突然すぎる別れ
あまりにも突然やった。
前日夕方に調子が悪くなって入院。
肺炎と言われた。
でも、大阪で一番と評判の病院だし、大丈夫と思ってた。
次の日のお昼に様子を見に行ったら少し楽になってる気がした。
私に気づいて起き上がって尻尾を振ってた。
大丈夫だよ、ちょっとだけ辛抱してな、ココア。
そして病院を後にして琵琶湖に向かった。
ところが、琵琶湖に着いてすぐに危篤だと電話。
急いで大阪に向かったが途中で亡くなったと電話で知らされた。
大丈夫だと思ってた2時間後だった。
車の中で声を出して泣いた。
涙が止まらない。
家に帰ると動かなくなったココアが居た。
まだ温かい。
でも動かない・・・・・・
身体の小さなココアに肺炎という病気はあまりにも重く、耐えることは出来なかった。
こんなに泣いたことはない程に泣いた。
あまりにも突然すぎる別れやった。
まだ11歳。
寿命ではない。
去年ぐらいからすっかり歳をとったなあって。
あと何年一緒に過ごせるのかなあって。
でも、別れの時のことは想像しただけでも怖かった。
もはや犬という感覚はなく、自分の子供のように大事に育ててきた。
家の中は全てが身体が小さくて弱いココア仕様にしてある。
初めて家に迎えてから今まで、ココアは天使のような存在だった。
何をするでもなく、ただそこに居るだけで私を癒してくれてた。
可愛いのが仕事。
それがココアだった。
今は悲しみしかないけど、ココアと過ごした日々は本当に幸せだった。
ココアに出会えて本当に良かった。
我が家に来てくれてありがとう。
ココアのことは一生忘れない。
安らかに眠ってね。