最近、スティーブ・ジョブズの特集を見ることが多くあります。
今日、NHKのクローズアップ現代を見ていたら、
明日のテーマは、スティーブ・ジョブズらしい。
アップル社を設立し、iPhoneや、iPadなどに代表される
数々のヒット商品を世に出しました。
今や、アップルと言えば、リンゴよりも、
アップルコンピュータを思い浮かべる人が
多いかもしれません。
ちなみに、アップルのパソコンで、“マック”というのは、
マッキントッシュの略称(愛称)。
このマッキントッシュは、実はリンゴの品種の名前で、
日本名では、「旭(あさひ)」という種類らしいです。
やはり、ジョブズは、リンゴ好き??
まぁ、とにかく、ジョブズ氏の世に与えた影響は大変なもの。
iPhone、iPod、iPad、iMacなど、
これらによって、私たちの生活は確かに変わりました。
ジョブズに限らず、
いろいろな人が、いろいろなものを生み出して、
私たちも、それらの恩恵にあずかっています。
(と言っても、買わないと手に入りませんが……)
しかし、ここで、ちょっとストップ。
それらは、いったい、何のために生み出されているのでしょう?
生み出されたそれらのものによって、
確かに、
便利になりました。
ラクになりました。
快適になりました。
効率があがりました。
これからは、
もっと便利に、
もっとラクに、
もっと快適に、
もっと効率よく
なっていくに違いありません。
そうなれば、どうなるのでしょうか?
今、「面倒だなぁ」と思っていることを、
やがて、機械が、全部やってくれる時代が来るでしょう。
家事でも、料理や洗濯、掃除も、
みんな、機械がやってくれる。
自分は何もしなくて良い。
仕事だって、ロボットが全部やってくれる。
正確だし、速いし。
仕事をやらなくて良くなった分、趣味を思う存分やったり、
朝だって、いつまでも寝ていられるし、
行きたい旅行も、好きなときにいつでも行けるようになる。
決して遠くない未来に、そんな暮らしが手に入るかもしれません。
そうなれば、どうなるのでしょうか?
そこに「幸せ」があるのでしょうか?
便利であることは、
ラクであることは、
快適であることは、
効率が良いことは、幸せなのでしょうか?
便利さ、ラクさ、快適さ、効率の良さ、
それを現代社会は、「幸せ」と思い、
ひたすら追及しているように思えてなりません。
その先に、私たちの「幸せ」はあるのでしょうか?
これは、決して、便利さ、ラクであること、
快適さや効率などが必要ないことだ、と言っているのでは、もちろんありません。
それらは大切だと思っています。
しかし、
便利であり、ラクであり、快適であり、効率が良いことが、
すなわち「幸せ」だとは言えない、ということです。
戦後と比較して、はるかに満たされた現代社会が、
間違いなく幸せだ、と果たして言い切れるでしょうか?
年間自殺者数が3万人以上となって13年、
便利さや快適さを幸せと思って努力してきた結果、
生み出された社会の大きな問題の一つです。
幸せとは何なのか?
これをハッキリ知ることが先決かつ最重要だといえます。
◆ ひとりごと ◆
幸福とは?
「無碍の一道」(むげのいちどう)
「摂取不捨の利益」(せっしゅふしゃのりやく)
「現生不退」(げんしょうふたい)
「平生業成」(へいぜいごうじょう)
仏教で、この問いに、ひと言で答えられた言葉です。
いずれも同じことを言われています。
時代や場所、人々の価値観に左右されない幸せを
教えられた言葉です。
10月8、9、10日に勤められた親鸞聖人750回忌では、
親鸞聖人が明らかにされた本当の幸福とは何かについて、3日間、講演がありました。
写真は、3日目の帰路、会場となった二千畳のある建物を振り返り、パシャリ。
建物の右に光っているのは月です。
今日、NHKのクローズアップ現代を見ていたら、
明日のテーマは、スティーブ・ジョブズらしい。
アップル社を設立し、iPhoneや、iPadなどに代表される
数々のヒット商品を世に出しました。
今や、アップルと言えば、リンゴよりも、
アップルコンピュータを思い浮かべる人が
多いかもしれません。
ちなみに、アップルのパソコンで、“マック”というのは、
マッキントッシュの略称(愛称)。
このマッキントッシュは、実はリンゴの品種の名前で、
日本名では、「旭(あさひ)」という種類らしいです。
やはり、ジョブズは、リンゴ好き??
まぁ、とにかく、ジョブズ氏の世に与えた影響は大変なもの。
iPhone、iPod、iPad、iMacなど、
これらによって、私たちの生活は確かに変わりました。
ジョブズに限らず、
いろいろな人が、いろいろなものを生み出して、
私たちも、それらの恩恵にあずかっています。
(と言っても、買わないと手に入りませんが……)
しかし、ここで、ちょっとストップ。
それらは、いったい、何のために生み出されているのでしょう?
生み出されたそれらのものによって、
確かに、
便利になりました。
ラクになりました。
快適になりました。
効率があがりました。
これからは、
もっと便利に、
もっとラクに、
もっと快適に、
もっと効率よく
なっていくに違いありません。
そうなれば、どうなるのでしょうか?
今、「面倒だなぁ」と思っていることを、
やがて、機械が、全部やってくれる時代が来るでしょう。
家事でも、料理や洗濯、掃除も、
みんな、機械がやってくれる。
自分は何もしなくて良い。
仕事だって、ロボットが全部やってくれる。
正確だし、速いし。
仕事をやらなくて良くなった分、趣味を思う存分やったり、
朝だって、いつまでも寝ていられるし、
行きたい旅行も、好きなときにいつでも行けるようになる。
決して遠くない未来に、そんな暮らしが手に入るかもしれません。
そうなれば、どうなるのでしょうか?
そこに「幸せ」があるのでしょうか?
便利であることは、
ラクであることは、
快適であることは、
効率が良いことは、幸せなのでしょうか?
便利さ、ラクさ、快適さ、効率の良さ、
それを現代社会は、「幸せ」と思い、
ひたすら追及しているように思えてなりません。
その先に、私たちの「幸せ」はあるのでしょうか?
これは、決して、便利さ、ラクであること、
快適さや効率などが必要ないことだ、と言っているのでは、もちろんありません。
それらは大切だと思っています。
しかし、
便利であり、ラクであり、快適であり、効率が良いことが、
すなわち「幸せ」だとは言えない、ということです。
戦後と比較して、はるかに満たされた現代社会が、
間違いなく幸せだ、と果たして言い切れるでしょうか?
年間自殺者数が3万人以上となって13年、
便利さや快適さを幸せと思って努力してきた結果、
生み出された社会の大きな問題の一つです。
幸せとは何なのか?
これをハッキリ知ることが先決かつ最重要だといえます。
◆ ひとりごと ◆
幸福とは?
「無碍の一道」(むげのいちどう)
「摂取不捨の利益」(せっしゅふしゃのりやく)
「現生不退」(げんしょうふたい)
「平生業成」(へいぜいごうじょう)
仏教で、この問いに、ひと言で答えられた言葉です。
いずれも同じことを言われています。
時代や場所、人々の価値観に左右されない幸せを
教えられた言葉です。
10月8、9、10日に勤められた親鸞聖人750回忌では、
親鸞聖人が明らかにされた本当の幸福とは何かについて、3日間、講演がありました。

写真は、3日目の帰路、会場となった二千畳のある建物を振り返り、パシャリ。
建物の右に光っているのは月です。