こんにちは☆
昨日は、岡山の文化講座でご縁のあった方、
また、大阪の文化講座に参加されている方と、
富山での講演会に行って来ました。
仏教史上最大の悲劇と言われる「王舎城の悲劇」といわれる実話についての
解説でした。
これは「仏説・観無量寿経」というお経に説かれている物語です。
跡継ぎのないことに悩む王様夫妻が、占いへと迷い、
奥山で修行する男の寿命が尽きると同時に、世継ぎとして生まれる、と
占師から告げられる。
妃のイダイケ夫人は、修行者のあと5年の寿命が待てず、修行者殺害を計画。
夫のビンバシャラ王を説得し、修行者を殺してしまう。
その後、イダイケ夫人は身ごもるが、恨みを抱いて宿る我が子におそれ、
生むと同時に殺そうと、剣の林に産み落とす。
しかし、剣と剣の間に落ちて奇跡的に助かった我が子を、思い直して育てる
ことになるが、成長と共に凶暴化する我が子のために苦しみ、
その苦しみが縁となり、お釈迦さまのご説法を聞くようになる。
仏教史上最大の悲劇を、いかにハッピーエンドに転回させるか、
お釈迦さまの妙手はいかに??
というお話です。
人間の心の真実が克明に説かれてあり、我が身を反省させられる話でした。
ではでは、今日は、こんなお話を紹介しましょう。
・・・・・・・・・・
お婆さんが近所の人に、愚痴っている。
「あんたの家の嫁はいいなぁ。家では私が暑い最中に買い物から帰って
“ああ暑い暑い”
と言っても嫁は知らん顔しているのよ。
“何とか言わんかい”
と言っても、
“私がなんとか言ったら、涼しゅうなるんか”
とぬかす。
腹が立って腹が立って、
“おまえは他人が来ると小笠原流かなんか知らんが笑顔して、
ペチャクチャしゃべるくせに、私にはろくにものも言わない”
と言ったら、
“よその人にペチャクチャ言わにゃならんから、
せめて家の婆になりと節約しなきゃ”
とぬかしやがる。こんな嫁がどこにいるんじゃろうか」
「私がこんなに苦しんでいるのに少しも案じてくれない。薄情な人だ」
と恨んでいる。
「では他人の苦しみを、どれだけ親身になって心配しているだろうか」
と反省すると身が凍る。
「オレがこれだけ親切しているのに」
「私がこれほど尽くしているのに」
“オレがこれだけやっている”の自惚れが怒りの元であり、
苦しみの根源のようである。
「世話しているのではなく、世話になっているのだ」
「堪忍しているのではなく、堪忍してもらっているのだ」
と心を反転すればどうだろう。苦しみは半減するにちがいない。
善に向かうのが悪いのではない。
これだけオレがやっているという自惚れ心が怒りを呼ぶのである。
幼児のケンカは衝突も早いが仲直りも早い。
今泣いていたかと思うともう笑っている。
小学生は一度衝突すると二、三日ぐらいは口を利かないが、
中学になると、一、二週間になる。
高校生ともなると一ヶ月ぐらい、
大学になると五、六ヶ月はかかる。
社会人ともなると、よほどの仲裁人でも入らぬ限り困難である。
老人のケンカになると、棺桶に入るまで絶望的となる。
オレがオレがの主張は、年を増すごとに強くなるようだ。
(出典:光に向かって123のこころのタネ)
・・・・・・・・・・
ついつい、意地を通してしまう。
「すまなかった」
「ごめんなさい」
これが、スッと言えたら、どんなに楽だろうに…。
(*^-^)
○~思い出日記~○
母方の祖母が、口癖のように言っていた言葉がある。
「オレがオレがの“が”を捨てて、おかげおかげの“げ”で暮らせ」
今回、紹介した話を読むたびに思い出します。
小さい頃、祖父母から聞かされた言葉で、強く心に残っているものが多い。
核家族化が進み、親としか話をしない子供が多いように感じる。
大きくて大切なものを失うことになるのでは、と危惧せずにおれない。
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ぴょんたの
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