
3月に上演された舞台『83days』は、実際にあった「東海村臨界事故」に想を得て作られました

そして物語の主人公となったその被害者の方のお墓参りに、先日メンバー10数人で行って来ました



それぞれが手を合わせ、上演のご報告・感謝の気持ちを伝えます

私は「私に今出来うる限りを尽くして、伝えるべき事を精一杯伝えて行きたいと思います。どうか見守っていて下さい」と伝えました

彼の苦しみや家族の悲しみ・無念さを、私達は思いやる事しか出来ません。それをギリギリまで想像し創造し体現して観客に伝えていくのが、俳優の役割だと思っています

そして今回は、東海村の現村長であり、事故当時も村長として対処にあたられた「村上達也」氏に現地でお会いする事が出来ました

村長はなんとわざわざ東京まで私達の舞台を観に来て下さり、終演後のトークショーにもご協力頂いていたのです

今回も大勢で伺ったのにお部屋に全員を通して下さり、一時間以上もお話をして下さいました


なんと当時の住民の反応や、その後の原発に関する住民の声をまとめた冊子も頂きました


やはり長年にわたって人の上に立つ人物は、器が大きく、価値観や意見をしっかり提示出来る、そして「ブレない」

私共の為に貴重なお時間を割いて下さり、本当にありがとうございました


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