ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-スカイフェス

(↑ 毎年10月中旬頃、砺波平野で行なわれるスカイフェス。画像は知人が撮影)


「生きる意味なんて考えない」

という人は、少なくないようです。

考えるか、考えないか、それはその人その人の自由。


「考えて学ぶ」も良し。

「考えずに学ぶ」も良し。


今回も、「生きる意味」について学んでみましょう。


さて、今回は「意味」について。


「それって意味ないじゃーん」

とか、

「意味不明~」

とか、

「何の意味があるの?」

とか、日常生活でも、私たちは「意味」を大切にしますよね。


特に自分のこととなると、やはり意味のあるものにこそ、


時間やお金や労力を使いたいな、と思うものです。


友だちから、

「今度の日本史の試験範囲は、飛鳥時代だって」

と聞いたのに、試験当日、


実は奈良時代が試験範囲だったと発覚したらショックです。

「せっかく勉強したあの時間、


 あの努力は、いったい何だったの??」


ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-テスト範囲違っていた

飛鳥時代は完璧でも、試験に出た奈良時代のテストは


さんざんの結果では意味がない。


パソコンで、実験のレポートを懸命に作成していたところが、


保存のミスで、データが消失。

10時間以上かけて作成したレポートがパーに……。

最近は、自動保存とか、しっかりした機能がついているからよいものの、


ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-パソコンがフリーズ

私が学生時代の頃は、すぐにフリーズ、保存不能状態にもなりました。

「あの苦労は何だったのか……」


これまでの経験でわかるように、


「意味がない」


ということは、非常に苦しいものです。



「意味がある」となってこそ、喜べます。

失敗したとしても、


「何でもいい、何らかの意味があってほしい」


と願います。


大学受験に失敗して、1年間、浪人生活をしなければならない。

「あ~あ、1年間、無駄になっちゃうよ……

そんな人に、

「いやいや。挫折は、今はつらいだろうけど、貴重な経験になるよ。

 勝ち続ける人より、負けを知っている人の方が強いんだ」

そう励ます人もあるでしょう。

「負け」にも「意味がある」ことを訴えます。



「意味なんて考えない」という人でも、


意味を考えざるをえない時があります。

それは、「苦しいとき」です。

人は、苦しいとき、その苦しみに「意味」を求めずにはいられません。


学校の行事でのこと。

山登りで、重たい荷物を持つように命じられ、あまりの重さに音(ね)を上げる。


「何でオレがこんなクソ重たい荷物を持たないといけないんだよ。

 だいたい何だよこの荷物。持って行くことに何か意味あんのか??

そんなとき、先生が、


「いやぁ、力持ちの君が一番の適任だと思ってね。

 これは山の上でする予定のバーベキューの道具なんだ。

 もちろん、がんばってくれた分、先生のお肉も全部あげるよ」

こんなことを聞くと、俄然、やる気が出たりします。


「先生、まかしといてください!!」

なんて。


受験に苦しむ人は、その苦しみの意味を問わずにおれないでしょう。

片想いに苦しむ人は、恋する意味を問うかもしれません。


しかし、その苦しみも、意味がハッキリしたとき、


人はやる気を出し、それを乗り越えようと努力します。



では、「生きる」ことの「意味」を人は、なぜ求めるのでしょう?



生きることは大変です。

受験戦争を勝ち抜き、


就職難をくぐり抜け、


リストラにおびえて働き、


老い病魔とも闘わねばなりません。


ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-生きることは大変です。

人間関係のストレスに悩まされ、


事故災害会社の倒産など、不測の事態も襲ってきます。

これらの苦難を乗り越えて、なぜ生きねばならぬのか。

もっとも大事な「生きる目的」が示されぬまま、


ただ苦しみに負けず「生きよ」「がんばれ」「死ぬな」の連呼は、


ゴールなき円形トラックをまわりつづけるランナーに、


鞭打つようなものでしょう。

(「なぜ生きる 」P31-32より)


ゴールなき円形トラックをひたすら走り続ける人生に、


何の意味を見出せるでしょう?


30代で自ら命を絶った芥川龍之介は、


この人生を「狂人主催のオリンピック」と形容しました。



ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-狂人主催のオリンピック


ゴールのないトラックを、死ぬまで走り続けさせる競技は、


“競技”でなく“狂技”です。

マラソンにゴールがなければ、


私たちはいったい何のために走るのでしょうか?

走ることに、いったい何の意味があるのでしょう?


生きてゆくことは、決して楽なことではありません。

親鸞聖人 は、人生を苦しみ悩みの波が次から次へとやってくる海に例えて


「難度海」(なんどかい)とか「苦海」と言われています。


そんな人生を生きるのは何のためか?

苦しみに耐えて生きることにいったい何の意味があるのか?

問わずにおれないのです。



ニーチェは『道徳の系譜』に、なぜ生きるかがわかれば、


「人間は苦悩を欲し、苦悩を探し求めさえする」


と書いています。


方向さえ正しければ、速く走るほど早く目的地に着きますから、


損をする苦労は一つもありません。



人生の目的成就のためならば、


時間、体力、お金をどれだけ使っても、


百パーセントそれらは生かされます。

使い捨てにはならないのです。



人生に苦しみの波は絶えませんが、


生きる目的を知った人の苦労は、必ず報われる苦労です。

人生は素晴らしい、と言う人もいれば、


何をやってもむなしい、と言う人もいます。



真の「人生の目的」を知るか、否かの違いでしょう。

(「なぜ生きる 」P35-36より)



人はなんのために生まれ、生きているのだろうか。

なぜ苦しくても自殺してはならぬのか。

「人生の目的」は何か。

親鸞聖人の答えは、ゆるぎなき確信と勇気を持って、簡潔であざやかである。


「苦しみの波の絶えない人生の海を、


 明るくわたす大船がある。


 その船に乗り、


 未来永遠の幸福に生きるためである」


主著『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』の冒頭に、つぎのように記されている。


「難思(なんし)の弘誓(ぐぜい)は、


 難度海(なんどかい)を度する大船、

 無碍(むげ)の光明は、


 無明(むみょう)の闇を破する慧日(えにち)なり」

   (『教行信証』)

(「なぜ生きる 」P114-115より)



今回は、日常の経験で感じる「意味」をもとに考えてみました。

「自分はどうだろう?」

「この場合はどうかな?」

いろいろ思いをめぐらせて見ると、新たな発見や気づきがあるかもしれませんよ。


■┓徒然なる ●┓
┗● ひとり言┗■


なぜ、彼女ができないのか。

いよいよ人生最大の不条理に取り組む時が来ました。

恋人がいないのは自分に魅力がないからと思っている男性は、


500パーセント間違っています。


唐突ですが、こんな「え?」と思わせる内容が書かれてある本があります。

男のための自分探し

すでに10万部を突破しているベストセラー。


誤解を恐れずに言えば、「結婚」は人生の唯一にして最大の幸福です

堂々と、第1章の見出しから、こう言ってのけている本です。


何でまたこんな話題を?と思う人もあるでしょう。

私の記事は、メルマガで配信し、アメブロやミクシーにもアップしています。


そのアメブロとかミクシーには、それぞれニュース欄があって、


彼女ができないとか、彼氏をどうする、とかいった話題が多すぎるほど


いっぱい載ってるわけです。

参考までに、たとえばこんなの。


物心ついた頃から幾度となく聞いたり聞かれたりしてきた


「どんな男の人がタイプ?」という質問。

いつも何となくそれらしいことを答えて来たような気がするけれど、


今、改めて本気でこの質問を突きつけられたら、あなたは何と答えますか?

子どもの恋愛はそろそろ卒業(であろう)20代のビジネスウーマン499名は、


「恋人の絶対条件」をこのように考えています!


Q.恋人を選ぶ際の外せない条件は?

1位 優しさ     71%

2位 誠実さ     67%

3位 安心感     59%

4位 頼りがい    53%

5位 金銭感覚の一致 42%

http://cobs.jp/enquete/realranking/2009/08/18_2.html


「突っ込んでいいですか?」

と言いたくなってしまうんですが、ムズムズするのを抑えて、


今回はやめておきましょう。


さて、最近、芸能界史上最速の離婚(72日間)と言われ、


ニュースになっていた女優さんがありました。


私の大学時代に、NHKの朝の連続テレビ小説でヒロインをしていて、


当時は、よく見ていたので、残念な気持ちにもなったんですが、


それにしても速い……。


「私自身よりも私を大切にしてくれ、


この先どんな状況が訪れようとも繋いだ手を


決して離さないでくれる人だと思っています」


これが、入籍後、その女優さんのブログに載っていた言葉だったんですが……。

ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-君を放さない


恋人を選ぶ際の外せない条件として、


条件どおりの男性を選んだはずだと思うのですが、


思うままにはならぬ世の中。



そういえば、最近、テレビをつければ、


酒井法子さんのニュースばかりで、


同じく結婚した相手のことが問題になってます。



昼ごはんを食べながらテレビを見ていたら、芸能ニュースで、


「酒井法子が、どうしてこんな男と結婚することになったのか?」


という経緯を追求していました。


「恋は盲目」


「恋の病に薬なし」


「縁の目には霧が降る」


などと言われますから、「なんで……」「どうして……」と追求すること自体、


あまり意味をなさないかもしれませんね。


盲目になる前に、病にかかる前に、霧が降らない前に、


男のための自分探し 」を読んでおかれることを、


男性の方にも女性の方にも、オススメします。

(*^-^)




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