こんにちは~☆
今日は、夜に大阪で文化講座です。
夜に講座をするのは、初めてです。
今回は、こんな話を紹介しましょう。
・・・・・・・・・・
明治三十三年に没した、博多の万行寺の住職、七里恒順師は
近代の名僧といわれる。
ある夜、師の寝室へ強盗が押し入り短刀を突きつけ、「金を出せ」と迫った。
まじまじと自分を見ている師に、薄気味悪くなった泥棒サン。
「早く出さぬと、殺すぞ、殺すぞ」
とうろたえる。
「金は床の間の文庫の中にある」
静かに師が答えると、文庫をかかえて慌てて立ち去ろうとした。
「待ちなさい」
「何か、用か」
睨みつける犯人に、おだやかに師は言っている。
「実はその金はのう、仏さまからのお預かりものなんだ。
本堂へいって一言、お礼を言ってから帰りなされや」
威徳に打たれたのであろう。泥棒は素直に本堂にゆき頭を下げて帰っていった。
やがて師に、警察から呼出しがあった。
あの犯人が捕らえられたのである。
「金品を盗られたのなら、すぐに届けて下さらないと困ります」
「いや、盗られた覚えはありませんが……」
「貴師はそう言われても、犯人がハッキリと白状しているのですから」
「それは何かの間違いでしょう。確かにある晩、金がほしいとやって来た者はいた。
だが、その人には仏さまにお礼を言って帰りなさいと、与えはしたが、
盗られたのではない」
いかめしい警官と、さわやかな問答が交わされたという。
刑を終えて出所すると聞いた師は、
「因縁のある男だ。私の寺に会計係がいない、ちょうどよい、働いてもらおうか」
と身受けしている。
感激した彼は立派に更生し、生涯一度のミスも犯さなかったといわれる。
処々方々から集まって、同じ舟に乗り合わせて進んでいるが、
岸に着いたら思い思いに散っていく。
一本の木に多くの鳥が安らいでいても、夜が明ければ、それぞれが餌を求めて
飛び去ってゆくのだ。
向こう岸につくまで、一夜の間だけとしらされれば、どんなに気に食わぬ相手でも
懐かしくもなるだろう。
・・・・・・・・・・
あの人がいや、この人がきらい…。
好き嫌いは誰にでもあること。
でも、どんな人も所詮はわずかのご縁。
一瞬の人生を、嫌な気持ちで過ごすより、果てしない魂の歴史の中の、
ほんの一瞬のご縁と思えば、懐かしい気持ちにもなりますよね。
(*^-^)
○~思い出日記~○
時間のないとき、つい健康補助食品なるものを食べてしまう。
カロリーメイトは、お付き合いが長い。
最初はチーズ味が好きだったけれど、グレープフルーツ味が好きになり、
最近はチョコ味が好きになった。
自分が「これが好き」という気持ちは、一定しない無常のものだなぁ、と
つくづく実感です。
皆さんのクリックのおかげで、ランク上昇中です。
本当にありがとうございます。
今日も、あなたのクリックに感謝
すてきな一日をお過ごし下さい
□━●━○━●━□
ぴょんたの
ひまわり日記
■━○━●━○━■
▼ 日記は、メールマガジンとしても配信しています(PCも携帯もOK)。
毎回、読みに来るのがちょっと面倒、という方にピッタリです。
アドレスは配信以外の目的で使用することはありません。
→【配信申込フォーム】
▼ 【mixi】
もやってます☆
マイミク大歓迎です!!
▼ 【ひらけ!ひまわり!!】
世の中のニュースから切り込む徒然ブログ☆
▼ 【悩めるぴょんたの決断日記】
個人的な思いを載せてるちょっとした秘密的ブログ☆
▼ 【親鸞会公式ホームページ】
親鸞聖人の教えを正しく伝えるための集まりです☆
参加される方の宗教、宗派は問いません☆
はじめての方に、安心してご参加いただくためにご案内しています☆
どうぞお気軽にお問い合わせください☆