昨日から鳥取に来てます。今から電車で岡山に帰るところです。
「なぜ生きる」という本の1部4章(P52)に、
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現今は、“本当になすべきこと”を探求する、人間らしい精神が
危機に瀕しています。科学文明が破壊しているのは、
自然環境だけではないようです。
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という一節があります。それについて、大学生たちと語り合いました。
小学生の頃から、生きてゆくための術は、様々に学んできたけれど、
「本当になすべきことは何か?」
ということについては、考えたことがなかった、と学生たちは語っていました。
一日の中で、携帯電話の画面を見ている時間は2時間以上というのは普通で、
さらにテレビやインターネットで画面に何時間も釘づけですから、
24時間のうち、3時間も4時間もボーっと画面の前にいる、ということになります。
起きている時間の4~5分の1を、そんな状態で過ごしていたら、
確かに“本当になすべきこと”を探求することなど、考えもしないだろう、
と思わずにおれません。
科学が生み出した利便と娯楽に、私たちはかえって時間を奪われ、
真に人間らしい生き方が出来なくなってしまっているのかも知れない、と危惧します。
科学自体は善でも悪でもありませんが、両刃の刃、使いこなせなければかえって
自らを傷つける結果となるのでしょう。
さて、今回は、こんな話を紹介しましょう。
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事業家で大資産を持つS氏には、子供がなかった。
星の数ほどの養子候補者から、一人の青年が選ばれ、
S氏の家に見習いとして入った。
「これは、自由に使ってよいのだよ」
青年を呼んでS氏は、百万円を渡した。
「ははあ、これは僕を試しているのだな」
そう思った青年は緊張顔で受け取った。
その後、S氏も青年も、その金のことについては、何も言わなかった。
親戚や友人は、彼が養子に合格するか、どうか、やきもきしている。
尋ねると「まだ決めていないのだ」としかS氏は答えない。
幾度もそれが、青年の耳にも入る。
一年ばかり経った或る日。
「君、あの金はどうしたかね」
ニコニコしながらS氏は、尋ねた。
「ここに、そのまま持っております」
自分の部屋にとんで帰った青年は、そっくり百万円を、得意気に差し出した。
「何か使えばよかったのに、勿体ない」
そう言ってS氏は、金を受け取った。
青年を紹介した人が呼ばれたのは、その晩であった。
「済まんが、彼の養子の件、とりやめにさせて貰うよ」
S氏はそして、こう言った。
「金は使う為にあるんだよ。金を如何に使いこなすかだ。
金をジッとしまいこんでいるような人間には、到底私の大切な事業を
ゆずることはできないよ」
“金は使う為にある”
この平凡な真理を知らない者が多い。
身体を使うから体力がつく。
頭を使うから頭脳が良くなる。
絵具がもったいないといって、絵を画かない画家がいたら、もう画家ではないのだ。
人間の為に金があるのであって、金の番に人間がいるのではない。
肝心は、“どう使うか”である。
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お金を何に使えば幸せになれるのか?
人間にとって本当の幸福とは何かがわからなければ、お金も生かされません。
○~思い出日記~○
先日の大阪での講座のあと、参加された方と少し話をする時間がありました。
同じ30代同士で話をしますと、いろいろ知らされることがあります。
自分はどうかな?と自らを振り返ってみたとき、以前に比べると
「自分を変えよう」
という意識が弱くなっていることに気づき、恐ろしく思いました。
昨日よりは今日、今日よりは明日、少しでも前進しよう、向上しようという心が
けが一番大事だと教えられます。
・良くないと思ったらすぐやめる。
・良いと思ったらすぐ実行する。
常に新鮮な空気に自分をさらして、刺激を与え続けて、より人間として向上して
行けるように努力を重ねないといけない、と反省しました。
いろいろな人との出会い、また読書は、非常に刺激的でモチベーションが
あがります。
向上のスピードアップを図ってゆきたい、そう思う今日この頃です。
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ぴょんたの
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