昨日は、富山県射水市内で、高森顕徹先生 の講話がありました。
演題は、お釈迦さまの有名な言葉、
「人身受け難し 今已に受く
仏法聞き難し 今已に聞く
この身今生に向かって度せずんば
さらに何れの生に向かってかこの身を度せん」
についてでした。
「人身(じんしん)受け難し」の「人身」とは、
人間の体、私たち人間のことです。
「人間に生まれることは大変に難しい」
と言われているのですが、
ん? そんなに難しいの?
と思う人がほとんどかもしれません。
なぜなら、現に、私は既に人間に生まれているのですから。
「日本一の大金持ちになることは難しい」
「選挙で当選するのは難しい」
「ノーベル賞を受賞するのは難しい」
と聞けば、
「なるほど、そうだな」
とチャレンジしたわけでもないけど、誰もが納得。
日本一の大金持ちは、日本に一人だけ。
選挙で当選するのも、限られた人数。
選挙運動で必死になってる候補者の姿を見るだけで、「大変なんだな」と思います。
ノーベル賞は、6部門。世界で選ばれる人はわずかです。
受賞した人の喜びようと、メディアの取り上げ方を見れば、
いかに受賞が困難であるかを物語っています。
じゃあ、人間に生まれることの難しさは?
う~ん、ピンとこない……。
気づいたら人間でしたもの。
そういえば、ドリームジャンボ宝くじが
先月から今月はじめにかけて発売されてました。
当選発表は、今月16日だそうです。
その宝くじで考えてみましょう。
1等の当たる確率は、1000万分の1です。
でも1000万分の1って、どんな確率なんでしょう?
東京都民が1000万人とすれば、当選は、東京都で一人。
(少な~い!!)
宝くじを米粒に例えると、
米粒1000万粒は、10キロ入り米袋が20袋分。
日本人一人当たりのお米の年間消費量は、約60キロ。
実に、3年4か月分のお米。
お茶碗では3300杯分。
それをぶちまけて、
たまたま手に取った一粒が「当たり!!」という確率。
あぁ……。
買う気がなくなってきました……。
orz
だけど、
人間に生まれることは、その比ではないのです!!
地球上に、どれだけの生物の数が存在するでしょう?
哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、
蝶や蜂やアリなどの昆虫、目に見えないダニのような小さな生き物もいます。
あの大きな体のマンボウは、1匹から3億個の卵を産むと言われます。
(せっかく生まれても、ほとんど食べられてしまうそうですが……)
地球上に存在する生物だけを見ても、
それはもう天文学的数字の生物の数です。
人間は、地球上に60数億と言われても、
生物全体から言えば、ほんの一部です。
他の生物に生まれず、人間に生まれることの難しさ、
人間の浅知恵で考えても、気が遠くなるほどです。
では、「人身受け難し」と説かれたお釈迦さまは、
私たちがこうして人間に生まれる難しさについて、
どのように教えておられるのでしょう?
次号で聞いてみましょう。
(*^-^)
■┓徒然なる ●┓
┗● ひとり言┗■
「蛙の面に小便」というフレーズがあります。
「蛙の面に水」とも言われます。
昨日、お話の中で使われた慣用句なんですが、
最近は、あまり学校では習わないらしいので、紹介しておきましょう。
意味は、
どんな仕打ちを受けても平気なようす。
蛙は顔に水をかけられても平然としていることから、
注意されようが一向に動じない厚かましさ
を言います。
「アヒルの背に水をかける」
「牛の角を蜂が刺す」
「馬の耳に念仏」
も同じ意味のことわざです。
(用例)
夜、電気を消してから寝なさい、って何度言っても、言うこときかないの。
いっつもつけっ放しで寝てるんだから!
何度、雷を落としたことか……(ベギラマではないよ)。
蛙の面に小便で、まったく効き目がないね。
個人的には、蛙の面に小便をかけるのは、ちょっとかわいそうな……。
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ぴょんたの
ひまわり日記
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