勤行(ごんぎょう)では、

親鸞聖人の書かれた『正信偈』を唱和しますが、

どこで拝読してもいいというのではありません。



勤行は、仏壇の前に正座して行います。


お仏壇には御本尊がご安置されているからです。



御本尊とは、

根本に尊ぶべきものですから、

お仏壇は、家の奥にある最も立派な部屋を仏間として、

そこに安置します。



玄関やトイレの横に置く人はありません。



お仏壇を開いた時に、中央にご安置されているのが

御本尊の阿弥陀仏です。


勤行とは、阿弥陀如来に親近させていただく

尊いご縁なのです。



【Q】

阿弥陀仏とは、どんな仏さまでしょうか。

また、仏教を説かれたお釈迦さまとは、どんな関係ですか。



【A】

それについて蓮如上人は、このように教えられています。


ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-ここに弥陀如来と申すは、三世十方の諸仏の本師本仏


「ここに弥陀如来と申すは、

 三世十方の諸仏の本師・本仏なり」

(御文章二帖八通)



如来も仏も同じ意味ですから、「弥陀如来」とは、阿弥陀仏のことです。


「三世十方の諸仏」とは、大宇宙にましますあらゆる仏方ということです。


地球上で仏のさとりを開かれたのは釈迦一人ですが、

この大宇宙には地球のようなものが無数に存在します。


地球に釈迦が現れたように、大宇宙には

大日如来や薬師如来など、数え切れないほどの仏がおられるのです。


その十方諸仏の本師本仏が、阿弥陀如来です。


「本師本仏」とは、師匠、先生という意味で、

阿弥陀仏は、あらゆる仏の先生であるということです。


釈迦も十方諸仏のお一人ですから、

阿弥陀仏と釈迦仏の関係は、師匠と弟子、先生と生徒に当たります。


お釈迦さまは、お経の中で、


「最尊第一の阿弥陀如来」とか、


「諸仏の中の王なり」と、


先生である阿弥陀仏を称賛されています。


釈迦だけでなく、大宇宙のあらゆる仏方が、

師匠と仰ぐ、最高最尊の仏が、阿弥陀仏なのです。




【Q】

御本尊にもいろいろありますが……。


【A】

御本尊について、蓮如上人は、

ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-当流には、木像よりは絵像・絵像よりは名号

「他流には、『名号よりは絵像、絵像よりは木像』というなり。

 当流には、『木像よりは絵像、絵像よりは名号』というなり」


(御一代記聞書)


とおっしゃっています。


真実の仏法が分からない他流の人たちは、

名号(南無阿弥陀仏の六字)よりは

絵像(絵にかいてある阿弥陀仏)がよい、

絵像よりは木像がよいとして、

絵像や木像を本尊としています。



しかし親鸞聖人は、

木像や絵像よりも、

御名号が最もよいと、

生涯、「南無阿弥陀仏」の御名号のみを本尊とされました。




さて、お仏壇には、必ず、お灯明とお仏花がお供えされています。

これらは、阿弥陀仏のお徳を表わしているのですが、どんなことなのでしょう?


 >> 阿弥陀仏のずば抜けたお力=光明とは?





ペタしてね


皆さんのクリックのおかげで、ランク上昇中です。


本当にありがとうございます。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ  今日も、あなたのクリックに感謝

人気ブログランキングへ  すてきな一日をお過ごし下さい  




★ミニまぐでメルマガ配信中!(ほぼ日刊です)


【昨日より今日が前進 言葉で親しむ仏教講座】


 携帯電話でも読みやすい1分で読める法話です。

 仏教に親しみを感じるいろいろなエピソードを、

 ほぼ日刊で配信しています。


 ちょっとしたことで悩んだり、落ち込んだりするのが人間。

 そんなに強いものではないですよね。


 だけど、ちょっとしたヒントで、昨日より今日、一歩でも

 前進できたら、きっとすてきな一日になるはずです。


 メルマガの登録・解除は、こちら からどうぞ。


 ここに空メールを送っても登録が出来ます。

  ↓

 M0094295@r.mini.mag2.com



□━●━○━●━□
 ぴょんたの
  ひまわり日記
■━○━●━○━■


【mixi】 でも読めます☆ マイミク大歓迎です!!

 
【浄土真宗 親鸞会 公式ホームページ】

  親鸞会では、親鸞聖人の教えをお示しして、
  『正信偈』や『歎異抄』の意味をわかりやすく解説しています☆


親鸞会の仏教勉強会のご案内

  どなたでも参加できる無料の勉強会です☆


 ご相談・お問合せフォーム

  お気軽にお問い合わせください☆