子供の頃の海外ニュースで覚えているのは?

――東京のある大学で講義の真似まねごとをした際、学生たちに尋ねた。

大多数が「9・11(米同時テロ)」と答えた。

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今朝の読売新聞のコラムに載っていて、自分にとっては何かなぁ?と考えました。

すぐ思い出したのが「湾岸戦争」。

あのときは、香港に住んでいて、朝のテレビで湾岸戦争のニュースが報道される時は必ず、

“War in the Gulf”

の文字が表示され、ミサイル攻撃する様子などが映像で流れていました。


これまでどれだけ世界平和が叫ばれたか分かりませんが、今も相変わらず、兵器が開発され、戦争や紛争が絶えることがなく、不安がなくならない世の中です。


軍事力を増強させ、核兵器開発をしたり、軍事衛星の打ち上げ、戦闘機の開発・購入など、そういうニュースを見ない日はないといっていいでしょう。


兵器を開発するのも、戦争するのも、もとは人間の心にその発端があります。

「あんな奴、いなければいいのに」

「こいつは邪魔だ」

「ああいう存在は都合が悪いな」

と思う心が、

「邪魔者は消せ」ということで、殺戮や虐殺といった行為を引き起こします。


「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」

とうたわれているのはユネスコ憲章です。


しかし、

“なぜ人を殺してはいけないのか”

その理由が曖昧なまま議論しても、心に平和のとりでが築かれることはないのではないかと思うのです。


「尊厳な生命」といくら言っても、言葉だけになっています。

その証拠に、それを訴える識者たちが、自ら自殺している現実があります。

世界でもこれだけ教育の行き届いた日本が、自殺大国といわれているのですから、問題の大きさ、根深さが分かります。


“人身受け難し 今已に受く”

「生まれ難い人間に生まれることが出来て良かった」

という喜びの言葉が、仏典に記されています。


一人一人が、この歓喜の生命を獲るために人間に生まれてきたのだよ、

とお釈迦様は教えられました。


なぜ人命は尊いのかを教えられたお釈迦様の教えを多くの人に聞いてもらいたいと願わずにおれません。


◆ つぶやき ◆


最近、食の安全について、いろいろ意識させられます。

私がとっているメルマガに、「なるほどそうだったのか」と思うことがいろいろ書かれてあって、改めてビックリさせられています。

たとえば、こんなのがありました。

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【:::: 表示免除の抜け道 ::::】

実は添加物の中に、商品ラベルへの表示が免除されるケースがあることをご存じでしょうか。

代表的な抜け道3つを紹介します。


この抜け道があることで、企業側はコストダウンができ、消費者は安心して(嘘)食品を購入することができます。

では、その3つを紹介しましょう。


1.キャリーオーバー

2.店内で製造され、販売されている惣菜、パンなど

3.パッケージが小さいもの

この3つによって、win-winの関係が成り立っているのです。

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添加物が入っていないか、商品のラベルでチェックしていますが、表示されないケースがあるというのです。


キャリーオーバーというのは、“食品の原材料に含まれる添加物”のこと。

これはラベルへの表示が免除されています。

和風ドレッシングの原材料に、ただ「醤油」と表示されていても、

実際にはその醤油に多くの添加物が入っている可能性があるということ。


こうなると、消費者としては、添加物について確認しようがない。

安全を追求するにも、限界があるということです。

正しい知識を得て、健康を大事に、食事をとっていきたいものです。

(*^-^)