2012年の観劇初めは・・・「オーシャンズ11」です!!
1ヶ月ぶりの東宝にテンション上がる。
一本物+あまり観ない組=爆睡 の方程式が出来上がるわけですが・・・なんと、寝ないで鑑賞
ハッキリ言って期待以上でした。やっぱり小池先生はハズレなし、他の先生とのギャラは10倍以上払うべきじゃないかという差がありますね(;´Д`)
ちえちゃんのダニー・オーシャンは文句なしのカッコよさ。相変わらず声がハスキーでセリフが聞き取れないとこもあったけど、歌が上達して充実してますな。ちょっとチャラい現代的なメンズの役をやらせるのは大正解だと思われる。
ねねテス・オーシャンは相変わらずため息ものの美しさ。今回は既婚者ということもあってか、いつもより大人っぽい美女役。ダメ夫を罵倒するようなシーンが数回あるんだが、落ち着いた声だったのでイライラさせられることもなく。もちろん歌は劇的にうまくなってるわけじゃないけどね ←
衣装はねねちゃんの美脚を際立たせるようなミニ丈ばかりでした!!細くて筋肉質な蘭ちゃんの脚を見慣れてるので、細いけど女性らしい柔らかい曲線のある彼女の脚は新鮮だったわ。素晴らしい。
一幕はカジノの華やかさを表現→カジノの金庫を襲うためのメンツを選定して仲間に引き入れていく流れなんだけど、ありがちなグダグダもなくてスムーズ。
どんだけ金かかったんだろうというCG(っていうか映像)で次々に場面が展開していくんだけど、それがこの作品をさらに面白くさせてるわー。カジノ内の監視カメラ画像も細かく作ってあって(これは実写かな)リアリティを感じた肝心の金庫室もリアル。
11のメンバーは皆個性的。1幕は涼さん(とよこ)がダニーとの絡みが多く、2幕は真風ライナスの扱いがよかったかな。やりすぎ感ハンパない変装シーンやアドリブの場面はヅカファンは楽しめます ←初心者はOGの名前を連呼されても分かんないよね。内輪受けしかしないアドリブはどうかと思う(ちなみに昨夜は稔幸さん)
ホテル王の紅さんは憎たらしいけど立派に大きな役をこなしてたわ。善人役は今のところ想像できないくらい黒い役が合ってるから今後どうなるのかな~
ボディガードは高身長の路線下級生たちで、これから花組に異動になるキキちゃんをガン観しておいた。
カジノのショーガール(ドリームガールズ的な)は相当おいしい。花愛さん・コロちゃん・なつちゃんで歌声ともども濃かった。髪型に気合いが入ってた礼真琴ちゃん、キュートな男役ですなぁ。
もちろん星組のお目当てはれみちゃん。傲慢だけど憎めないショーガールで見せ場も多くて嬉しかった!!ねねちゃんと同じく脚がキレイ芝居に思い切りがあるし、ホントにどんな役もこなせる素晴らしい方ですわ。バウでもいいからヒロインがまた観たい・・・。みのりちゃん、わかばちゃんも可愛いけどね、圧倒的にスキルが足りませぬ。
一本物といえどもショーっぽい要素が含まれている作品だけに飽きません。二幕のはじまりが幻想的で引き込まれます。アダムとイブのリンゴの木のセットがショーでワンシーン作れるくらいの出来で、緑のピンスポでヘビ度もUPしてた。
芝居後のちょっとしたショーはまさかの紅さんが二番手格で登場にはビックリした。芝居はいいけど、歌と化粧はホントにどうにかしないと・・・。真風センターの若手でのワンシーンもビックリ。確かにまだ早いとは思うけどゴリ押しが明確でいいかもね。
どんだけ布余ってんの・・・とツッコミ入れたねねちゃんのエミリオプッチ風のミニのドレスは斬新だった。ちえちゃんのお揃いの衣装はチンピラ風で恐ろしくセンスなかった・・・。フィナーレのビーズの総刺繍?の衣装はものすごいこの作品にかける財力を感じたわね!!もし全部が新調だとしたら・・・。
まぁ色々言いたいことはあるけど、とにかく観ても損はないと思う。誰も死なない&笑いも効果的に散りばめられてるのでエンタメ性の高いお正月公演に相応しい作品ですね!!
特に気になった生徒は見つからなかったけど、リピートも考えているくらい楽しめました。とにかく小池先生はすごい。今年も宝塚で活躍してもらいたいです