8月に読んだ本

最近本に関する記事が滞り気味……(^o^;)

8月・9月はナオトゴトや父の入退院で忙しく、、、というのは口実で……

阿川佐和子の「正義のセ3」のあと、8月は2冊だけ
9月にいたっては1冊のみ

今月は既に1冊読みましたが、全部一度にはたいへんなので、8月の2冊をご紹介




百田尚樹の「モンスター」


奥田英朗の「噂の女」



でもうまくまとめるのって、難しいのよね…


【モンスター】百田尚樹

長年、クラスメイトや家族からも「醜い顔」と蔑まされてきた主人公が整形を繰り返し、完璧な美人の顔を手に入れます。
そして生まれた町に戻って来て、かつて自分をバカにしたりひどい仕打ちをした者に復讐する様子がコワイ

しかし、その土地に戻ってきた理由は、一途に想いを寄せる男のためでした。
ついにその彼と巡り逢いますが、悲しい結末になってしまいます。。。


主人公がいかに醜いのかという、その描写がリアル。身近の人たちから笑われ就職も不利な主人公の悲しさがこれでもか、と伝わってきます(*≧Д≦*)

そして、整形費用を得るため風俗の仕事までして稼ぐ執念がものすごいです。。。

ちなみに
日本人の理想的な目のバランスは
目尻から目頭までの長さを1とすると
左右の目の間は1.2が最も美しいバランスだそうです

そして美人の黄金比
「額の生え際から目のライン」
「目のラインから鼻の先」
「鼻の先から顎の先端」
この3つのゾーンが等分になっていること

さらに
「小鼻の先端から目尻、眉尻のラインが直線」

……なるほど。でもその通りじゃなくても全然問題ないさ～(*´ω｀*)



【噂の女】奥田英朗

ストーリーの舞台は岐阜のようです。
著者が岐阜出身で、会話も岐阜っぽいです。
悪女、魔性の女・糸井美幸が男たちをころがして、成り上がっていく物語です。
決して美人ではないが、「肉感的な」「色っぽい」「いい女」いわゆる「男好き」のする主人公なんです。

とにかく糸井美幸という女、やり手で感心しますが、同時に地方都市での建設業界の談合やら、警察や会社の人間関係のしがらみがリアルに書かれています

社長の愛人となったり結婚したりで、睡眠薬を飲ませ入浴中に溺死事件3回、

旦那の保険金を元手に高級クラブのママになり

僧侶を美人局(つつもたせ)ではめて檀家な金を騙し取ろうと企てたり、他にもいろいろ……


悪いことしている主人公を、ナゼか応援したくなるのが不思議です(*^^*)


       


今日13:00～15:30  NHK-BSプレミアムで

さだまさし  長崎から東北へ2014

ナオトも参加したこのライブ
先月放映した拡大版があるようです



西の地方はもう台風の雨・風の影響がでているでしょうか

こちらは明日からあさってみたいなので、これから3日分くらい食料品の買い出しに行ってきますε=ε=┏(・＿・)┛


でも2週続けて、まるで日本列島を狙ったように台風が来るわね～

大型で強い台風って言ってます。
用心しましょう