道路整備特措法が成立
 道路特定財源を2008年度以降も10年間維持する道路整備事業財政特別措置法(改正道路整備費財源特例法)は13日午後の衆院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で成立した。12日の参院本会議で民主党など野党の反対多数で否決されたが、与党は憲法59条の規定に基づき、衆院の3分の2以上の賛成多数で再可決した。
[日経新聞より転載]
道路特定財源を10年間維持する道路整備費財源特例法改正案
は12日午後の参院本会議で野党の反対多数で否決された。

参院での否決を受け、与党は憲法59条の規定に基づき、13
日の衆院本会議で3分の2以上の賛成で再可決して成立させる
方針だ。民主党は再可決直後の福田首相問責決議案の参院提出
を見送る方針を固めており、ガソリン税など道路特定財源をめ
ぐる与野党攻防は山を越える。

改正案は、2008年度からのガソリン税収を10年間道路特
定財源に充てる規定のほか、地方自治体に6825億円の地方
道路整備臨時交付金を配分する規定などを盛り込んでいる。

道路特定財源を09年度から一般財源化するとした政府・与党
決定との矛盾を解消するため、政府は13日に「道路特定財源
制度の規定は09年度から適用しない」とする方針を閣議決定
し、世論の理解を求める。

◆民主2氏が造反◆

採決結果は、賛成108票、反対126票だった。
自民、公明両党が賛成し、民主、共産、社民各党は反対した。
衆院で改正案に賛成した国民新党は、参院で統一会派を組む
民主党に配慮し、本会議を欠席した。

民主党からは、渡辺秀央、大江康弘の両氏が党の方針に反して
賛成票を投じた。木俣佳丈と広中和歌子の両氏は欠席した。

改正案は3月13日に衆院を通過したが、税制関連法をめぐる
与野党攻防の影響などで、参院での審議入りが4月16日に
ずれ込んだ。

民主党は当初、「審議が尽くされていない」として改正案の採
決に応じない構えだったが、党執行部が、今後の国会論戦では
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)などで政府を追及する方
針に転換し、改正案の採決には応じることにした。

(2008年5月12日13時53分 読売新聞)