ここのところワールドカップ関連の記事が続きました。

グループリーグも終了、
明日から決勝トーナメントというスキマな時間の今日は、久しぶりに本本の紹介をしたいと思います星



阿川佐和子さんハート私、好きです(*´ω`*)


2週間前の6/14に、阿川さんの番組「サワコの朝」にナオトが出演しましたね。
まだ記憶に新しいところです(*^^*)


一緒にセッションしたりして、とても明るくて楽しい方です



そんな阿川さんのお父様は「雲の墓標」などの作品で知られる作家の阿川弘之氏

阿川弘之氏の作品、私ほとんど読んでませんが、「きかんしゃ やえもん」も氏の作品だったんですね。
「きかんしゃ やえもん」はご存知の方、多いでしょうねひらめき電球


阿川佐和子さん、私はTBSテレビのNEWS23で筑紫哲也さんのサブキャスターで知りました。
1989年頃からです。

その後から現在まで、テレビ・ラジオに幅広く出演テレビ

また、エッセイや小説も多数書いていて歳を重ねても尚美しい才媛です。

才媛なのに全く気取ったところがなく、明るく面白い方ですね~。

「サワコの朝」以外にも雑誌などのインタビューや対談が多数。
著書「聞く力」がベストセラーになりましたが
臨機応変でもあり、本当に見事な聞き手だと尊敬します。


てんとうむしそんな阿川佐和子さんの作品……

たくさんあり、とても全部は読破できていないのですが

昔読んだのが、壇ふみさんとの共著
「ああ言えばこう食う」
「ああ言えばこう(嫁×)行く」


近年読んだのが
「ウメ子」
「スープオペラ」
「最後の恋 Premium」(他女性作家との短編集)


今年読んだのが
「聞く力」
「うからはらから」
「正義のセ」

宝石ブルーどれも文章がとても読みやすい

宝石ブルー難しい言い回しとか一切なく、水が流れるようにスラスラと気持ち良く読める

宝石ブルー随所にユーモアが溢れ、抱腹絶倒させたかと思うとホロリ(ポロリではない)とさせる

宝石ブルー読後がとても爽やか、そして心に温かい


とにかく、どれを読んでもハズレはなしビックリマーク
これだけはキッパリ言えます(^-^)/


上記から一つだけご紹介します音譜

「聞く力」はベストセラーにもなり、話題にもなりましたので読んだ方も多いかと思いますので

「うからはらから」をひらめき電球

「うから」とは親族、「はらから」とは同胞(兄弟姉妹)のこと

この小説の主人公と思われるのは、出版社に勤める未来(みく)

そして登場するのは
未来の離婚した元夫・室田
未来の父・シゲル
そのシゲルと離婚した母・珠子
シゲルの再婚相手・年の離れたマリィ
マリィの息子・倫土(ロンド)

以上が親族

他に倫土が入院中、同室だったリュウという少年など

本本本

別れた夫とも普通に付き合い、元夫も義父・義母・義父の新しい妻やその連れ子と仲良く、また未来と倫土は異母姉弟なわけで………

ややこしいですが、親族のみんながお互い入り乱れ、仲良く、食事やら何やらとにかくにぎやかで楽しいんです(*≧∀≦*)

キャラクターの個性も強く、普通こんな人間関係ないだろうというのも、阿川作品ではナゼか自然…(^^)


各章ごとにそれぞれの人物の一人称で、揺れる気持ちなどが細かく描写され、

一人一人の性格や容姿までも想像できます。

最後には、これまで妊娠しなかった未来が43歳で妊娠……悩む場面にはハラハラします。


本本本


大事なことなので、もう一度言います笑

阿川佐和子の本、ハズレなしです!!


気になったら、ぜひ読んでみてくださいな音譜