さあさあ、ナオトの弾き語りツアー





今日は滋賀、あさって京都、27日は和歌山と
今月は関西シリーズ・前半ね

どうかお楽しみを~

ナオト・マサシ・インティライミを期に
さださんのInstagramをフォローしたら、
まぁマメに更新なさいますね

1日3回くらいしてるよね。
ナオトも写ってていとうれし

ナオトのインスタにもコメントしてくださいました



そんなさださんの、7/4リリースのニューアルバム「Reborn~生まれたてのさだまさし~」でナオトがプロデュースする曲が2曲
そのうち、さださんと歌うきみのとなりに
この歌ができるきっかけとなったのが2012/10/25にNHK-BSプレミアムで放送されたこの番組での企画


録画していた人で今回見直した人も多いのではないかしら

当時ご覧にならなかった方もいるかもしれないので、もしおイヤでなかったら以下お付き合いください

ギックリ、いやザックリながら
毎度長くて恐縮です

どうぞお時間のある時に。
時々私情が入ります















東北大震災から1年半後の2012年9月
都内でスタッフらとこの企画の打ち合わせ
当時さださん60歳、ナオト33歳

まだまだ復興には程遠いこの時期
地元のライブハウスの「東北ライブハウス大作戦」という企画に目をとめ
なんとか自分たちもできることで応援したいと2人は意気投合


2012/10/5
さださんは松本でライブのため、ナオトが先に訪れる。

今回の企画をしたライブハウスフリークス
周りはまだ復興に着手した段階。
大船渡湾がすぐそばで、大潮になるとライブハウスの周りが冠水してしまう。
敷いてある砂利を踏み固めるナオト。

ライブ主催者の菅野さん(写真)は内装業
店長の菊池さんは電気工で、2人の手作りでライブハウスを作った。
本当にすごい。
復活させるぞ
という意気込みを感じる


またナオトは、この1年前(震災の年)に行った小学校を訪問


子どもたちと、前はドッジボール、今回はサッカーをして交流した

そして夜
地元ミュージシャンが運営する陸前高田災害FMにおじゃまする。
もちろん、プレハブの仮設である。

この青年は当時消防士で老人の救助活動をしていた時に津波に襲われ、自分は助かったが老人は流されてしまったと……

辛い思い出を語った。

目の前で生々しい体験を聞き、涙ぐむナオト
「自分の人生において貴重な時間だった」
としみじみ語っていた。

さださんが合流、ナオトと嬉しい再会


仮設の商店街を歩き、「鬼胡桃」を割って食べたナオトの顔がかわいい

移動の車の中で、さださんに昨日の報告をするナオト。
「友達いっぱいできました
」

すでに地元の人たちとの雰囲気を、ナオトが温めておいてくれたのでさださんも安心

翌日には岩手県内の高校の合同文化祭があるので、そのリハーサルを見学したり
実行委員と歓談したりし、

夜、フリークスで地元ミュージシャンたちの熱いライブを観る





写真のまっとさんと、この時ナオトが出会った他2名が大船渡の生さだに来ていました。

こうして出来た曲が
きみのとなりに
ただし、この時はまだ無題でした。
後日談だったかナオトは「あの時作らなくてはダメだと思った」と。
きっと、あの最高に高まった気持ちの時でないと。翌日ではダメだと思ったのでしょう。

良い音源のYouTubeがないのですが、他の番組で聴いたことがある方もいるでしょう。
歌詞だけ載せます。 この時のパートの色わけは
さださんナオト2人で

たとえば青信号を渡る少年が
事故にあうことがある
あんなに頑張ってるのに
ひどい目にあう人がいる
辛い思いをしている人ばかりが
辛い目にあうようで
みんな不公平という言葉をのみこんでいる
善人がついうっかり 悪事に手を染めたり
悪人がなぜかふらり いいことをしたり
笑っちゃうくらい 今を生きてる
悲しいくらい 必死に生きてる
切ないくらい 今を生きてる
大嫌いな人も 大好きな君も
君はあの時なぜ生き残ったのだろうと
ため息をつくけれど
おそらく君にはまだ
なすべき何かがあるのだろう
今日はたしかに昨日の続きだけど
明日が決して今日の続きじゃないはずさ
笑っちゃうくらい 僕も生きてる
悲しい今日を 必死に生きてる
切ないくらい 君を想ってる
君も誰かを 想っているのかな
笑っちゃうくらい 今を生きてる
悲しいくらい 必死に生きてる
切ないくらい 今を生きてる
大嫌いな僕も 大好きな君も
ララララララ……
大好きな 君へ
演奏が終わり「どうもありがとう、これからも頑張って
」と、さださん。

ラララ……に被せてナオトは
「大船渡のミュージシャンのライブを見て、話をして、ものすごい刺激が自分にあって全く違う気持ちで東京に戻ります」
さださんも
「ムリしてあのライブハウスを作ってくれた2人のおかげだね」
この放送から5年半。
街の様子も変わったでしょうし、ライブハウスや皆さんはどうしてるかしら。
たいへんな中でも音楽を続け、街の人を元気づけようと頑張ってる若者たちに
心打たれる番組でした。