>> 親鸞聖人の正信偈「一切善悪凡夫人 聞信如来弘誓願~」とは (1)
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その親鸞聖人は、『正信偈』最後の2行に次のように書いておられます。
道俗時衆共同心
《道・俗・時衆、共に同心に》
唯可信斯高僧説
《唯斯の高僧の説を信ずべし》
「道」とは仏法を説く者、「俗」は在家の人、
「時衆」とは、その時々に集まってきた人たちのこと。
ですから、「道俗時衆」で「すべての人」ということです。
「道・俗・時衆、共に同心に」
とは、
「皆の人よ、どうか、この親鸞と同じ心になってくれよ」
と呼びかけておられるお言葉です。
この、親鸞聖人と同じ心とは、どんな心のことでしょうか。
それは親鸞聖人ご自身が、『正信偈』冒頭におっしゃっている、
「帰命無量寿如来
南無不可思議光」
と叫ばずにおれない心、なのです。
これは、
「無量寿如来に親鸞、帰命したぞ。
不可思議光に親鸞、南無したぞ」
と読みます。
“親鸞、とはどこにも書かれてないけど……?”
と思われる人もあるかもしれませんが、これは他人のことでない、
ご自分のことを言われているお言葉ですから、
当然「親鸞は」ということになります。
そこで、この2行の意味を理解するには、
4つの仏教の言葉を知っていただかねばなりません。
すなわち、「無量寿如来」と「不可思議光」、そして「帰命」「南無」の4つです。
まず、「無量寿如来」「不可思議光」とは、
ともに、本師本仏の阿弥陀如来のこと。
大宇宙の仏方の先生である阿弥陀如来は、
他の仏にはない、沢山のお力があります。
そのお力に応じて、阿弥陀如来はいろいろのお名前を持っておられます。
中でもお釈迦さまが、お経によく使われているのが「無量寿如来」、
続いて「不可思議光如来」ですから、親鸞聖人は『正信偈』の初めに、
阿弥陀如来のことをこの2つのお名前で呼んでおられるのです。
(「不可思議光如来」の「如来」は、略されています)
次に、「帰命」と「南無」は、
いずれも「救われた」「助けられた」ということですから、
2行の意味はこうなります。
「阿弥陀如来に親鸞、救われたぞ。
阿弥陀如来に親鸞、助けられたぞ」
大宇宙最高の仏であられる、阿弥陀如来に救い摂られた実体験を、
親鸞聖人自ら告白されているお言葉であることがお分かりでしょう。
同じことを2回おっしゃっているのは、
言っても言っても言い尽くせぬ驚き、
どれだけ書いても書き足りぬ満足、
無限に叫ばずにおれぬ歓喜を表されています。
一日も早く、如来の弘誓願(阿弥陀如来の本願)を聞信し、
親鸞聖人と同じ、大宇宙の仏方に称讃される身にならせていただきましょう。
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