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学祭の思い出は、どれも金木犀の香りがする。

ひんやりした夜気に混ざって漂ってくる、甘ったるい香り。

しかしうっかり香りに惹かれて、木に近づきすぎてはいけない。

頭が痛くなっちゃうから。
(´-_-)
私だけ?


想いをよせる人の姿をいつも探してた、あの頃。

彼の人を見つけた時、
金木犀の香りはときめきを3割増にしてた気がする。


でも必要以上に近づかない。

同じ空間にいるだけで十分だった。

近づいたせいで傷ついたり
傷つけたり。


どこからか香る金木犀は、
何も知らなかった私にいろんなものを置いていったよ。


今はもう、ただ懐かしいだけ。