ナオ友さんたち、ナオトゴトが空白の間に映画を観たりして、心のスキマを上手く埋めているようで
とくに『君の名は』は、みんないい、イイと絶賛してるよね~
特に興味なかった私も、ナオ友さんたちの感想読んでいたら、なんとなーく観たくなってきたかも
水曜日のレディースデイに行ってみよか
その前に先週、正月明けの図書館になんとなく入ったら
まだ読んでいない東野圭吾の本が珍しく書架にあり即、借り~
なんと、前回本を借りたのは1年前
『写楽』についてのビジュアル本(←絶賛シャラキストだったから)と『地獄絵図』のビジュアル本
去年1年でまるで読んでなかったという
いったいなんてこった。。。
で、今回借りたのは
「虚ろな十字架」東野圭吾
2014年5月の出版です。
やはり最高の読み心地
読み出したとたんにグイグイ引き込まれて、目が紙面に吸い付いて離れない。早く続きを読みたくなるストーリーでした
一気呑み~、いや一気読みー
今回は「死刑制度」のあり方と、被害者遺族や加害者家族の気持ちについて考えさせられる小説でした。
あらすじはざっと。。。
男性の別れた妻が何者かに殺され、その犯人を探すのにいろんな人間関係をたどり、真相が解き明かされていくストーリー。
かつて夫婦だったこの2人は、愛娘を8歳で亡くしていた。
娘がたまたま一人で留守番中に、押し入った強盗に殺害されて。
この時は裁判で控訴の末、犯人の死刑判決を得ており、しばらくして2人は離婚。
別れた妻はその後ライターとして活躍し、取材など多数こなしていたが
『殺人者=みな死刑にすべき』という気持ちが強く、取材を通して知り合った人間関係から思いもよらない形で殺されてしまった……
大切な家族を殺された被害者遺族の悲しみは計り知れず
そうした遺族は、加害者に対してまず死刑を望むでしょう。
しかし加害者は、殺人をしても全て死刑になるわけではなく、懲役刑を終えたら社会に戻り、また生き続けられる。
また死刑が確定し執行されても「被害者は戻らない」という遺族の悲しさ。
虚しさ。悔しさ。容疑者への憎しみ。やりきれなさ。
別れた妻が殺された。
もし、あのとき離婚していなければ、
私はまた遺族になるところだった。
死刑は無力だ
という文が印象に残ります。
いつもながら最初は全く関係なさそうな人物たちが、徐々に絡みあってきて
見事な模様になるような人間関係になっていくのは、だんだんパズルのピースが嵌まっていくようでワクワクします
ただ話の中身は、登場人物たちの重苦しく絶望的な内容が多々ありました
有識者の間でも昨今「死刑廃止論」の是非があるけど私は
あまりにも残忍な犯行だったり、反省がなく同情の余地がこれっぽっちもない場合は
死刑にするべきと思う。
その為には『冤罪』の死刑執行はあってはならないし、まず冤罪そのものを無くさないと。
東野さんの小説は、いつも何かしら社会における問題提起というか、いろいろ考えさせられることが盛り込まれてますね。
なんか重い内容ですみませんでした
ナオトゴト少ないうちに、また本を借りて来よう
とりあえず今からはヨガに行こう
とくに『君の名は』は、みんないい、イイと絶賛してるよね~
特に興味なかった私も、ナオ友さんたちの感想読んでいたら、なんとなーく観たくなってきたかも
水曜日のレディースデイに行ってみよか
その前に先週、正月明けの図書館になんとなく入ったら
まだ読んでいない東野圭吾の本が珍しく書架にあり即、借り~
なんと、前回本を借りたのは1年前
『写楽』についてのビジュアル本(←絶賛シャラキストだったから)と『地獄絵図』のビジュアル本
去年1年でまるで読んでなかったという
いったいなんてこった。。。
で、今回借りたのは
「虚ろな十字架」東野圭吾
2014年5月の出版です。
やはり最高の読み心地
読み出したとたんにグイグイ引き込まれて、目が紙面に吸い付いて離れない。早く続きを読みたくなるストーリーでした
一気呑み~、いや一気読みー
今回は「死刑制度」のあり方と、被害者遺族や加害者家族の気持ちについて考えさせられる小説でした。
あらすじはざっと。。。
男性の別れた妻が何者かに殺され、その犯人を探すのにいろんな人間関係をたどり、真相が解き明かされていくストーリー。
かつて夫婦だったこの2人は、愛娘を8歳で亡くしていた。
娘がたまたま一人で留守番中に、押し入った強盗に殺害されて。
この時は裁判で控訴の末、犯人の死刑判決を得ており、しばらくして2人は離婚。
別れた妻はその後ライターとして活躍し、取材など多数こなしていたが
『殺人者=みな死刑にすべき』という気持ちが強く、取材を通して知り合った人間関係から思いもよらない形で殺されてしまった……
大切な家族を殺された被害者遺族の悲しみは計り知れず
そうした遺族は、加害者に対してまず死刑を望むでしょう。
しかし加害者は、殺人をしても全て死刑になるわけではなく、懲役刑を終えたら社会に戻り、また生き続けられる。
また死刑が確定し執行されても「被害者は戻らない」という遺族の悲しさ。
虚しさ。悔しさ。容疑者への憎しみ。やりきれなさ。
別れた妻が殺された。
もし、あのとき離婚していなければ、
私はまた遺族になるところだった。
死刑は無力だ
という文が印象に残ります。
いつもながら最初は全く関係なさそうな人物たちが、徐々に絡みあってきて
見事な模様になるような人間関係になっていくのは、だんだんパズルのピースが嵌まっていくようでワクワクします
ただ話の中身は、登場人物たちの重苦しく絶望的な内容が多々ありました
有識者の間でも昨今「死刑廃止論」の是非があるけど私は
あまりにも残忍な犯行だったり、反省がなく同情の余地がこれっぽっちもない場合は
死刑にするべきと思う。
その為には『冤罪』の死刑執行はあってはならないし、まず冤罪そのものを無くさないと。
東野さんの小説は、いつも何かしら社会における問題提起というか、いろいろ考えさせられることが盛り込まれてますね。
なんか重い内容ですみませんでした
ナオトゴト少ないうちに、また本を借りて来よう
とりあえず今からはヨガに行こう