おお！何かいい感じだ。当たってる当たってる！特に楽観的ってところが！とおれは自分に言い聞かせる。
「楽観視しすぎる」
…ま、まあな。
「注意散漫」
…言えるかも…いや、言えるな。
「作り上げたものを簡単に消費する」
…あー。
「物事を完了するのが苦手」
…うん。
「フローを生む役割（簡単に言うと、これをやるといい感じにノレる、みたいなこと）：全体像を見る、ブレインストーミング、商品開発etc」
…ふんふん。
「フローが止まりやすい役割（これ、向いてないかもみたいなこと）：ルーチンワーク、市場調査、時間管理etc」
…ほぉーっ。
…と、おれのプロファイル詳細の紹介はこの辺で。
で、こうしたプロファイルは他に7つある。つまり今回のおれのプロファイルである「クリエイター」を含めて8つに分類される。
あとの7つは以下の通り。
「スター」「サポーター」「ディールメーカー」「トレーダー」「アキュムレーター」「ロード」
「メカニック」
それぞれの内容はこちらへ。
…どうですか？興味が湧いてきましたか？
今後、ビジネスの世界においても、こうしたプロファイリングを導入し、「自己を知る」という流れはさらに大きなものになり、やがてはスタンダードなものになっていくだろう。
と、さらっと書いたが、これはとても重大なことだと思う。
このダイナミクスプロファイルは、人生とはそのプロセスの中で、自己を知ることだという多くの人々が抱いている見解に異を唱え、真逆のことを提案しているのだ。
大げさに言えば、本当の人生とは、自分が何者かを知って、初めて始まるのだと我々に告げているのだ。そしてあなたがあなた自身の人生を生きることで、社会にも最大限の貢献が可能となるのだと示しているのだ。
…これが今回、ウェルスダイナミクスプロファイルテストを体験してみたおれの感想だ。
もちろん、このテストだけで自分自身が何者かが完全に分かったわけではない。
ただ、その一助にはなるだろうとは思う。
そしてあらためて、己事究明という壮大な「事業」のことを思い、「物事を完了させるのが苦手」と診断されたおれは気が遠くなりそうになりながら、自分のプロファイルレポートに目を落とす。
「あなたのプロファイルは、クリエイターです」
あなたは自分自身を知っていますか？
＊興味のある方は無料テストもあります。
＊告知：本商品の開発者であるロジャー・ハミルトン氏と、ベストセラー作家の
本田健氏が出演するイベントウェルスダイナミクスフェスタ2012が東京にて開催されます。
10/6(土) 16:00-21:00(予定)